閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

オーディオ

2016-11-16 22:32:39 | 日々

車にはあまり興味がないけれど、
車の窓にできる水玉が大好きで。

 

窓の上部にちょっとひさしのようなものがあり、
水玉が二重にできる。それが好き。

 

 

 

車、そろそろ買い替えようかと言い出してから1年すぎた。
走行に不安が生じていたが、9月に修理してもらったら、
とても具合が良くなってしまったので、ずるずると乗っている。
この調子だと、来年の車検までずるずると行ってしまいそう。

買い替えるとしたら、条件は3つ。
いまの車と大きさが変わらないこと。
音楽が聴けること。
二重の水玉ができること。

カーオーディオって、いまはどうなっているんだろう。
他の車にほとんど乗らないのでわからない。
うちの車は現在MDしか再生できない状態。
でも、いまどきMDなんて、もうないですよね。
いちいちCDを持って乗るのはめんどうだし。
パソコンに取り込んで、それをスマートフォン?に転送して、
オーディオに接続して聴く、てことになるのかなあ。
できるのかなあ、それ。 

そういえば久しぶりにCDを買った。
The Rumineersというアメリカのバンドで、
ジャンルはフォーク…ロック?
この季節、枯れ葉舞う田舎道を走るBGMにぴったり。
(というか、暑い時期にはあんまりちゃんと聴けないのですよ。
窓開けて走ってるから!)

自分の部屋には再生装置がないので聴かなかったけれど、
仕事机の目の前の棚にちっこいスピーカーを2個置いて、
パソコンとつないで、ステレオで音が出るようにしてみた。
棚板が厚いせいか、片手に乗るくらいのスピーカーでも
かなりいい音がする。
さあ、これで気分が上向きになることを期待しよう。

 

 

 

車が好きなウラシマ。
うちのだけでなく、おとなりの車もいちいち点検に行く。
こういう猫は初めてだ。
このあいだなんか、宅急便の大きいトラックの下に入ってしまい、
後足で立ち上がって何やらじっくり調べていた。
エンジンをかければ瞬時に逃げるから、ひかれることはないと思うけど、
開いているドアやトランクに入ってしまわないか、それが心配。 

 

オッケー、異常ありません。

 

 

猫が軽く遊び回ったあとのような夕暮れの空。

 

 

ひゅるひゅる~。

 

本日の「いいね!」


「湧」

フランス人写真家が撮った熊本県和水(なごみ)町のPR動画。
きれいなものって、身近にあるのに、気づかないんだね。

 

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ハードウェア

2016-11-15 12:59:10 | 日々

最近入手した便利な道具。
まずは、

銀杏割り。
これまではペンチで割っていたけれど、力の入れ加減が難しく、
すべって飛んで行ったり、ぐしゃっとなってしまったり。
やっぱり専用の道具は使いやすい! 
これでパキッと割れ目を入れてから、封筒に入れて
電子レンジで1分(←10粒ほどの場合)。
焦がす心配もなく、きれいな美味しい銀杏がいただけます。 

そして、

くるみ割り!
かたい和くるみ(鬼ぐるみ)専用のもの。
「くるみ割り人形」なんて生やさしいものではなく、
チェーンカッターかと思うような武骨な工具。
こちらは銀杏のように誰でも割れるというわけにはいかず、
かなりコツがいります。
(割れる割れないは、くるみ次第でもある!)
30個ぐらい割ったら、ちょっと要領がわかってきました。
根気のあるマニア向き。 

「便利なスマホアプリ」よりも、こういうモノが好きな閑猫です。
そうだ、薪シーズンに向けて、ノコギリの刃も替えておこう。 

 

本日のにゃんズ。



真鈴ちゃんまであと30センチ。

 

あと10センチ。

 

3センチだ、3センチ!

 

おや? 本日はシングルですか?

