クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

りんどう~銀河鉄道の夜

2022-08-18 | クリン花便り

 みやざわけんじ(宮沢賢治)の『銀河鉄道の夜』について 

書いていると、

思い出すのは、りんどうの花です。

 (途中・1ヵ所、出てくるんです

「ごとごとごとごと、その小さなきれいな汽車は、そらのすすきの風にひるがえる中を、天の川の水や、三角点の青じろい微光(びこう)の中を、どこまでもどこまでもと、走って行くのでした。

「ああ、りんどうの花が咲いている。もうすっかり秋だねえ。」カムパネルラが、窓の外を指さして云いました。

 線路のへりになったみじかい芝草しばくさの中に、月長石ででも刻きざまれたような、すばらしいのりんどうの花が咲いていました。

「ぼく、飛び下りて、あいつをとって、また飛び乗ってみせようか。」ジョバンニは胸を躍おどらせて云いました。

「もうだめだ。あんなにうしろへ行ってしまったから。」
 カムパネルラが、そう云ってしまうかしまわないうち、次のりんどうの花が、いっぱいに光って過ぎて行きました。

 

 友だちを助けようとして、おぼれ死んだ・少年カムパネルラ

 その彼のことが 大好きだった・少年ジョバンニが、

死出の旅路に 途中までつきあう・・

 

実は それが、

『銀河鉄道の夜』という・お話です。

(🐻そういえば、お盆には、りんどうの花が よく・添えられるっけ

 

 美しい・天上界の花を、クリンたちも 

お供えしました。

(※お父さんコーナーも、今夜はしっとり

 

 

 

コメント (24)
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