元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

肩、その後・・・

2009-02-09 23:14:04 | 身体
その後、娘の 抜けてはいないが不安定な肩は そのままで、今日・明日は クラブの貴重な休みを有効利用して、治療家のNさんに診てもらいました。

肩関節を包む関節包に炎症が起きていて、インナーマッスルや関節包が行う肩の安定機能が失われ、肩関節の前後に不安定性ができたようです。
もしくは もともと肩が不安定(ルーズショルダー)なため、ぐらつきが炎症を起こしたか??
通常、肩の関節は 前からも横からも上がる位置は 頭の横まで。
しかし、娘の肩関節は 異常に柔らかく、頭の後ろまで、気持ちが悪いぐらい(私は 異常と分かっているので、そこまで行くと顔をゆがめてしまう。。。)動きます。
小さなころから 少しのずれをなんどか繰り返し、そのつど、なんとかしていました。

この肩のタイプは ピッチャーやスイマーにも多いのです。
異常なほど柔らかいけれど、筋力があるならば、柔軟性+筋力で弾力性となり、素晴らしいパフォーマンスになるのですが、柔軟性ばかりが亢進すると、関節の中で、関節の噛み合わせが悪く、衝突が起きたり、脱臼したり・・・。
フィギアスケートの安藤美姫さんも 演技の途中で脱臼していましたよね。
その後、肩安定化メニューを行う姿が メディアでも流されていました。

肩関節の噛み合わせが悪いのは 腕が すごく動いている割には 胴体が動かないのが 目に見えます。
特に腕を胸より上で後ろへ引く動作で・・・
(例:車の運転席からお尻を動かさず、左腕で後ろ座席の物を取るような動作)

あっ・・・この人、危ない!って、分かるぐらい。

ひょっとして、そんな悪い動かし方を繰り返し、四十肩にもなるのかもしれません。
たいていの人は 痛くなって動かなくなってからしか、診察を受けないので、原因は 定かではないですが。

危ない肩の動きは 胴体すなわち、脊柱や胸郭が硬いか、ジョイント部分の強度が弱いか。
背骨+胸郭+肩甲骨+鎖骨+上腕骨(肩甲帯)を連係して動かすトレーニングを行わなければいけません。


娘は 不安定なりに、ドラムをたたく肩の高さまでのコンディションは良かったんだけどな~・・・
シーズンの疲れが貯まっていたことと、やっぱり♪パオ!(矢島美容室)の し過ぎかな?!
悔しい。。。  

まずは ドラムの練習後には毎日アイシングをして、炎症をおさえ、炎症が引けば、肩の安定化トレーニングで来月の強化合宿に備えます。

スポーツをしている皆さん、シーズンインの前に身体をしっかりと整えましょう!!


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