真鈴ちゃんとの距離が、20センチだ。20センチ。
うふふ、うふふ、もうすこしで届くぞ~。
と、でれでれ顔になっているところを見られてしまい、
…はっ!? ワタシは何を?
や、その、あの、なんでもアリマセン!
「馬鹿じゃない?」
と、相変わらずクールな黒の女王。
ふんわりふっくらして見るからに女の子っぽい真鈴は、
オス猫にモテる(というか、気を持たせる)タイプであるらしい。
みんな、なんとかして真鈴ちゃんとお近づきになりたくて、
じつにねばり強くアプローチを繰り返す。
すげなく扱われてもめげない。
マドリもそうだったし、ウラシマもどうやらそうらしい。
真鈴の寝顔をじーっと見つめる目つきなんか、とろけるようだ。
ちょっとさわるだけ! ちょっとなめるだけ!
人間界ならストーカーだけど、猫だからほほえましい。
涼しくなるにつれて、だんだん距離が縮まってきた。
クリスマス・イブには真鈴ちゃんとデート、できるかなあ。
この冬、ウラシマの想いはかなうのでしょうか。
(まあ、どっちもニュートラル猫なので、何も起こらないんですけどね…)
本日の「いいね!」
けっこう体力のいりそうな楽器だなあ。