はこがゆく

~ フランスからモーリシャスへ ~

サイクリング

2006-09-10 17:02:42 | Weblog
今日は快晴で気温もほど良いので
ブーローニュの森でレンタサイクル。

1年のうちでも最も公園日和じゃないか
っていうぐらいいい天気だった
お陰で沢山の人、人、人。
それでも公園自体が広いので不快な混雑ではない。

自転車が盛んな国だけあって
サイクリングをしている人も多いけど
自転車専用道路とかがあるわけではないので
小金井公園とかでサイクリングするよりは気を使う。

1時間程度走って帰宅。

それにしても、せっかくいい天気のところに
気分転換に行ったのに明日初出勤ってことが頭をぐるぐる。
特に考えるべきことはないのに。むむぅ。

にこにこ

2006-09-09 19:32:12 | Weblog
パリのマレ地区の近くにあるコーヒー豆屋さん
に試しに入ってみた。
店内、いい匂いがする。

せっかくだから豆を買うことにして
店員さんにどれがいいか相談する。
すると、「日本人ですか?」と日本語で聞かれた。
はい、というと「いらっしゃいませ。」といわれた。

Hが日本語話せるの?と聞いたところ
少しだけ、彼女が日本人だから、、とのこと。
どうやって勉強したの?ときいたら
ジュンク堂(パリの日本語書籍専門の本屋)に
ニコニコという子供用日本語勉強キットがあるよ、
と言われた。

そのあと、私の名前はOOです。
私は日本語の学生です。
など、一通りの自己紹介を日本語でしてくれた。

にこにこ、チェックしてみよう。

いよいよ働けちゃいますっ!

2006-09-08 16:27:29 | Weblog
待ちに待った健康診断。
13:30から92県のChatillon-Montrouge
にある外国人・移民受入庁(ANAEM)にて。

なんとなく朝から緊張でお腹が変。
(私はなにかあるとすぐお腹にくる。)

ちょっと早めに家を出てメトロに乗る。
少し迷ったりしつつも13:10分到着。

まさか開いていないだろう、と思ったら
窓口が開いていて受付をしてくれた。
このときの待ち人数、たったの2人!

さくっと受付が終わって
1分も待たないうちに名前を呼ばれた。
まだ13:30じゃないのに。すごい幸せな気分。

内容は2年前と同じように
身長、体重、視力検査、X線検査ののち問診。
レントゲン用のガウンがあったのが
2年前に比べると進歩。

問診の先生は白衣ではなく思いっきり私服。
イッセイミヤケみたいなモダンなお洋服。
仕事なにするの?病歴は?ワクチンは?とか。
そんな仕事ならフランス語で仕事するのね?
といわれて思わず
”ゆくゆくはそうですけど、はじめは多分英語で平気
だと思います。”と言わなくてもいいことを答えたところ、
あら、英語のほうが得意なの?と言って
その後英語に切り替えてくれた。
なんだか今までのフランスのイメージと違う。
イメージアップキャンペーンでもやってるのか?

そんなこんなで無事終了。全部で30分足らず。
ここ本当にフランスだよね?と疑いたくなる位快調。
イメージだけじゃなく効率アップキャンペーンも??

しかし、終わってから後ろをみるとずらっと待ち行列が。
そうよねぇ。ちょっと早めにいってよかった。

この検診が終わった時点から働き始められます、
と受付の人に言われた。滞在許可証の召喚状は
別途県庁から郵送されてくるらしい。
それをもって県庁で受領して終了。

レントゲン写真をお土産にもらい、ひと安心しつつ帰宅。

というわけで予定通り、来週月曜9月11日から出勤。
ただ待ってるだけだけど、長かった!

勝利の裏で

2006-09-07 21:50:32 | Weblog
昨日、ユーロ2008への決勝出場権をかけて
フランス対イタリアのサッカーの試合があった。
フランスチームはW杯の悔しさを晴らすことができた。

その試合、サッカー以外の部分でも話題になっている。
というのもフランスチームのリリアン・テュラム選手が、
68人のアフリカ系移民をこの試合に招待したから。
彼らはパリ郊外のカシャン市の大学旧宿舎に
住んでいたところを強制撤去させられた人たち。

大学旧校舎はフランス最大の違法住居占拠地と
言われていたところで500人以上が住んでいた。
先月17日に強制退去させられた人々の多くは
今、カシャン市の体育館に寝泊りしている。

私自身、バンリュー(郊外)の問題について
イコール移民の問題、とするのは短絡的過ぎる
とは思うものの、明確な見方・意見を持てずにいる。
まずはもうちょっとちゃんとした現状把握が必要。

