閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

ボトルシップについて

2015-02-27 20:09:59 | Q&A

◆Agatthaさんからのご質問です。

<今さら気づいたのですが、特典ポストカードのボトルシップは、
「霧の灯台」のカイの作ったものでしょうか?
とても気になっています>

 

サンゴロウ限定セットの特典という立場上(?)、
あんまり大きい画像をのせちゃダメと言われてますので、
チラ見せだけで、すみません;
 

ポストカードの絵は、サンゴロウ1~5巻のカバー裏のペン画を、
水彩であらたに描き直してもらったものです。が、 

 

(あ、これは初版本で、消費税が3%だったとき!
いまは定価1080円になっております)

 

『霧の灯台』の中にあるボトルシップの絵はこれ。
よーく見ると、2本マストで、サンゴロウの船ではありませんね。
でも、びんは同じみたい。ラムか、ウィスキーか。

カバー裏の絵は、1巻が出るときに描いてるんだから、
5巻の『霧の灯台』 とは関係なく、海っぽい小道具のひとつとして
描いたんじゃなかったっけ・・と「描いた人」は言っておりますが、
そうかなあ?
わたしの記憶では、『旅のはじまり』が本になる半年くらい前に
『霧の灯台』はもう書いていたので、その中のボトルシップを、
1~5巻のシンボルとしてカバー裏にした、ような、気が・・
いや、もう、20年もたつといろいろ忘れちゃうもんですね(笑

わたしはずっと、カイのボトルシップだと思ってましたので、
そう見ていただければうれしいです。 


余談ですが、20年前だと、図書館によっては、新刊本のカバーを
全部はずしてから棚に並べるところもあり、このシリーズのように、
カバーと表紙のデザインが違う本は特に、新品のカバーを
ざくざく捨てられちゃうのって、すごく残念な気がしました。
 

カバーの背のワンポイントも、帆船コレクションなのにね。
 

だけど、いまはその逆で、カバーをぺったり貼り付けてしまうのが
主流のようなので、

カバーの下の表紙の、色違いの地図(っぽい柄)とか、
こういうおちゃめな「ちっこいさんちゃん」とか、
気がつかない人も、いるかなと思います。

 

コメント
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