クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

クリン名画館・16~速水御舟「晩蝉」

2012-09-08 | クリン名画館

あれだけ、うるさかった

セミのなき声が、 

すっかり 弱くなりました

そして ここにも、

夏の なごりをおしむ

一匹の 「油蝉」が・・

Img_8415_2 <速水御舟 「晩蝉」 1926年>

「写実と幻想」の画家、

ぎょしゅうは、

どんな・しぜん(自然)の 一こまにも

美を見つけ、

えがき出すのが

とくいでした

セミがとまった、クリ(栗)のえだ。

それは

夏から秋へとうつる 季せつ・そのもの

そう、ちょうど

Img_8408_2  今の季せつの いっしゅんを、

ぎょしゅうは 見つけて

かいたのです

昼は、「晩蝉」・ないてても、

夜は、すず虫・なくような・・

Img_8364 そんな・季せつの いっしゅんを、

ぎょしゅうは見つけて かきました

 

 

 

 

 

 

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残暑と初秋の俳句

2012-09-07 | 歳時記

「 石も木も

  まなこ(眼)に光る あつさかな 」 (向井去来)

いまだ、

Img_8311 はれた日の日ざしは、

ジリジリと

クリンを あぶりやき(焼き)にしますが、

Img_8312 (強火の遠火

かくじつに

夏は、とおのいて・います。


「 はつあき(初秋)の 

   簾に動く 日あし哉 」  (正岡子規)

Img_8123 (かとりせんこう、しまおう

わしつ(和室)の西日は

やわらかです

 

 

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トルコレースの敷物

2012-09-06 | くらし

せっかくの、「陶花」

どこにどうやっておくか、

考える クリンです。

Img_8392_2 チットの さいしゅうもくひょう(最終目標)は

ガラスの円テーブルに 

レースあみ(編み)のクロスをかけて、

陶花を中央におく。

そのために

「レースのクロス」がひつよう(必要)で、

「そのうち、クリンに編んでもらおう♪」

などと

言っています。

Img_8393 <トルコで買ってきた、手編みレース>

・・・・

こんなの、

はたして・クリンに あめるんだろうか?

(しかも、10倍くらいの・めんせき)

 

一生かかりそう・・・ Img_8395

でも・・

しん(親)友・チットは ゆめみてます

いつか

「陶花」と「レース」の まるテーブルで

ブランデー紅茶を 

のむ日が来るのを・・

Img_6878 ←イメージ(BGM:ピアノソナタ)

・・・・・

やる前から、あきらめては

ダメ

そうよ。

Img_8412 とるこに りゅう(留)学すれば、いいんだわ

さっそく・やる気をおこし

とるこについて

下しらべをはじめたところ、

Img_8411 「そこまでしなくていいよ・・」

って

とめられました

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陶花~エインズレイの置物

2012-09-05 | クリン花便り

チットは子どものころ、

いとこの家にあった、

とうき(陶器)の花に

あこがれていました

Img_8391 (←こんなやつ)

まるい、

ガラステーブルの中央に おかれた

つくりものの花は、

ヨーロッパのクラシック・そのもので

ステキだったそうです

と、いう話を

15年前、友だちにしたところ

今年、もらえました

Img_8389 <エインズレイ/ハワードスプレイ・フッテドボールフラワー>

わあ・・

これが、

おうしゅう・こてん(欧州古典)

「いつか、家にも

 あんなの置きたいな。」って 言いながら、

一向に

手がとどかないのを、

あわれんだ・あさこちゃんが

くれたのです

「お宅の円テーブルにどうぞ♪」(メモ)

・・・・・

なんという、

ぎょうこう(かんじ:僥倖)

まちつづけると、

叶うこと、あるんだね。

さっそく、おいてみます

Img_8398 ・・・・・

ただ

わが家の まるテーブルは

Img_8397 「中華風」だった

 

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アンデルセン・裸の王様

2012-09-04 | 日記・エッセイ・コラム

ヨロヨロと

川から家に もどってくると、

チットがきたく(帰宅)していました

・・・・

アヒルの子が、出て行っちゃったぁ~

Img_8368 (膝で泣くクリン

「・・クリン、元気出して。

 ほら、いいものあげる!」

と言って、

チットは包みを とり出しました

Img_8388 (誕生日にジェマちゃんからもらったプレゼント)

・・・これは、

ふく(服)?