 

あ、クレ王子に場所とられたのか。

 

本日の「いいね!」

11 Striking Pictures of This Week's Supermoon

68年に一度というスーパームーン。
見逃した人は(わたしも含め)こちらで。

 

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オンデマンド本について

2016-11-15 00:45:02 | Q&A

☆みつきさんからご質問いただきました。

Amazonのオンデマンドで『アイヴォリー』が取り扱い不可になっているようですが、何かあったのでしょうか?


何もありません!(笑)が、ご説明しておいたほうが良いかと思うので書きます。 

『アイヴォリー』は1994年に理論社から出版され、2007年にブッキング(現・復刊ドットコム)から新装改訂版として復刊しました。(画像右)

わたしはこの復刊版が、サイズ的にもデザイン的にも大好きで、とても嬉しかったのですが、残念ながらこれもまた絶版(に限りなく近い品切れ重版未定)状態に。

おたずねいただいたオンデマンド版(画像左)は、Amazonが版元(というのは理論社ではなく復刊ドットコム)から許可を得て復刊版をスキャンして複製したもので、『星とトランペット』と共に2014年にペーパーバックで販売が開始されました。
(それについての記事はこちら) 

で、『星とトランペット』は今も販売されているのに、どうして『アイヴォリー』は「お取り扱いできません」になってしまったか。
というと、これは、よくわかりません。

そもそも、これはAmazonと復刊ドットコム社の間の話で、Amazonは電子書籍を販売するための書籍データが欲しかったんだと思うんですね。オンデマンドで紙の本を作るのは、その副産物みたいなもので、あまり力を入れていなかった。と思う。

ハードカヴァーとペーパーバックの違いはあるにせよ、丸ごとスキャンするんだから、元の本と同じものができるはずだと、出版社も安心して任せたのかもしれませんが、実際は、だいぶ違いまして、 

 

右が元の復刊本、左がオンデマンド版です。
字数行数ページ数はすべて同じなのですが、字が大きいです。字数を変えずにサイズを大きくした結果、文字が変に平たくなっている。
『星とトランペット』のほうも、違うことは違うのですが、ここまで差は出なかったので、黙っていました。
でも『アイヴォリー』のほうは、作品全体の雰囲気にひびくような、ちょっと嫌な感じだったので、これなんとかなりませんかって、復刊ドットコムの人に言いました。

そうしたら、いつのまにかAmazonの売り場からひっこめられていて…
そのときは、手直ししてくれるような話だったのですが、その後、いっこうに販売が再開される様子はありません。
結局、わたしの手元にあるのは自分で購入した1冊きり。
Amazonさん、扱う点数が急増して、手が回らないのかな。
復刊を待っていてくださった方には申し訳ないのですが、わたしも、かなりがっかりしています。
(Amazonは出版社ではなく書店なので、著者との契約関係はなく、こちらから交渉する窓口もないわけです)

書体などかまわず、あのまま売っていれば…と思わなくもないけれど、読めればいいというものではなく。
ブックデザインや紙や書体も含めて「本」だと思っているし、同じように「本」を大切に思う人にこそ読んでもらいたい物語なので。 

「本を出す」といいますが、実際は、著者は「書く」だけの人で、「出す」のは出版社、「売る」のは書店。
それぞれがまったく違う立場で違う仕事をしており、誰かひとりだけがんばってもどうにもならない世界なのですが、そんな中から奇跡のように素敵な本が生まれることもあるし、幸運に恵まれて長く読み継がれる本もあるので、まだしばらくは、希望をもってやっていきたいと思っています。

 

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11月の声・その2

2016-11-13 21:49:44 | 日々

布団干し中の来客。栗の葉。

 

Mが置いてったメモ。
「足元に気をつけましょう」と書いてあった。
(1サイズ大きい長靴をはいてて2か月に3回も転んだのでね)
右下のはアナグマですか?

