閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

春待ち水玉

2012-02-15 10:53:03 | 日々

あせびの花。
これは園芸種なのでピンク。
毎年思うけれど、この花は、つぼみと花との境目がわかりにくい。
つぼみは晩秋のうちから用意されていて、
まだつぼみだと思っていると、知らないうちに花に移行している。

馬酔木と書くように、有毒成分がある。
鹿は、植物ならほとんど何でも食べてしまうけれど、
この木だけは食べようとしない。
裏山には、先住者が植えた馬酔木がたくさん残っている。




 

 

ああ、とっても、とっても、まんまる!ですね。

 

 

不思議なリズム。楽譜のよう。


 

すすきの葉に並んだ。

 

 

ほら、雪柳の芽も、つややかなみどり。

 

 

 本日のスウィーツ。(あれ?・・笑)

チョコのかわりに、恒例バナナケーキ焼きました。
ドイツのりんごケーキのレシピの、りんごをバナナにかえて、
思いつきでココアも入れてみたので、もう元は何だか不明。
見た目は大納言(小豆カステラ)のようでもあるし。

基本レシピは、『カリンクリンコリンのおはなし』にのせた
「雨の日のバナナケーキ」です。
もちろん、晴れの日にも。

 

出かけたMが、最寄駅から電話をかけてきた。
「うぐいす鳴いてるよ」と。
うちのまわりでは、まだ鳴きません。
 

 

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昼下がりの黒猫

2012-02-14 09:48:12 | 日々

さて、それでは・・と

 

失礼して・・

 

 

ブロック・・いや、ワイヤーメッシュを・・

 

 

ぬける。

 

 

ついてくるなよ。

(ついていきたくても、ヒトはそこ抜けられませんって!)

 

 

私信 >柴さんへ

さんちゃんに・・じゃない、サンゴロウとテールあてのお荷物、
たしかにお預かりいたしました。
ありがとうございます!

「愛の媚薬」って書いてある唐辛子チョコをもらったサンゴロウの
感想が聞きたい(笑)

 

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小さい春

2012-02-13 08:36:12 | 日々

♪ はぁるよこい はぁやくこい

 

わたし? なにかごよう?

 

アトリエ屋根のてっぺんで見張り中のイソヒヨドリ氏。
嫁さん募集中。

名前のとおり、暖地の海沿いでよく見かける鳥ですが、
最近は内陸部や市街地にも進出している模様。
ヒヨドリの親戚ではなく、ツグミのなかま。
なかなかシッカリした面構え。

 

本日のにゃんこ。

寝顔撮っちゃ、いやん。

 

踏まれても踏まれても・・起きませんね。

 

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助手

2012-02-12 11:45:34 | 日々

雲釣り師は、樹木を助手として雇うことにした。
ほらほら、きみたち、しっかり見張って、つかまえてくれたまえ。


 

あ、高すぎて届かないか。

 

 

低いところでのろのろしている雲は格好の獲物。

 

どっちを向いても稜線にアンテナが見える。
針のようにまっすぐなアンテナは、どんなに遠くて小さくても、
風景の中で異質なのでよく目立つ。
ここ数年で、急にその数が増えた。
BSとか、地上デジタルとか、その他いろいろ。
アンテナ以外に、大きな金属の楯のようなものもある。
電波を反射させて山のむこうに送るためだろうか。

携帯電話のアンテナ塔もやたらと多い。
山の上でなく道路や人家の近くに立っているからよけい目につく。
必要なことはわかっているから、文句は言えない。
うちだって、5年くらい前までは「圏外」で、
早くアンテナ立ててくださいと要望を出していたのだ。
しかし、会社ごとに別々に立てるものだとは知らなかった。
これ、共用にはできないんだろうか。
ちょっとまとめてもらえたら、ずいぶん風景がすっきりするのに。

・・なんてことが気になるのは、たぶん、少数の雲釣り師だけ。
たいていの人は、ぽかんと空など見ていない。

 

一見なんでもないようだが、難易度の高い編み込み模様。
じつは一面にうすく斜めの地模様も入っている。

 

 


本日の水玉。

身長約2センチ、宇宙から来た苔星人の兄弟。
コンニチワ。
頭の大きいほうが弟だそうです。

 

