原種フリージアの「ベルコーサ」。小さいです。
ツタバウンランのすぐ隣にいて、花も同じくらいで、とてもまぎらわしいトキワハゼ。
これも小さい、そして細ーい、マツバウンラン。
昨年は1本だけ、今年は3本ほどみつけた。
周囲がすでに混み合っているのと、日あたりがいまいちなためか、あまり増えることができない様子。
ところで「ウンラン」って、何?
わたしは実物にお目にかかったことがなく、こういう感じのなよなよした紫のランを想像して図鑑をめくったら、ぜーんぜん違う白と黄色の金魚草みたいな海辺の植物が出てきたので、かなり驚いた。
雲じゃなくて「海蘭」。しかも、ランの仲間ではないと。
植物の命名って、ときどきすごくマニアックだなあ。
(このあいだNHKの朝ドラマ「らんまん」を見ていたら、博物館のシーンで、「和名は国内だけのあだ名みたいなものだからね」と、気軽にその場で名付けられていた。そうなんだ…)
さてさて、しばらく正体がわからなかった謎の白い花。
花が開くにつれて、ぐっとアジサイらしい雰囲気になってきた。
ためしにAI君に聞いてみると、「これですか?」と似たような画像をたくさん出してくる。ほとんどハズレ(「白い花」しか合ってない)の中に、おっ?という画像があった。
中国語のサイトで、「華八仙」とある。別名胡蝶花。Hydrangea chinensis。
ラテン名が出れば、あとは早い。
和名カラコンテリギ(=唐紺照木)、またはトキワアジサイ。台湾原産。
花が早めに咲くことや、葉の特徴なども一致するので、たぶんこれでしょう。
台湾では、葉っぱをお茶にするとか、梅花鹿というシカがこの葉を好んで食べる、とか。
(日本のシカも、アジサイの葉は大好きで、あれば真っ先に食べます)
しかし、どこから来たのだ、きみは。
装飾花のふちのフリルからみて、野生のものではなく、園芸品種の可能性あり。
ガクアジサイだから種子もできるが、遠くまで飛んだり鳥が運んだりするタイプではないし、種子から育つと花が咲くまでに数年かかるはず。
どこかのおうちで剪定された枝が川に流れ、それの混じった土砂を下流でしゅんせつショベルがすくい、めぐりめぐって土建屋さんのトラックに乗っかってうちの庭までやってきたのかしら。
台湾生まれに冬はちょっぴり寒いかもしれないけれど、夏は半日陰になるアジサイ向きの庭ですので、どうぞゆっくりしていってください。
そして、アナタは、誰?(まだやってる…笑)
庭の南東の隅に、家を建てる以前から自生している樹木。
根元は株立ちになっていて、新芽の先はうっすら赤みがかり、秋にはきれいに黄葉して、朝日に映える天然ステンドグラスとなる。
樹木の名前は、花か実がないと調べにくい。ずっと名前がはっきりしないまま、エゴノキじゃなくてヒメシャラでもないやつ…というあいまいな認識だったが、今年初めて白い花が咲いているのに気づいた。
花はみんな枝の上面にあり、日のあたるほうを向いているので、こちらからではよほど気をつけていないとわからない。
「あれって何だっけ?」とMに聞いてみたら、「このへんによくあるやつだね」って。いや、だから、わたしが知りたいのはその先なんだってば!
こういう花です。
小さい白い花が、これくらいずつ丸くかたまってつく。
すぐに連想したのは、コデマリ、シモツケ。ならば、バラ科だ。
バラ科と申しましてもいささか広うござんすが、見慣れたものも多いし、なにしろ「よくあるやつ」なので、今回はわりとすぐにみつけられた。
カマツカ。
発音するとなんとなくロシア系のように聞こえるけど(カムチャツカ、とかね)、カマツカの名は、材が緻密で堅いので鎌の柄(つか)などに利用されるから、とのこと。
こみあった枝を間引いたとき、わたしの錆ノコでもさくっと切れたので、少なくともアオダモよりは柔らかい。アオダモときたら、同じくらいの太さでもめちゃくちゃ堅かったよ。
秋に赤い実がなるそうだから、もう切らないでおきましょう。小鳥が食べる実だといいな。
本日のクレちゃん。
植物図鑑とられました~。
ねたふり。