 

ムラサキシキブの実は残り少なくなった。

 

今年はいつになくムカゴ採りに熱心。
山芋のつるはこれまで邪魔者扱いだったけれど、
今後はちょっと待遇が変わりそうな気配。
ムカゴと銀杏の炊き込み御飯、美味しいので。

 

 

あっというまに落ち葉の山ができあがり、だんだん高くなっていく。

 

 

 

 

千葉からやってきた「よく咲くすみれシスターズ」。

 

本日のにゃんこ。

きななは「猫ブリッジ経由で2階ベランダの猫ドアから入る」をおぼえた!
いやー、ほぼあきらめていたので、見たときは驚きました。

 

本日のスイーツ

Mの博多みやげ。糸島あまおう苺わらび餅。
切り分けに少々てこずっておりまする。

 

本日の「いいね!」

ゆでたまごちゃんたち

可愛いよう。
ウクライナのデザイナーHanna Dovhanの作品。

 

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乾物

2016-11-12 18:03:37 | 日々

このあたりは乾物系キノコの見本市のようだ。

 

枯れ木や切り株に生える。
いろんな色があるけど、種が違うのかどうかはわからない。
(キノコに関しては詳しく調べることをあきらめた!)

 

キノコでもこういうのは硬くて食用にならない。
薬用・健康茶にしたりするとか。
閑猫的には、何の役にも立たないほうがむしろ好ましい。 

 

白いのや…

 

茶色いの。

 

うわー、真っ黄色。これもキノコ??


ところで、「これだけは鹿が食べない」ということで
道沿いにたくさん植えてあったスイセン(日本水仙)ですが、
昨年あたりから、もう平気でばりばり食うようになってしまい、
今年は花どころか、芽が出るともう片っ端から食べていく。 
さらに、鹿のあとに猪(だと思う)が来て、土を掘り起こし、
球根を一つ残らず食べてしまっている。
(現場をおさえたわけではないけど、球根が消えた理由として
「食べた」以外に思いつかない)
ヒトには10グラムで致死量といわれるスイセンの球根ですよ。
他に食べるものが何もないような飢饉状態とは思えず、
どんぐりなんかもまだ落ちたままになっているから、
好きこのんでスイセンから先に食ってるように見える。
毒はどうしたんだろう。
スイセンが長年の間に無毒化したか、
あるいは猪に耐性ができてしまったか、どっちか。

 

本日のにゃんズ。

大きな桜の木の下の、日があたる草むらは、
クレの大好きなお昼寝場所ですが…

 

その1メートル左にウラシマ。

 

じーーーっと見てる見てる。

 

クレちゃん何も知らずに熟睡中。

 

 

そーっと…

 

音もなく忍び寄るウラシマ。

 

 

あ、危うし、クレちゃん!

 

 

なーに? ボクに何かご用?

 

いや、べつに。
(うへー、びっくりした!) 

 


なんでもアリマセン。
(あの小僧、寝たふりしやがって…) 


本日の「いいね!」


「流れ星見えた」

田中六大さんの漫画。
このわけのわからないところがロクダイ流家元です。(ほめてます)

 

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11月の声

2016-11-11 23:52:57 | 日々

立冬を過ぎたけれど、まだ紅葉というほどではない。
これからゆっくりと色づいていきます。 

 

 

木の向うに電柱があるんだけど、全然そうは見えないでしょう?

 

 

ノコンギク。この一帯だけ、毎年ひときわ色が濃い。
 

 

ほら、こっちの花は白。

 

桔梗の実。
黒く光る小さい種が詰まっている。

 

お仕事先の出版社から、書類が送られてきた。
マイナンバー(個人番号)を届け出るようにとのこと。
これで6回目くらいか。
必要事項を記入し、個人番号と本人証明のコピーをつけて返送する。

かかわりのある出版社はけっこう多い。
実際に本を出すなどのお仕事をしているところはそんなに多くない。
ただ、わたしの場合、いくつかの作品が教科書に載っている関係で、
教材やテストの会社から著作権使用料というのが入る。
大半は、年に1000円とか2000円とか。
だけど、そういうのが全部で40社近くあるわけで…
これすべて個別に書類を出さなきゃいけないの?