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噛まれた

2012-02-10 13:27:40 | 日々

Mが、全治3週間(閑猫推定)の負傷。
右手噛まれて。
ニューギニアで毒蛇に・・ではありません。
うちで、猫に。

事情は、こうです。
マドリを病院に連れていく必要がありました。
しかし、だいぶ馴れたとはいえ、いまだ「自称・野良」なので、
ずっとうちにいるわけではなく、タイミングよく捕まえるのが大変そう。
捕まえても、キャリーケースにおとなしく入るとは思えず。
まあ、いつでも入れられるようにしておきますかね、と、
先日の夜、わたしがケースを押入れから出してきて、
居間のすみに置いたのでした。
マドリが見慣れて警戒しなくなるまで待つつもりで。

翌朝5時、いつも早起きのMが、置いてあるケースを見て、
「可及的すみやかに捕獲せよ」の指令だと誤解し、
ちょうどマドリ(Mの呼び方ではバルト)がいたもんですから、
とっつかまえて押し込んだ・・まではよかったけれど、
いったん閉めた扉が何かの拍子で開いてしまい、マドリ脱出。
このチャンスを逃しては!と、あわてたMが素手でおさえようとし、
逆上したマドリが必死の反撃、あっというまに「めっためたのぎったぎた」に・・。

猫というのは、ほんとに小さくて柔らかい生き物なのですが、
いざとなると大変な力が出ます。
とくにおとなのオス猫は、牙が大きく、あごの力も強いし、
4本の足ぜんぶの爪を武器として使えるため、
とても人の力でおさえられるものじゃありません。
わたしも、抱いていた猫が何かに驚いたはずみに飛び出し、
てのひらを爪でざっくりやられた経験があります。
小さいときから可愛がられている猫でも、パニックに陥ると
飼い主を忘れ、野生動物になってしまうことがあるようです。

まして、マドリ。
野良生活が身につき、根本的には人間不信。
とくにオジサン苦手。(ほとんど「ライバル」と見なしている)
そして、ちょうど婚活シーズン真っ最中でもあるため、
いっきにギアが「戦闘モード」に入ってしまったらしく。

牙が指にくいこみ、そのうち2か所はかなりの深手。
「いっってーっっ!」と言いながらマキロンをふりかけて、
バンソコ巻いて、そのまま絵を描いたりしておりましたが、
2日たったら腫れてきたため、マドリじゃなくMが病院へ行くことに。
そしたら、あっちとこっちと切開され(ひええ・・)点滴され、
お薬どっさり、「明日もいらっしゃい」ですと。

いまの病院は、カルテも電子化されており、
先生はパソコンの画面に出る右手の図にマークをつけ、
キーボードで「ねこにかまれた」と入力していた・・そうです。
カルテ、ドイツ語じゃないんだ。知らなかった。(←病院行かない人)

Mは厄年。大厄。

一方、逃走後、しばらくは寄りつかないと思われたマドリですが、
12時間後には、いつものように「にゃああん」とやってきて、
ごろごろと甘えてゴハンを食べておりました。
忘れたのか、切り替えが早いのか。
こりないマドちゃん。
さすがに、Mと目が合うと、すすっと逃げてますが(笑)

 


犯ニャンはこいつだ。

ふッ、俺を甘くみると、怪我するぜ。気をつけな。

・・って、こら、人の膝にのって威張んないの。ゴメンナサイは?

 

ゴメンナサイ。モウシマセン。
愛される猫になれるよう努力シマス。

 

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「どうやって作るの?」

2012-02-06 22:59:20 | お知らせ(新刊)

翻訳絵本の新刊です。
「どうやって作るの? パンから電気まで」(オールドレン・ワトソン作/絵 偕成社)

「こんな絵本があるんですけど」と原書を見せていただいたのが
昨年の初夏の頃でした。
原題は「Where Everyday Things Come From」
日常生活で使うものや食べるもの19品目をとりあげ、
それがどこで何からどのようにして作られるか・・
ということをやさしく説明した知識絵本です。
(上の画像は「本の作り方」の印刷機。この前に「紙の作り方」がある)
1974年にアメリカで出版された本なので・・38年前ですね。

こんな古い児童書が今になって翻訳出版されるケースは
わりあい珍しいのではないかと思います。
編集のKさんが、会社の大掃除で倉庫から出てきた古い冊子の中で、
かこさとしさんがこの本にふれて書かれている文章を発見し、
それで興味をもって・・というのが発端でした。

ぱっと見て、うわ~い!と思ったのは、
わたしが子どもの頃のアメリカのリトル・ゴールデン・ブックスや、
リチャード・スキャリーの絵本によく似た「匂い」があったからです。
それに、描かれている機械類の多くが昔のもので、
日本でいえば昭和、ものによっては明治・大正の、
レトロな工場の雰囲気、というのも気に入りました。

本のカバー袖にも書きましたが、現代の工場の多くは
大規模で、複雑で、高度にオートメーション化され、
「そこで何が行われているのか」ということが
外からはわかりにくくなっています。
部分的には見ることができても、全体の流れは把握しにくい。
こっちから原料を入れ、あっちから製品が出てくるという・・
一般人からみればブラックボックスのようなもの。

時代をさかのぼれば、さかのぼるほど、ものごとはシンプルになり、
原始的になり、子どもにわかるレベルに近づいていく。
最新の、最先端を知ることが、どんな場合も最良とは限らない。
まずはいちばんシンプルな基本を知ること。
基本の上に、積み重ねられた進歩があり、バリエーションがあるのを知ること。
そういう意味で、このちょっとレトロな絵本は、いまにもじゅうぶん通用する。
というより、いまだからこそ必要かもしれない、と思いました。

翻訳といっても、何をどうするというごく平易な文章なので、
あとは「正しく、わかりやすく」を心がければいいだけ。
この文章量なら、3日もあれば、できちゃいますね。
・・と、軽~く考えたのがとんでもない間違いで、
ほとんど半年かかってしまいました。

何に時間がかかったかというと、資料調べです。
「正しく、わかりやすく」書くには、そのことを
自分でちゃんとわかっていないとだめなので・・
むずかしい言葉をやさしく言い換えるためには、
その言葉だけでなく、周辺や背後にあるものまで
じゅうぶん理解しておかなきゃいけないのです。
これが、思ったより大変だった!

なにしろ、わたしは理科は極端に苦手な人。
でも、そんなこと言ってられませんから、
溶鉱炉の構造だとか、プラスティックの化学式だとか、
ガラスや石鹸や塗料の製造法だとか、新しいの、古いの、
国内、国外、もう、ひたすら調べました。
さいわい各種企業のサイトから、かなり詳しい知識を得ることができ、
とても助かりました。
「サイエンスチャンネル」の「ザ・メイキング」(動画)なども
大いに役立ちました。
インターネットって、ほんとに、便利だなあ・・。

絵本なので、絵が描いてありますから、そこに描かれている
機械や道具は何というものか、何に使われるのか、
ひととおりぜんぶ調べました。
現在は使われていないものや、アメリカと日本で違う部分、
子ども向きに省略しておおまかに描かれているところ、
原文の説明が足りないところは、できる限り訳文でフォローして、
「いまの日本の子どもが読んでわかる」ようにしたつもり。
その結果、やや「超訳」になった部分はお許しいただきたく。

(そして、例によって、調べものをしていると、
どんどん脇道に迷い込んでしまう。
どうして「パンの作り方」の項で、O・ヘンリーの短編集まで
読まなきゃならなくなったか・・それを説明すると
またものすごく長くなるので省きますが、とにかく
納得するまで調べないと気が済まない閑猫の悪い癖・・笑)

こうして、ノート1冊分お勉強して、
50以上のサイトをブックマークして、
Kさんと100回以上メールのやりとりをして、
いろいろな方々のお知恵を借りて、
87ページというぶあつい絵本の翻訳ができました。

内容はとっても真面目ですが、登場するのが人間でなく
動物になっていることもあり、視覚的にも楽しめる絵本だと思います。
ベテラン職人さんが、機械のそばで新聞読んでいたり、
炉の熱を利用してお茶をいれた形跡があったり、
工場内になぜかバナナの皮が落ちてたり・・(笑)
そういう、ちょっと「ゆるい」ところも、いい感じです。
いくら高度に機械化されても、その機械を作るのも動かすのもヒトであり、
製品を使うのもヒトである・・ということを、あらためて思い出させてくれます。

この本を読んだ子どもが、顔をかがやかせて台所にやってきて、
「ねーねー、おかあさん、タイヤってどうやって作るか知ってる?
知らない? 教えてあげようか。あのねー」
としゃべり出したら、
「うるさいわねえ、いま忙しいのッ!」
なあんて言わないで、どうぞ聞いてあげてください。
新しく知識を得ることも、それをまた人に伝えることも、
ほんとうにわくわくする、うれしいことなんですから。

 

どうやって作るの? パンから電気まで
オールドレン・ワトソン/作絵
竹下文子/訳
偕成社
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オープン

2012-02-05 17:11:49 | 日々

初日の朝ぎりぎりまでドタバタしていたのですが、
なんとか無事にオープン。
R2-D2、よくがんばりました。(・・違?)