Img_8369 「クリンに似合うよ。あげる

Img_8379 ・・・かわいい

アンデルセンどうわ(童話)に出てくる

おひめさまみたい?

加えて、

ジェマちゃんからの カードには

Img_8383 元気なクリンの 写し絵が

Img_8387 「クリンちゃんはひまわりのイメージがあるので・・」(ジェマ)

気もちまで

明るくなった・クリンです

でも、

なんか この絵、

何かににているな・・

手にもった・ものと言い、

これって

Hadaka_2 アンデルセンの、「裸の王様」では・・

あたらしい服ばっか・作らせて

わがままな王は、

「愚か者には、見えない糸で 出来た服でございます。」

と、だまされて

見えないふくを ベタぼめし

はだかでパレードしたそうな。

Img_8384 ・・・・まさか、このふくも

Img_8377 ・・・・

ぬぐっ

Img_8380 「大丈夫だよ!ちゃんと見えてるって」(チット)

P.S 

(9月のアンデルセン童話クッキーも、「裸の王様」

 →http://www.andersen-net.jp/shop/item_detail?category_id=0&item_id=875232 )

 

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アンデルセンの童話クッキーと童話パン~人魚姫・アヒルの子

2012-09-03 | 人気の記事

夏の思い出、といえば、

先日

ひと夏の、みじかい・出会いと別れが ありました

クリン家に この夏

「みにくいアヒルの子」が

やって来たのです

Img_8290 (アンデルセンのパン:210円)

この夏、

チットとお母さんの間では

「アンデルセン童話」が ブームでした

<立原えりか著 「アンデルセンへの旅」>

Img_8070 二人そろって、

アンデルセンにくわしい、どうわ(童話)作家の・エッセーに

はまり

デンマークの 古いお話の世界に

あそんでいました

アンデルセン、と言えば

だれもが知ってる

・おやゆび姫

・人魚姫

・醜いアヒルの子

・マッチ売りの少女 など、

かなしくも、うつくしい・ゆめ(夢)に ひたれる

ストーリーで知られる、

有名人

Img_8071 <マーガレットクラブ読むクリン>

そのお話の、

ロマンのかたちを、パンにこね、

やいて・売ってる「アンデルセン」では、

月がわりで、

「童話パン」と「童話クッキー」が

ひっそり・ていきょう(提供)されています

Img_8010 <8月の缶入りクッキーは、「人魚姫の初恋」(2415円でした)

そして、8月のどうわパンが、

「醜いアヒルの子」

Img_8291 実は、白鳥の子だった、「アヒルの子」は

小さい時、

かわいくなくて いじめられました

大丈夫だよ

クリンは、いじめないし、守るから

Img_8292 なかよくしようね

やくそくする、クリンでした

ところが、

よく朝のこと

アヒルの子のすがたが

見当たらなくなっていました

Img_8295

Img_8296 ・・・

「私たち、もう済んじゃったから、

 クリンも早く、パン食べちゃいな。」(チット)

Img_8327 ・・・うん。。

・・・・・

一体、

どこに行って しまったんだろう?

Img_8365 オーイ!

・・・かくれているのかな。Img_8367 (棚)

アヒルの子が しんぱいで、

いても・立ってもいられなくなった、

クリン。

お外に さがしに行きました

Img_8319 (はあはあ

いないな・・

近所のこった川ぞいを さがしまわりましたが、

ヨウとして

ゆくえは 知れませんでした

・・・・・

クリンが がっくり・かたをおとしていると

仲良しのスズメが

声をかけてきました

「クリン、どうしたの?」

Img_8323 「アヒルの子、さがしてるの。本当は白鳥だけど、知らない?」

すると、

「・・・・見てないけど、

 白鳥なら、

 こんな暑い日本には いられないはずだから、

 すずしい・よそへ 行っちゃったんじゃ、ないのかなあ。

 朝からいないなら、

 今ごろはもう

 多摩川あたりに出ているんじゃないのかね。」

スズメは おしえてくれました。

・・・・・

そうだったんだ・・

ごめん、アヒルの子。

Img_8321 クリンの家、れいぼう(冷房)が こわれているから・・

                                  

 

 

 

 

 

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