元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

オーバーロードの原則

2011-10-08 23:42:15 | 身体
本日は 宝塚教室でした。
今期は また新たに3名の方が入会されました。

トレーニング歴が長い方と、トレーニング歴のない方とでは 体力に差があります。
「ついて行けるかしら?」
と、新しく入って来られた方は 心配されますが、私は 全く心配していません。
今、体力が低くても、必ずトレーニングすれば、どんな年齢の方でも体力は向上しますから。
長く継続している方も 初めは体力が低かったのです。
(定期的に体力測定を行い、個人データを残しています。)

人それぞれの体質、体型、筋バランスに違いがありますが、それに応じて適度な負荷を体に与えれば、人間の身体は その負荷に適応して力をつけるのです。
これを「オーバーロードの原則」と呼びます。
負荷が大き過ぎれば、「オーバーワーク」で筋肉が委縮したり関節を痛めることもありますので、負荷は “良い加減”でなければいけないのですが、「今より、ちょっとだけ頑張る」ことを繰り返せば、筋力は向上します。
今日は 新入会された方々の半年後、1年後が楽しみです。


この「オーバーロードの原則」は 筋力だけでなく、人の能力全てに適応できるのではないかと思います。
「しんどいな~」と思って何もしなければ、もちろん新しい事は身につかないし、今できる事も衰えて、できなくなります。
「オーバーロードの原則」は 人生の教訓にも用いて、自分に負荷を与えるようにしています。
「けっこう頑張ってるよな~私・・・」と思っていたのですが、今夜テレビで100歳の現役ドクター日野原重明先生のドキュメントを見て、グサっ!と気づきました。
まだまだです。

日野原先生は 100歳にして足腰は頑丈で軽やかです。
でも、姿勢は 頭が前方に倒れています。
なぜ、頭が前に倒れているのか?

「あれはね、職業病ですよ。ベットサイドで患者さんに寄り添い、話しかけているからね・・・」

と教えてくださったのは 日野原先生と親交が深い家森幸男先生。
家森先生には お忙しいにもかかわらず、私の相談に応じて下さり、研究計画をお聞きいただきました。
私の研究テーマは 「姿勢」なので、日野原先生のお話もお聞きしたわけです。
アドバイスをくださって、県への助成申請も進めてくださり・・・・・・いつの日か論文を仕上げる約束を・・・・・
あ~~~
日野原先生を拝見して、日野原先生の生き方にも感動しましたが、家森先生のお顔が浮かび・・・・・
グサっ!
ほんまに頑張ってるか?私・・・・・・


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