この夏(も)、海に行かなかった クリン家
では、
3ヶ月前に
ろくが(録画)された・映画が、
何度か
再生されていました。
「グラン・ブルー(LE GRAND BLEU)」っていう、
30年くらい前の 映画です。
「グラン・ブルー」は、
フリーダイビングに 生きる・男たちを描いた、
海の映画で、
ぶたい(舞台)は イタリアの島なのですが、
その「映像美」と、
シンプルなのに 本しつ(質)的な もんだい(問題)を 投げかける
テーマ性
に、
全世界が 共めい(鳴)した作品
です。
わが家にも、そのねっきょう(熱狂)の ざんしょう(残照)が
あったりします(本棚の上)。
クリンたちは、
公開から 10年後くらいに、初めて見たのですが、
そのころは
しん(親)友のチット・ともども、若かったため、
「海に魅了されすぎて、女を捨てて 海底に死にに行く・男の気持ち」
なんて
わかりませんでした。
しかし・・・
それから だいぶたつ・今は、
せつな(刹那)的にしか 見えなかった 天才ダイバーたちの
「陸の上での生き方」
というものが
りかい(理解)できるようになり、
「
まだ見ぬ海の底へ行くために、陸でのすべてを捨ててしまう・・
そんな選択も、
あの人たちにとっては
必然だと
捉えることが できるようになった。」
と
しん(親)友・チットは 言ってます。
「
何かを極められる、特別な資質を持つ 男たちには・・、
恋人の愛や
家族の情を
もってしても
とめられない、
追いかけるべき世界が あるのね。。
男女の差、といえば、それまでなんだけど・・・
こんなに いろいろ考えさせられる映画だなんて、昔は気づかなかった
・・・それにしても、すべてを包み込む、キレイな映像だよね~
青い海・・
夜のイルカ・・
海の底・・・
オシャレなバー
男と女
か。
お酒飲まずに いられないね」
といって、
しん(親)友・チットは、
ネーム買いした
しょうちゅう(焼酎)「グランブルー」を のみはじめた、のですが・・・
「
安かったから 仕方ないんだけど、
美味しくないわ・・。
何か、
味付けるもの、持ってきてくれる?」
と
クリンに うったえました。
(・・・たしか、青色系とう(統)のリキュールが、あったはず。。)
(これだ!)
(トトト・・・) 「あっ
みどり色だった
」
「
緑茶リキュールかあ~・・。 『DOVER』ね。
ドーバーって いったら、、
イギリスとフランスの間の海峡の 名前だよ。」
と、
チットが ビミョ~な 表じょう(情)
に なりました。
「ちょっと・・場所、ちがったね。」 「
・・・う~ん。。」
エンゾ、ご存命だったんですか!!!!
てっきり、ジャックに送られて、海の底へ沈んでいったものとばかり、クリンたちも信じておりました
ジャン・レノは、あの時たしかにステキでしたが、その後、出すぎなくらい映画に出まくったので、グラン・ブルーのころのしんせん(新鮮)さがうすれたかな・・な~んて思います☆
ジャックのはいゆう(俳優)さん、あらためて見ると、すごい好えん(演)してます
昔見たときは、イルカと話ができちゃったりしてて、この人、大丈夫かな・・?なんて思ってましたが、あらためてみたら、きちんとピュアでみりょく(魅力)的な男性でした
ジャック・マイヨールさんが、日本にいらしてたことと、その後自ら天国に行かれたこと、クリンたちも聞いていました。
うれしさ⇒ショックでした。。うう。
今回たまたまBSで完全版をやっていて、ろくが(録画)できて、よかったです
ラストシーンにぞくっとしました!
クリンたちも、山のぼりもダイビングもしませんが(だって、もぐってるさいちゅうに、ジュゴンとかに会ったらコワイし・・)、深い海の底を2人がめざしそうとした心が、なんとなくわかった気がしました~
きかい(機会)がありましたら、また、ごらんになってみてください
BGM(音楽)も、やっぱりすばらしかったです
ただ、「グラン・ブルー」(仏伊合作)ヴァージョンじゃない、「グレート・ブルー」(米)は、同じ話なのですが、ラストシーンがアメリカ人向けのハッピーエンドにつくりかえられているそうです。
そっちだと、本当のグラン・ブルーではない気がします・・
ようちゅうい(要注意)
チットの本だな、ほめてくださって、ありがとうございました
チットのブックレビューはじまると、れきし(歴史)オタクブログみたいになっちゃうから、ちょっとヤダな~
でも、ふつうめな本、またレビューしたいと思います
クリンより
エンゾがジャン・レノで、彼がブームだったのもあって、「グラン・ブルー」当時確かに見たんですが、
その時は、
ただただ海が美しい、イルカが凄い、可愛いと見惚れていたと思うのです。
で、ライバルのエンゾが映画ではなくなったように思えたのですが、そう信じており、
つい最近までご存命だった、しかもご長寿の85歳だったのを知りました。
ジャック・マイヨールは親日家で私の県に別荘があった事でも有名でしたが、死因が自殺が辛いですね。
鬱になるほど、陸上は生き辛い場所だったのでしょうか。
あのニュースの時は心が痛みました。
で、当時、ただ美しいだけで引きこまれる映画だったのですが、
私は登山に惹かれる人の心理が解らない如くに、
フリーダイビングに魅せられる人が解らないで映像の美しさのみで見ていました。
今度、見直してみようと思う次第です。
下の蔵書、背表紙も見事です、これからも色々レビューお願いいたします。
お酒、2種類とも美しい、
味は存じませんが、色は十分眼福である事には間違いないっ!