せっかくの、「陶花」
どこにどうやっておくか、
考える クリンです。
ガラスの円テーブルに
レースあみ(編み)のクロスをかけて、
陶花を中央におく。
そのために
「レースのクロス」がひつよう(必要)で、
「そのうち、クリンに編んでもらおう♪」
などと
言っています。
・・・・
こんなの、
はたして・クリンに あめるんだろうか?
(しかも、10倍くらいの・めんせき)
でも・・
しん(親)友・チットは ゆめみてます
いつか
「陶花」と「レース」の まるテーブルで
ブランデー紅茶を
のむ日が来るのを・・
・・・・・
やる前から、あきらめては
ダメ
そうよ。
さっそく・やる気をおこし
とるこについて
下しらべをはじめたところ、
って
とめられました
チットは子どものころ、
いとこの家にあった、
とうき(陶器)の花に
あこがれていました
まるい、
ガラステーブルの中央に おかれた
つくりものの花は、
ヨーロッパのクラシック・そのもので
ステキだったそうです
と、いう話を
15年前、友だちにしたところ
今年、もらえました
わあ・・
これが、
おうしゅう・こてん(欧州古典)
「いつか、家にも
あんなの置きたいな。」って 言いながら、
一向に
手がとどかないのを、
あわれんだ・あさこちゃんが
くれたのです
「お宅の円テーブルにどうぞ♪」(メモ)
・・・・・
なんという、
ぎょうこう(かんじ:僥倖)
まちつづけると、
叶うこと、あるんだね。
さっそく、おいてみます
ただ
わが家の まるテーブルは
ヨロヨロと
川から家に もどってくると、
チットがきたく(帰宅)していました
・・・・
アヒルの子が、出て行っちゃったぁ~
「・・クリン、元気出して。
ほら、いいものあげる!」
と言って、
チットは包みを とり出しました
・・・これは、
ふく(服)?
アンデルセンどうわ(童話)に出てくる
おひめさまみたい?
加えて、
ジェマちゃんからの カードには
「クリンちゃんはひまわりのイメージがあるので・・」(ジェマ)
気もちまで
明るくなった・クリンです
でも、
なんか この絵、
何かににているな・・
手にもった・ものと言い、
これって
あたらしい服ばっか・作らせて
わがままな王は、
「愚か者には、見えない糸で 出来た服でございます。」
と、だまされて
見えないふくを ベタぼめし
はだかでパレードしたそうな。
ぬぐっ
P.S
(9月のアンデルセン童話クッキーも、「裸の王様」
→http://www.andersen-net.jp/shop/item_detail?category_id=0&item_id=875232 )
夏の思い出、といえば、
先日
ひと夏の、みじかい・出会いと別れが ありました
クリン家に この夏
「みにくいアヒルの子」が
やって来たのです
この夏、
チットとお母さんの間では
「アンデルセン童話」が ブームでした
<立原えりか著 「アンデルセンへの旅」>
アンデルセンにくわしい、どうわ(童話)作家の・エッセーに
はまり
デンマークの 古いお話の世界に
あそんでいました
アンデルセン、と言えば
だれもが知ってる
・おやゆび姫
・人魚姫
・醜いアヒルの子
・マッチ売りの少女 など、
かなしくも、うつくしい・ゆめ(夢)に ひたれる
ストーリーで知られる、
有名人
そのお話の、
ロマンのかたちを、パンにこね、
やいて・売ってる「アンデルセン」では、
月がわりで、
「童話パン」と「童話クッキー」が
ひっそり・ていきょう(提供)されています
<8月の缶入りクッキーは、「人魚姫の初恋」(2415円でした)>
そして、8月のどうわパンが、
「醜いアヒルの子」
小さい時、
かわいくなくて いじめられました
大丈夫だよ
クリンは、いじめないし、守るから
やくそくする、クリンでした
ところが、
よく朝のこと
アヒルの子のすがたが
見当たらなくなっていました
「私たち、もう済んじゃったから、
クリンも早く、パン食べちゃいな。」(チット)
・・・・・
一体、
どこに行って しまったんだろう?
アヒルの子が しんぱいで、
いても・立ってもいられなくなった、
クリン。
お外に さがしに行きました
いないな・・
近所のこった川ぞいを さがしまわりましたが、
ヨウとして
ゆくえは 知れませんでした
・・・・・
クリンが がっくり・かたをおとしていると
仲良しのスズメが
声をかけてきました
「クリン、どうしたの?」
すると、
「・・・・見てないけど、
白鳥なら、
こんな暑い日本には いられないはずだから、
すずしい・よそへ 行っちゃったんじゃ、ないのかなあ。
朝からいないなら、
今ごろはもう
多摩川あたりに出ているんじゃないのかね。」
と
スズメは おしえてくれました。
・・・・・
そうだったんだ・・
ごめん、アヒルの子。