クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

さよなら八重洲ブックセンター

2023-03-05 | 本と雑誌

 東京駅・目の前にある「八重洲ブックセンター本店」が 閉店するそうです。

 やえす(八重洲)口から、道路を挟んですぐ という好立地から

東京駅近辺で働くビジネスマンに 愛されてきた

しにせ(老舗)書店ですが・・

ここら辺の再開発に 伴い、

3月31日以降、建物が こわされるそうです

 うちのチットは、ビジネスとはおよそ「縁遠い」ですが、

「八重洲ブックセンター内の中2階・喫茶店」には

15年ほど前、しょっちゅう・来ていたので、

このたび、惜しむ気もちで 訪れたら

 なんと きっさ(喫茶)店は、ドトールに変わっていました。(ショック

 当時、仲が良かった・友だちが、東京駅の近くのGaba(英会話教室)に 通っていて、

よく・あそこ(にあった喫茶店)で

待ち合わせをしていた

とのことですが、

 ドトールに変わった時点で、

ブックセンターへの客足は衰えていた・・

ということなのかな?

さびしく思いました。

 なにしろ  そこの「直営・喫茶店」でお茶しているおじさんたちは、タダモノじゃなかった

なにがしかの「役職」に ついていたり、

引退後も「講演を聴きに週一で上京してます」みたいな風情の

立派な おじさんたちばかり

だったそうです。

(作家・著者のサイン会も、やっていたよなあ~)

なんて、

出版全盛の時代に、思いをはせました・・🐻🌈

 クリンたちは、記念に、お母さんご所望の「岩波・国語辞典」を 買い、

 無料でおいてあった、岩波書店の『図書・2月号』を いただいて帰りました

 

(※さすがですよね こういうサービスがあるころが一流の書店です

一昔前に八重洲ブックセンター中2階でコーヒーを飲んでいたおじさんたちは、きっと『図書』に掲載されている学術論文並みに難しいエッセイを読み、挟まっている「書籍注文書」に欲しい本の番号を書いて、岩波書店・営業部に送ったりしていたんでしょうね

 

 

コメント (44)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする