閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

踊る人形

2013-08-04 09:51:18 | 日々


いんげん豆の花です。
仲良くダンスをしているみたい!

 

 

 

 

こちらは夜だけ咲くカラスウリの花。
朝になってくしゅくしゅとつぼんだところ。

 

ほら、水玉、水玉!

 

オオマツヨイグサも、朝は、ねむねむ。

 

オシロイバナの花に来た蜂。
この花は細くて深い筒状なので、蜂はもぐって蜜を吸うことができない。
表面を忙しく移動して、花粉だけを集めていく。

カラスウリも筒状だけれど、すっかり暮れてから咲くので、
暗闇で目立つよう、色は白、お客は夜とぶ蛾に限られる。
一方、オシロイバナは夕方まだ明るいうちから開き、
とびきりカラフルな色で、昼間の最後のお客をつかまえる。
薄暗くなれば、この色が蛍光看板のように浮き上がって、
香りとともに、夜のお客の目印となる。
もちろん、虫の目にヒトと同じ色で見えているとは限らないけれど。

高さでみると、オシロイバナは膝丈、オオマツヨイグサは肩ぐらい。
カラスウリは自在によじのぼり、頭の上まで。
咲く高さによって、訪れる客層も違うかもしれない。
場所や時間や方法や対象をちょっとずつずらすことで、
多種多様な植物が共存しているのがわかる。

つまり、隣の店が繁盛しているからって、そっくり真似をしても駄目。
成功したければ独自のやり方をみつけるべし・・ってことですね。


本日のにゃんこ。


というわけで、独自のお昼寝場所をみつけた真鈴さん。
だけど、それ、「お盆」なんですけど。
あのー、そろそろお返しいただきたいんですけど。
もしもーし?
(・・熟睡)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする