閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

宿題

2009-09-09 13:06:53 | 日々
早朝から出かけたMが、宿題を置いていきました。
鳥関係の専門書の「ここんとこ訳して」と。
「はいはい」と受け取ったとたん…よろめきました。
重いんですよ、この本。

なにしろね、縦が32センチ、横が25センチ。
それで厚さがたっぷり5センチありまして。
重さは、キッチンスケールでは量れないので、
体重計にのせてみたら、4キログラムを超えました。

たぶんうちじゅうでいちばん重い本でしょう。
押し花など作るときも1冊で充分です。
しかもこれが、全20巻だかあるうちの1冊にすぎない…。
世界に鳥は9000種くらいいて、それが全部のっているという、
その名も「世界の鳥のハンドブック」というのですが、

どこが「ハンド」だ。
目的のページにたどりつくだけで腕がだるい。
それより、わたしの机では狭すぎて開くことができません。
こういう本って、必要なとこだけ量り売りするべきじゃない?
などと文句を言いつつ、よろよろと階段を降り、
居間のテーブルまで運んで、よっこらせと開きましたら、

字が小さい…。

ううむ、いよいよ、あれが必要になってきましたかね。
パワースーツ。
じゃない、リーディンググラス、ってやつ。
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キャベツスープ

2009-09-07 14:44:38 | 日々
夏の天候不順が尾を引いて、野菜が高値だったり、品薄だったり。
畑には秋冬物の芽が出そろったところだけれど、
このスプラウトたちが一人前になるのはまだまだ先の話。
そんなときに限って、たっぷりした野菜料理が欲しくなります。

外葉からはがして使って、直径15センチほどになったキャベツ。
あとは芯の割合が多くて、せん切りにしても美味しくない。
それでは、芯まで食べてしまいましょう。

8つ割にして、うんとかたい部分だけ除き、圧力鍋へ。
冷蔵庫に残っていた玉ねぎのかけら、セロリの一片、
にんじんの端っこ、みんな薄切りにしてパラパラ入れて、
水を1カップ弱入れて、火にかけて、加圧4分。
ちょっと置いて圧力が抜けたところで、ふたをあけ、
固形ブイヨン1個、黒胡椒をガリガリ、はいできあがり。

煮物? スープ? その中間くらい。
サラダのときは捨てるしかないキャベツの芯が、
スプーンでちぎれるくらい柔らかくて甘ーい。
かんかん照りの残暑のお昼に、ふうふう、食べました。
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月夜

2009-09-06 17:10:53 | 木苺通信

 

ああ、思い出した。
月の光が何に似ているか。
砂時計だ。
区切りはあるが、終わりはない。
目には見えるが、触れることはできない。

 「翡翠沼」(『青い羊の丘』より)

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「せんろはつづく まだつづく」

2009-09-03 14:05:48 | お知らせ(新刊)

6年ぶりの続篇、できました。
「せんろはつづく まだつづく」(金の星社)

ちょっと中を見たい方は→こちら

制作裏話っぽいものは、このまえ
「絵本のつくりかた・つづく篇」で書きましたので省略しますが、
そういう事情で、前作より全体にパワーアップしております。
小さいお子さまには素朴に楽しんでいただいて、
お兄ちゃんお姉ちゃんには突っ込みどころもいろいろご用意してますので、
2~3歳違いのきょうだいで読むと面白いかもしれません。

個人的には「すいか」と「あひる」がお気に入り。
すいかは「季節限定になるから駄目」と
会議で却下されかけたのですが、
「いいの!」と強引に残させてもらいました。
これが、稲でもトマトでもかぼちゃでもなく、
すいかであるところが良いと(作者は勝手に)思うんですけど。
ほんというと、すいかを切ったところの絵も入れたかったかな…。

せんろはつづくまだつづく
(いっしょにあそぼうよ!シリーズ)
竹下文子・作
鈴木 まもる・絵
金の星社

 

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台湾版セット

2009-09-02 13:23:21 | お知らせ(いろいろ)
韓国版につづいて、台湾版(繁体字)も4冊そろいました。
天下雑誌出版、という出版社。
原本はもちろんひらがなで、本文の字数も少ないのですが、
すべてとても難しい漢字になっていて、ちょっとびっくり。
ふりがながついてるとはいえ、子どもたちが読むのは大変そうですね。

共通タイトルの「大家一起」は、
「みんなでいっしょに」というような意味かしら。

 左端から時計回りに「せんろはつづく」「そらとぶクレヨン」
 「つみきでとんとん」「おまかせコックさん」
(原本はすべて金の星社刊)

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