それにしても、広大なところだなあ。
お庭のずーっと向こうに、薔薇の手入れをする人が3人いるだけ。

 

ひまになったので、早速お庭でこういうものを拾って遊んでいる。
モミジバフウの実。
芝生に何百個も落ちていました。

あ、ここで何をやっているかは、いずれMのブログにアップされる・・
と思いますが、会場風景をこっそり1枚だけ。

 

こんな感じかな。
そして、さすがに会期中は暖房が入るので、
きょうはあたたかかったです。

 

 

ついでに・・

音夢鈴さんの真似をして「うそこメーカー」で遊んでみましたら・・

わーっ、来なくていいっ!


 

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準備中

2012-02-04 23:51:21 | 日々

某イベント会場にて。

これでは何だかさっぱりわかりませんが。
とにかく寒いし、外は風が吹いている。
うっかりドアを開けると室内が枯れ葉だらけになってしまう。

 

鳥の巣博士のお手伝いをしているR2-D2(・・笑)

 

 

これは家の近く。
のんびり雲を釣っているひまがないっ。
(・・ので、定置網をしかけてみた)

 

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招福

2012-02-04 08:03:18 | 日々

平日の昼前のスーパーがいつになく賑わっていた。
そういえば節分。
太巻き寿司の売り場に、人だかりができている。
ほとんど全員お年寄りだ。
買う予定はまったくなかったのに、通りすがりに
隙間から「招福海老サラダ太巻」という文字が見えたら、
思わず手を出して1本カゴにいれてしまった。
群集心理というのはおそろしい。
どうやら、わたしが買ったのは海老でもサラダでも寿司でもなく
「招福」というものらしい。
裏で大急ぎで作って持ってきて並べた直後のようで、
まだほんのりあたたかい巻き寿司だった。

さて、この寿司コーナーの渋滞を抜けると、
右手にロールケーキが積んであるのが見える。
ここは一時停止も駐車もせずにそのまま左折。
するとこんどは「丸かぶり大福」の文字が目に入った。
徐行しつつ横目で見ると、パックの中は豆大福のようだが、
普通の大福2個分ほどの大きさで、細長い楕円形をしている。

なるほど。
太巻の真似をした大福。
いちおう「豆」も入ってるし。
鬼は~外、大福は~内! ですか。
と、納得しかけ、いや待て、と思う。
餅というのは、まん丸いからこそめでたいのでは?
それに、大福なんて、もとから「丸かぶり」のものじゃないか。

なんとか節分商戦に参入したいという気持ちはわかるけど、
残念ながら、大福くん、その方向は間違ってる気がする。

 

 

本日の水玉。

宙に浮く水晶玉。手品師は誰?

 

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スワロフスキーの水玉・その2

2012-02-03 10:14:15 | 日々

水玉、あるところにはある。
たとえば、いつも水が落ちている池のまわり。
ネットのほつれた端っこに、きらきらビーズのストラップ。

 

 

わーい、網目に、丸い水玉と、菱形レンズがいっぱいだ。

 

 

ジュエリー? モダンアート? 
それとも、えーと、照明器具? 

ネットをとめているビニールコーティングのワイヤーに、
ホースの水がはねてできた「こおり水玉」です。
たねを明かせば、なーんだ、と思うようなものだけど、
ちょうどお日さまが良い角度で、きれいに撮れました。

(池の縁の石も凍っており、うっかり踏んだら滑って怖かったっ・・)

 

今朝は寒かった。
アトリエは明け方の冷え込みで水が出なくなったそうだ。
住居も、お湯の出が悪いので、半分凍ったかも。
(水道管は地中を通っているけれど、給湯器は配管が
地面から立ち上がっているので、たまに凍ることがある)

朝起きたとき6℃くらいで、ストーブつけてもなかなか温まらない。
10時をまわり、陽ざしもあるのに、室温は10℃より上がらず、
指なし手袋をはめたままキーボードを叩いている始末。
いれたコーヒーはみるみるうちに冷める。
冷めるを通り越して冷えてしまい、アイスコーヒーとしては
けっこう美味しいけれど、やっぱり熱いのが飲みたいです。

 

本日のにゃんこ。

一昨日「北のほう」へ引っ越した呼夜兄ィも、
あったかくして、お仕事がんばってください。
そのうち笹かまぼこでも送ってちょうだい。

 

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