おうちで採れたという柚子をたくさんいただいたので、マーマレードを作りましょう。
柚子は夏みかんや金柑より扱いやすいし、捨てるところが少ない。
種も一緒に煮ると短時間でとろみがつく。
うちじゅう柚子の香りでいっぱいになる。
MNちゃんが地物の夏みかんで作っていたマーマレードは、本当にびっくりするくらい香りがよくて美味しかった。
それはフランスの古いレシピで、途中に「寝かせる」という工程が入り、3日だか4日だかかかると言っていた。
そのうち一度ちゃんと教えてもらおうと思っているうちに会えなくなってしまったのが残念だ。
彼女は日本語がじょうずだけれど、文字の読み書きにはとても時間がかかる。わたしはフランス語は喋れないし、お互いメールや電話ではなかなか要領を得ない。
これだけ通信手段が発達しても、じかに会って話さないとできないコミュニケーションって、やっぱりあるんだなあと思う。
MNちゃん元気にしていますか。冬のノルマンディーは寒いですか。
はい、きれいにできました。
きれいなものを作るのは嬉しい。気持ちが明るくなる。
そろそろ庭もなんとかせねばと思うのですが。
日あたりは良いのだけれど、風あたりも強い。部分的に水はけのよくない場所もある。
とにかくスペースが漠然としすぎていて、どこからどう手をつければいいのかわからない。
土のままにしていたら「畑ですか?」と聞かれたので、花壇だとわかるように、とりあえずビオラを植えてみたところ。
でも、これだけでは花壇に見えない。
宮沢賢治の描いた「tearfull eye 」という花壇の設計図がしきりと思い出される。
閑猫に欠けているのは、企画力、構成力ですね。
本日の「いいね!」
You Gotta Believe - Nina Paley
おふざけのように見えるけど、意外と本質を突いているのでは。