高級巣材が大量入荷!
W先生んちの白柴ハナちゃん、ご協力ありがとう。
すごい勢いで集めていくシジュウカラ。
前、見えてるの? だいじょうぶ?
Mが道沿いにあちこち挿し木して増えた紫陽花。
これは何だろう。花の形はヒメアジサイのようだけど、色が紫系。
土の成分で色が変わったのかな。
そういえば、庭のヒメアジサイも、移して最初の年は紫になって、あれれ?と思っていたら、いつのまにか本来のブルーに戻っている。
大好きなアナベルも咲き始め。
この環境が合うらしく、ご機嫌でどんどん増えて…嬉しいけれど悩ましい。
あじさいガーデン。
右手前は、これから色のつく紅萼。
バイカウツギも、次々と開花。
この花はとても良い香りがするけれど、キンモクセイやクチナシのように離れたところまでは届かない。顔を寄せてはじめてわかるくらいの、控えめですっきりした香り。
ちょいちょい切ってきてテーブルに飾っている。
ピンクのシモツケとヒメアジサイは玄関に。
ワイルドストロベリー。小さいです。
みつけると、ついつい口に入れてしまうから、ジャムにするほどは集まらない。
本日のゲスト…?
庭の八重桜の枝。ふと見たら、こんなものが。
モリアオガエルの卵!
話には聞いていたけれど、実物を見るのは初めて。
洋梨くらいのかたまりで、泡といってもふわふわのぐじゅぐじゅではなく、表面は乾いていて、メレンゲというかマカロンというか、カルメ焼き? 意外としっかりした感じ。
この中に何百もの卵が入っている。1週間ほどで孵化し、おたまじゃくしは雨を待って下に落ちてくる。それから1か月ほどかけてカエルになるそうです。
ぶらさがっている場所は、地面から2メートルあまり上。
下には亀池(亀は2年前に逃げた)があり、その横には水のたまった大きな古火鉢がある。
でも、その位置どりがちょっと微妙で、垂直に落下するとどっちにも入らないおそれあり。心配になったので、要らぬお節介かもしれないが、念のため、火鉢の隣に水を張ったコンテナを追加で置いた。
亀池も、草に埋もれていたのを大急ぎでお掃除したので、以後は水を絶やさぬよう、毎日見まわることにする。
それにしても、モリーさんは、どこからやってきたのか。そして、どうやってこの場所を選んだのか。
カエルの本能で(見て? 音で? 匂いで?)水場を探し当て、その大きさ、深さ、水質、安全性、餌の有無、などなどをチェックし、最寄りの木をみつけて、ほどよい高さまでのぼり、水面の真上と思われるポイントで産卵する。
そのポイントは「下から見あげて」決めるのか、それとも「上から見おろして」決めるのか。もしも適当な枝がなかったらどうするのか。
今回、狙いは「ほぼ真上」だったようだが、八重桜の枝が想定外にやわだったために、重みでぐんと下がった結果、やや予定とずれた…のかもしれない。
もっと水のそばの低い位置に産めばと思うけれど、地面に近ければ動物(アナグマとか)に食べられるリスクがある。高すぎれば鳥にみつかりやすい。
もちろん産卵のタイミングでオスとメスがそろっていなければ受精しないし、孵化しても、そのあと日照りがつづけば乾いてしまう。もしかしたら、例年より早めの梅雨入りを予知し、そこから逆算してのコール、集合、そして産卵、という一連のプログラムがちゃんとできているのだろうか。
小さなカエルの頭の中に、驚くべき知恵が詰まっているのだねえ。
<追記>
卵を発見したあとも、「ケレレッ」というコールを何度か聞いた。別のカエルらしき「ホワッ」という声も。もしかして、卵、まだふえるのかな?
<また追記>
カエルの本能も完璧ではないので、小さな水たまりの上に産んでしまって、孵化前に水が干上がってアウト、というケースもあるらしいです。失敗も想定した上での卵の数。