閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

こおり水玉

2015-02-06 17:18:09 | 日々


ちょっとひさしぶりにきれいな水玉を
たくさん拾えたので、うれしい。

朝の気温が低かったので、水玉は半分凍っている。
凍った水玉と、普通の水玉は、あきらかに雰囲気が違い、
離れたところからでもわかるので、朝食をとりながら、気もそぞろである。
日が射すやいなや、早送り映像のようにみるみる溶け始め、
あたりはしずくの落ちるぱたぱたぱたという音でいっぱいになる。
カメラを濡らさないように気をつけないと。 

宝飾品の収集でも、釣りや狩りでもそうかもしれないけれど、
きっと、手に入れた瞬間が最高なのだろう。
持ち帰って、あらためてゆっくり眺める。あるいは人に見せて自慢する。 
幸福感は、しばらく持続する。
幸福の大きさはそれを手に入れる労力に比例する、と言った人がいた。
金額で量る人もいるだろうし、順位にこだわる人もいるだろう。
でも、いずれにせよ、手にした幸福は長くはもたない。
時とともに色あせ、薄れていく。
食事と同じだ。
おいしいものを、おなかいっぱい食べても、ヒトはまた空腹になる。
ヒトはイキモノ。幸福はナマモノ。
よく噛んで、味わって、吸収してエネルギーに変えたら、
それを有効に使って、さらなる幸福を探しに出かければいい。
光も、水も、毎日があたらしい、ハピネス。 

 

 

 

 

 

外に置いてあるスコップの柄の部分に並んだ水玉。

 

 

もうすぐ咲きそうな梅のつぼみも、さむさむ。

 

 

池のサギ除けネットの網目が凍って、ステンドグラスのようだ。
上の赤いのは、金魚。

 

 

三角になるのが、こおり水玉の特徴のひとつ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日の「いいね!」

The Glass Flowers

ハーバード大学自然史博物館のガラス植物コレクション。
19世紀のドレスデンのガラス職人、レオポルドとルドルフ・ブラシュカ親子が
約40年間にわたって製作したもので、その数4000点を超えるとか。
見たいなあ、これ。 

 

The Glass Flowers at Harvard
Richard Evans Schultes,William A. Davis
Harvard Univ Glassflowers


 

コメント
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