それはともかく、人として信じることを実践する
テュラム選手には説得力がある。

くもの巣

2006-09-06 18:42:58 | Weblog
同じ家にずっと住んでいると掃除しないエリア
というのがどうしてもでてくる。
天井の隅、なんていうのはその最たるもの。

リビングの天井の隅にくもの巣が張っている。
しかもちっちゃい虫の戦利品つき。

家の周りはパリに比べて草木の多いエリアなだけに
くももそのえさになる虫もいるんだろう。

くもは害虫を食べてくれるからいい
と聞いていたのであまり気に留めていなかったが
やっぱりくもの巣をほうっておくのも美的に
あんまりよくないんじゃないかという気がしてきた。

でもほうきではたいて自分の顔に落ちてくるのも嫌だし
掃除機で吸い込むのもなんとなく気が引けて
まだそのままになっている。

どうしようかなぁ。

ひさしぶりに

2006-09-05 16:13:50 | Weblog
髪を切りに行った。

今回は語学学校で知り合った日本人の友人から
紹介してもらった日本人の美容師さん。
パリにある美容師さんのおうちまで出向く。

前回切ったのは日本に一時帰国した4月。
それから今までほってあったので
だいぶ大変なことになっていた。

指定されたマンションの扉をノックすると
中から東京の美容室にいそうな
おしゃれなおねえさんが出てきた
(お姉さんといっても年下かもしれない)。
期待がふくらむ。

結果、おかっぱとか高校生にはならず
痛んでいた部分もなくなって、いいかんじになった。

渡仏以来ずっと髪型に困っていた私にとって
この美容師さんはパリでやっと出会えた救世主のような方。
どうか私より先に日本に帰国、とかされませんように。

写真は持っていった切抜き。
この人自身がかわいいんじゃん、てつっこみはなしで。

高いところ、デビュー

2006-09-04 21:14:11 | Weblog
日本から来ている友人に会った。

久しぶりに一緒にお茶して
日本語でのおしゃべりを堪能したあと、
彼女の提案でパリ屈指の観光名所に行くことにした。

エッフェル塔。

在住ほぼ2年にして初めて登るという
イベント的要素と、ちょっと高所恐怖症なこと
もあいまって並んでいる間、心の中で大いに盛り上がる。

高さは3段階から選べる。
2段階目で友人には妥協してもらう。

やー高い。なかなか興奮。
思考停止させて「怖い」という思いをごまかしつつ。
思っていた以上に楽しかった。

エレガンス

2006-09-03 19:06:51 | Weblog
Aさんとの会話から。

私:フランス語は直接的ではない表現をする言語だね。
  少なくともアメリカの英語よりはそう感じるよ。 

A:もしかしたらそれはフランス人が共通して持っている
(社会的身分とか関係なく)価値観の現れかもしれないね。
フランスでは何かを表現するときに「エレガント」
であることを重視するね。たとえば極端(extreme)であることは
「エレガントではない」として好まれない傾向にあるね。

結果、ラジカルな思想・意見を持っていても
それをそのまま表現するのではなく
レトリックを持って表現する=
場合によってはまわりくどい、ということかしらん。

「相手の顔を立てる」ため、とか言うよりは
表現そのものとしてのエレガントさ、を重視している
ように言っていたのが面白いと思った。

ドイツからのお客様

2006-09-02 21:53:24 | Weblog
Hの友人、Aさんが来た。

Aさんはドイツの大学で助手をしている。
フランスで博士号まで取ったけど(彼はフランス人)、
今のフランスの大学は予算が削減されているだけでなく
ポジションも少なかった、
それに比べたらドイツのほうが良かったから
ということらしい。

彼の個人的なケース、とも取れるけど
もしかしたらもっと一般化できることかもしれない。

EUの国籍を持っていれば楽にEUのどこででも働ける今、
教育するだけして、優秀な人材を外に取られてるようだと
国として先行きあまり明るくない。

各企業がいかにいい人材を集めるか、策を練るように
国にも自国にいかに優秀な人を引き止めるか・呼び込むか
という策が必要なんだろう。

新生活への序章

2006-09-01 22:23:02 | Weblog
9月。

いよいよ働き始めまでカウントダウンな気分。

滞在許可証をまだかまだかと待っていたときは
早く働きはじめたい、と思っていたけど
ニートな生活もあと1週間(予定)となると
ちょっと名残惜しくなったりして。

休み、っていうのは期限があるからこそ
いいんだけど。