閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

似てる似てない

2018-08-17 00:30:05 | 日々

コマ吉は、このごろ手足がひょろりと長くなり、顔も少しとがってきた。
「コマちゃんって、サッカーの本田ケイスケに似てない?」と言ったら、Mは「え~~~? コマちゃんのほうが絶対可愛いよ」と断固否定する。
いや、可愛いかどうかじゃなくて…

 

なんか、この、目ヂカラっていうか…。

「お相撲の御嶽海って、ビーバーに似てるよね」
「NHKの高瀬アナウンサーって、シロテナガザルのキュータロウに似てない?」
などと、わたしはときどき言うのですが、Mはいつも「え~~~? どこが?」と、まったく賛同してくれません。
しつこく言うと「うーん、まあ、大きく分ければね」としぶしぶ認めるんだけど、それは「目が2つあるところが似ている」という程度だから、ぜんぜん認めたことにならない。
たぶん、見てるポイントが違うんだと思う。
「あー、わかるわかる」ってうなずいてくれる人、誰かいないでしょうか。

「相貌失認」とまではいかないけれど、わたしは人の顔を識別する能力がきわめて低いらしい。
目が悪いせいもある。でも、悪くなるよりずっと前、4歳か5歳くらいですでにそういう自覚があったから、たぶん生まれつきなのだろう。
「あらー、お久しぶりですぅ。(って…誰だっけ?)」という人がおおぜいいるパーティー会場のようなシーンはいちばん苦手だ。
そのかわり名前や住所などの文字情報はかなりよく覚えている。名前を聞けばすぐ思い出せる。
Mは逆で、よく「こないだテレビの××に出てた人、駅のホームで見たよ」などと言う。
視力はMだって良くないのに、線路をはさんで向かい側のホームの人の顔が識別できるらしい。
視力の問題というより、頭の構造、情報処理のシステムが違うのね。たぶん。

人の見分けに苦労するわたしも、犬や猫は、ちゃんと見分けられる。
いつも同じ色柄だし、尻尾もあるし。
人間は、あれこれ服を着替えたり、髪型が変わったり、メイクで化けたり…視覚的な情報が複雑かつ流動的すぎて、なかなか追いつかない。
みんなが何かしらペットを連れて歩いていたら、たぶんわたしでも、誰だかすぐわかるんじゃないかと思う。


本日の「いいね!」


スペインで妖怪展

西洋の人も、暑いときに怖いものを見ると「涼しくなる」感じがするのかしら。
(お、「土蜘蛛」もある。「稲生」もある・笑)

 

コメント
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