閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

水玉

2015-06-27 21:43:49 | 日々

朝早いうちは、梔子の花の香が、庭先に濃く薄く漂っている。
五月闇という季語の話を前に書いたけれど、
旧暦でいえば、いまがちょうど5月の半ば。
雨に濡れて重たげに首を垂れた紫陽花のしげみの奥も、
純白の梔子が宙に浮くように咲いているその背景も、
くろぐろとした陰になっている。
ふいに日がさしてきたので、カメラを取りに走って戻る。
いつもの、とはいえ、この季節にしか拾えない水玉もあるし。

 

<なんてん>

 

 

<ふき>

 

<さるとりいばら>

 

 

…なんだっけ?

 

 

これは練習。 

 

 

ホームベーカリーが壊れた。買ってから3年半ほど。
壊れたといっても、パンはまだちゃんと焼けるのだ。
内蔵時計を維持するためのリチウム電池が切れたらしい。
うちでは、Mが朝に焼きたてパンを食べたい人なので、
夜寝る前に材料をいれて、タイマーをセットしておく。
それを、毎回いちいち時刻合わせから始めなければならない。 
できないわけではないが、ちょっとばかりおっくうだ。

カスタマーサービスに電話でたずねたところ、電池を交換するには
メーカーに送って分解してもらう必要がある、ということがわかった。
それには10日くらいかかる。しかも有償。とのこと。

「え、自分で交換できないんですか」
「はい、申し訳ありません」
「電池って3年くらいで消耗しちゃうものなんですか」
「ええ、まあ、そうですね」

使えば減るのがわかっている電池を、なんでそんな面倒なところに
入れてあるのか、さっぱりわからない。

けっこう大きくてずっしり重いものだから、送るには梱包とか厄介だし、
そのあいだパン焼けないし、どうしようかなあ、と思案していたら、
代替品を無料で貸してくれるというのだ。
そして、往復の送料込みの交換費用が、新品の半額くらい。
買い替えたほうが得、かどうか、判断しにくい微妙なところ。

わたしは「使えるものを捨てて買わせる」消費システムが嫌いなので、
電池交換を頼んだ。
(だけど、パソコンのときも、プリンタのときも、こうして有償修理を頼んで、
あとからじんわり後悔したような気がするけど。
Mary, Mary, quite contrary!)

午後に頼んだら、翌日の昼前、早くも宅急便で貸出品が届いた。
その場で箱から出し、うちのを入れて、持って行ってもらう。
届いたものはぴかぴかの未使用品で、借り物だと思うと使いづらい。
これ、くれたらいいのに。などと考える。 

うーん、どうしようかなあ。
パン、焼かなくてもいいかなあ、10日間くらい(笑)
 

 

 

 

雨あがり、マジシャンも腕の見せどころ。

 

 

 

 

<しろつめくさ>

 

 

 

水玉じゃないけど、クレも1枚。

クレに水薬を飲ませるのがだんだん難しくなってきた。
容器に「よく振る」と書いてあるのでパシャパシャと振ると、
もうその音で逃げ出す!
飲んだような顔して口の端にためておいて、
ブルブルッとしてそこらじゅうにふりとばすのやめてクレ~。 
(もしかしたら半量くらいしか飲んでないかもしれない。
この薬、最後まで飲ませなきゃだめなんでしょうかね…) 

 

本日の「いいね!」

猫のきもの

こういうのを着た人と町ですれ違ってみたいものです。
「わ、猫だ!」って声に出して言ってしまいそうだけど。

 

コメント
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