各社の送ってくる書類の形式がじつにまちまちだ。
コピーを同封するだけでいいものと、切り取って貼るもの、
ホチキスで留めろというのもあれば、ホチキス不可のもある。
テープも不可で糊で貼れとか、コピーの紙はA4に限るとか。
いろいろ違うので、毎回いちおう隅から隅まで読まねばならない。
同じことをするのに、どうして統一フォーマットを作れないのだろう。
こんなのを「表現の自由」にされては困る。

返送用封筒が簡易書留か特定記録郵便になっているため、
ポスト投函できず、郵便局に行って窓口で出さねばならない。
(たまに普通郵便で返送するのもある。それはそれで、
書留じゃなくてもいいのかと不安になったりする)
送料はあちら持ちとはいえ、郵便局は徒歩圏内にない。
バスで行けば往復940円かかる。
幸いにしてうちには車があり、コピー機もあるけれど、
もしなかったら、最寄りのコンビニまでバスで往復1300円!
コピー代1枚50円だっけ?
しかもコピー機にカードを置き忘れるリスクつきで。

Mのと合わせて5通を窓口で出し、帰ってきて郵便受けをみたら、
あらたに2通の書類が届いていた。
出版関係以外に、保険会社などからも来ているし、
これから年末にかけてもっと来るんだろうか。
マイナンバーカードを作ったので、何か便利になるのかと思ったら、
ぜんぜんならない。
コピーをはさみで切って糊で貼るというアナログ作業の繰り返し。
カードを申請し交付してもらうのに2か月以上かかったけど、
有効期間が5年なんて知らなかった。
本格稼働する頃には期限切れになっていそうだから、
もっとあとでもよかった。

あらたに来た書類のひとつには、スマートフォンのアプリでも
申請できます、みたいなことが書いてある。
アプリ、ね。(←やや警戒気味)

じつはわたくしも先月スマートフォンに替えたのですが、
画面が大きくなって、メールも電話もしやすくなった…
というだけで月々の料金が3倍って、なんだかなあ。
曲亭馬琴の本に出てくる熱田神宮の霊薬売りの話を思い出す。
いや、関係ないんだけど、なんとなく。
なぁんとなく、ね。

<追記>

訂正。
有効期間、カード本体は10年で、データが5年、だそうです。
どっちにしてもよくわからない。データって、何のデータ?
「5年たったらどうすればいいんですか」と聞いたら、
役所の窓口の人も先のことは全然わからないようで、
「また連絡が行くと思います」とのことでした。

<さらに追記>

問題は、バス代コピー代がどうのこうのじゃなくてね。
なんか効率の悪い、まわりくどい方法に思えるということです。
書類の行ったり来たりで、郵便局の増収にはなってると思う。
10件目が来た。あー、プリンタのインクがないっ。
 

ストーブの薪も用意できたぞ。
(さんちゃんが割ったんじゃないけどね)

 

 

 

クレは、大きくなったけど…

 

まだまだ…

 

ちいさいよ。

 

おうち帰ろ。

 

昼間の青い空はまぶしい。
目に負担をかけないよう、雲の写真は夕方だけに。
 

 

 

本日の「いいね!」


11月14日、70年ぶりのすごいスーパームーンがやってくる

月の出は6時15分、入りは5時19分(東京)だそうです。
お月さまが真上に来るのは…えーと、真夜中ごろ?
(誰か計算してください)

 

つきが いちばん ちかづく よる
竹下 文子・文
植田 真・絵
岩崎書店 2014年

 

 

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冬苺など

2016-11-09 22:10:06 | 日々

フユイチゴ。地面にきらりと光る赤い実。

 

 

以前はたくさんあった山の斜面にはもうほとんどない。
かわりに庭の中にやたらと生えるようになった。
花壇に植えるような植物ではないけれど、
地面を這うだけで立ち上がらないので大目にみる。
小さいほうの葉っぱはユキノシタ。

 

菊は、芽が出ると適当に切って、適当にさし芽をする。
なぜか今年はピンク系に片寄り、黄色はこれ一本だけになった。 

 

