ビワに花が咲いていた。
目立たないので気がつかなかったけれど、よく見たらこれくらいのかたまりが3か所に。
たしか小さい苗を植えて、5~6年になる。高さは2メートル半くらい。カリンに比べればとても早い。
花が咲くのは12月で、実が熟すのは来年の6月。いくつ収穫できるか、おたのしみ。
ビワの名は、楽器の琵琶から。(という話、前にも書きましたっけ?)
図鑑には、葉の形が似ているからと書いてある。似てるかねえ。
実を縦にふたつに切ったところのほうが琵琶っぽいかも。
…と書いてから、あらためて楽器の形を確認したら、そのイメージは西洋のリュートで、日本の琵琶はわたしが思っていたより平らだった。
正倉院の螺鈿紫檀の琵琶。いいなあ。弾いてみたい。(←「ベベン」くらいは弾けるような気がしちゃうのが謎です)
木の葉はだいぶ散ったけれど、まだこれくらい残っている。
落ち葉を積んであるところは発酵熱であたたかいのか、コマやもクレ坊も、よくここにいます。
餌台の下なので、ヤマガラさんに文句言われている。
先週、クレちゃんは歯を抜いてもらいました。
ゴハンをひどく食べにくそうにしているので、病院に連れて行ったのです。
右の奥だけ歯石が大きな固まりになっていて、先生が取ろうとしたら、そこの歯がすでにだめになっていたらしく、根からぽろっと抜けてきた。
「ケンカで折れたかな」と先生。
ここ2年くらい、よそ猫とのケンカはなかったと思うんだけど、過去にはさんちゃんという武闘派がたびたびお世話になってたし、クレも何度か外傷でみてもらっているので、うちの子は出歩いてケンカする子だと認識されているらしく。
クレ坊は、家では断固として口の中は見せてくれないし、いったん警戒するとどこかへ姿をくらましてしまう性格なので、早く気がついてあげられなくて、ごめんよ。
消毒して、注射2本で、あっさりおしまいでした。
行き帰りの車ではわーわー言ってたクレですが、べつに痛そうな様子もなく、かえってグラグラが抜けてすっきりしたのか、帰ったらすぐさまバリバリ爪とぎを存分にして、すっかり食欲も戻り、何でもよく食べるようになりました。めでたし。
この日は、病院の玄関が靴でイッパイだったので、わあ混んでる!と思ったら、患者さん1ぴきにつき人間が2人ずつ来ているので、実際より多く見えるのでした。
で、その靴の半数以上がクロックスのようなサンダル。冬なのに、何なんだろう、このクロックス率の高さは? と首をかしげていたら、そのうち理由がわかりました。
診察室から出てきた大きな犬(ポインターかワイマラナー?)のマーブルちゃん、「お、お、おうちかえるっ!」とすごい勢いでドアに突進。体格の良い男性の飼い主だったけど、ひきずられ、サンダルをつっかけるのがやっと。
なるほど、猫はキャリーを下に置けば手があくけれど、キャリーに入らないわんこは、両手で抱っこか、両手でリードだから、脱ぎ履きの楽なサンダルが一番。そして、支払いをする人が別に必要、というわけでした。
すきまスキーな草たち。
チドメグサ属の、なにか。(5種類くらいあって区別ができない)
本日の「へえ~」
それでもじわじわと浸食は止まらず、2万5千年後には消滅すると言われています。観光はお早めにどうぞ。