「クワゴマダラヒトリ」というんだそうです。
けむけむさんの…えーと、つまり、その親御さんの名前。
ヒトリといっても決して「ひとり」ではありません。
相変わらずおおぜいいます。
漢字で書くと…
(苦手な人は、この先読まないほうが!)
「桑胡麻斑灯蛾」になるそうです。
表意文字というのはじつにすばらしい。
トップに「桑」がつくとおり、桑の害虫。
でも桑じゃない植物も150種以上食べる。
と図鑑には書いてある。
すなわちいたるところに分散しているから、
どこで出くわすかまったく予測できない。
豆畑へ行っても、草苺を摘みに行っても、そこにいる。
何に気をつければ良い、という対策が立てられない。
これはけっこうストレスになります。
気になるのは「桑」につづく「胡麻斑」のほう。
つまりちっちゃい点々があるという意味だけど、
これ、普通に読むと「ごままだら」でしょ?
「ま」がひとつ抜けてる。
あ、抜けたんじゃなくて、合併したのか。
でも、なんとなく気分的にひっかかる省略だ。
ゴマダラ何々という名前は虫に多く、鳥にもある。
でも手元の植物図鑑にはひとつも見当たらない。
ゴマフアザラシを「ゴマダラアザラシ」とは呼ばない。
なぜだ!?と文句を言いたくなる。
誰に向かって言いたいのかはよくわからない。
けむストレスのせいでしょうね、きっと。