さて
、いくつかの「宮沢賢治にちなむ・お菓子」を
とりあげて来ましたが、
今回、
岩手県花巻市の ふるさと納税で
買いそこなったものが あります
たとえば
『セロ弾きのゴーシュ』にちなむ、ゴーシュのサブレ
「在庫なし」で、
うちのチットを ガッカリさせました
「
あ~あ、残念
わたし、宮沢賢治の中でも特に『セロ弾きのゴーシュ』が好きなのに・・
いや、
お話がどうとかじゃなくて、
チェロを練習するゴーシュのもとにやって来る
子だぬきがね
クリンに似てて、かわいいの
」「えっ?🐻」
まあ、それはともかく・・
クリンが一番・食べてみたい「宮沢賢治スイーツ」は、
現実には
存在しないのですが、
『銀河鉄道の夜』に登場する、
「鳥の脚の砂糖菓子(みたいなやつ)」
です
ご存じの方は、すぐ「ああ、あれね
」と お気づきになるでしょうが・・
主人公の、ジョバンニとカムパネルラが、
銀河鉄道に 乗ってきた🚋
渡り鳥をほかく(捕獲)する「鳥捕りのおじさん」
に
すすめられて 口にする、
鳥(サギ?)の脚・・
じっさい、食べてみると
甘い・砂糖菓子のようなもので、
ふたりは ホッとする
そんなシーンが あるんです。
子どものころ、大好きで何度もくり返し見た、「アニメ・銀河鉄道の夜」・・
その中でも ひときわ
幻想的に 美しく描かれるシーンのひとつで、
忘れられません。
毎年、七夕に「天の川」っていう・ようかん(京都・七條甘春堂)を
買っており、
それに、らくがん(小布施堂の落雁)を添えて
自分なりに
「鳥捕りの砂糖菓子の世界観」に
近づけているのですが・・
本場(宮沢賢治の故郷・岩手県花巻市)で作られた、
「鳥の脚の砂糖菓子」を
食べてみたい。
と
もっぱら・ねがっています
(それが叶ったら、「ほんとうのさいわい」ですね 地元のお菓子屋さん、よろしくおねがいいたします🐻
)