しつこく「白」シリーズ。
ホオズキの花も白。
お盆の頃に買ってきたホオズキの実から、昨年は知らないうちに数本のホオズキが生えて、小さめながらちゃんと赤い実がなった。
地下茎でふえる多年草なので、今年はどうかなと見ていたら、にょきにょきと20本ちかく生えてきた。昨年より元気がよく、範囲もずいぶん広がっている。たのしみ。
種をまく。苗を植える。これからの季節の衣類を買う。好きな作家の新刊を予約する。
先のたのしみがあるのは良いことだ。
何十年も先のことは考えない。ほんのちょっと先の、手の届く未来を、確実に自分のものにする。一日一日歩いていく。
ほおずきの実はランタンだけど、花もレトロなランプの傘のよう。
クレマチス。白から咲き始めた。
紅子さんも、最初は白。
夏みかんの花が良い香り。
このあいだ実がなっているなあと思ったら、もう来年用の花が咲いている。
朝、すこし寒かったので、デッキの日のあたるところに立って温まっていたら(変温動物?笑)、西からプテラノドンが飛んできて、悠然と頭の真上を横切り、東の川向こうの杉の木のてっぺんに着陸した。
プテラノドンというのはアオサギの別名です。わが家限定。
あーまた池の魚を狙ってきたな、と出て行こうとしたら、それより早くカラスがカアカアとやってきて、すごい剣幕でプテラに突っかかり、追い立てて行ってしまった。
カラスがトビを追いかける光景はよく見るけれど、対サギというのは初めて。サギは敵ではないし、餌をめぐって争う関係でもないと思う。カラスは近くに巣があるので、でかいプテラがただ目ざわりだったのかもしれない。
カラスは、山桜の木にたびたびやってくる。黒く熟した実が好きらしい。成鳥が少なくとも3羽いて、どれとどれがペアなのか(仲が良いのか悪いのか)よくわからない。
本日の収穫。
そら豆は、さやの先が下を向いたら収穫どき。
しかし、先日の風で茎がみんな傾いてしまったため、どれが「下向き」なのかはっきりしない。
試しに少し採ってきたところ。
皮の横のところが黒くなるのを「お歯黒がつく」というそうだ。昔話では、笑いすぎてはじけてしまったそら豆が、黒糸で縫い合わせてもらったという、その縫い目にあたるところ。
黒いしるしがつくまで畑におくと、中の豆はぽくぽくして粉っぽくなる。それがそら豆らしいところでもあるけれど、うちでは早採りして柔らかい皮ごと食べるほうが多い。作った人の特権ですね。
おまけ。
Mが置いてったメモ。
日傘がモネ風。
でも、足元にはヘビいるし、飛んでるのは翼竜だし(笑)
本日の「いいね!」
エキドナ(ハリモグラ)は、オーストラリア、タスマニア、ニューギニアに生息する卵生の哺乳類。子どもは卵で生まれ、おかあさんのおなかの袋で育つ。
繁殖期、1匹のメスのあとをオスたちがついて歩く様子が「ハリモグラ列車」と呼ばれているそうです。