 

リュウノウギク。

 

 

朝顔はすっかり種になりました。

 

 

 

 

 

カラスウリ、あちらにひとつ…

 

 

こちらにひとつ。 

 

またぽつりぽつりと古典を読み始めた。
どうやら秋が深まるとそういう気分になるらしい。
なんだか渡り鳥のようだ。
目的の本を読むのに、まずその背景を知るための本を読む。
その本を理解するためにまた別の本を読む。
と、例によってどんどん目的から遠ざかっていく。
そして、読みつつ、あああっ!と。

前に『酒天童子』を書いたとき、資料を山ほど読んだけれど、
これはさすがに要らないだろうと、手に取らなかった本なのだ。
いまさらながら、ここまで読んでおけばよかった!と思う。
というのは、「足柄山」と「碓氷峠」の意味が解けたから。

坂田公時(いわゆる金太郎伝説)の出身地については諸説ある。
現在は箱根に連なる神奈川県の足柄山がメジャーだけれど、
『酒天童子』では、あえてその説をとらず、「坂田」つながりから
近江国坂田郡の足柄山とした。
平安時代的にみれば近江でいいと思う。
でも、お江戸の人々の感覚では、あれはやっぱり「箱根」なんだなあ。
夏目漱石の『坊ちゃん』で、主人公の赴任先が西の方だと聞いて、
ばあやの清が「箱根の先ですか、手前ですか」とたずねる。
その箱根ですよ。

東西ふたつの文化圏の境界が、足柄山、そして碓氷峠。
江戸末期の生まれのお清さんにしてみれば、
箱根を越えて西へ行くのは外国へ行くようなものだったろう。

京の都を守護する頼光のもとには、摂津出身の綱と季武がいる。
そこへ、はるか東の境界から、公時と貞光が加わる。
そうか。
四天王って、こういう東西バランスで成り立っていたのか。
そして、足柄・碓氷ラインを対称軸として、ずーっと東を見れば、
そこにどんと座っているのが、平将門。
(いえ、このヒトはとっくに死んでるので話には出てこないのですが、
幻の黒幕っていうか、いなくてもちゃんと存在してたわけで…) 

というようなことで、いま読んでいるのは『将門記』。
着陸地点はまだだいぶ先らしい。
以上、メモ兼ひとりごと。

 

車の持ち主が5か月ぶりに帰ってきました。
ウラシマ君、見張りご苦労さま。 

 

本日の「いいね!」

菩多尼訶経(ぼたにかきょう)
(国立国会図書館デジタルコレクション)

文政5年(1822年)出版の植物学読本だそうです。
一切植物食気食水食火食土…って、
お経になっちゃうのが凄い。
読めないけど。 

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「しゃっくり くーちゃん」(付録絵本)

2016-11-06 18:01:36 | お知らせ(新刊)

『しゃっくり くーちゃん』
「Kodomoe」2016年12月号の付録絵本です。

しゃっくりが止まらなくなった猫のくーちゃんのおはなし。
ぜんぜん実用的ではない「しゃっくりの止め方」絵本です。
絵は岡田千晶さん。
寄り目のにゃんこがと~っても可愛い!

 

話自体は非常に短くてシンプルなのですが、岡田さんが、
主人公のくーちゃんの他に、いろんなお友達の動物を描いてくださって、
それぞれがすごく個性的で面白いです。
わたしの一番のお気に入りは、ちっこいはりねずみちゃんたち!

フリー編集者Yさんとは、もう10年くらい前から、
「何か絵本できたらいいですねー」
というお話をしていて、やっと実現しました。
岡田さんの絵は、前から好きで見ていたので、うれしかったです。
しっとりした生活感のある絵本もすごくいいけれど、
こういうおちゃめでちょっぴりシュールな世界もいいなあと思いました。

 

(ウラシマの特技「ブックエンド」。驚くほど安定が良い!)

しゃっくりというのは、続くとけっこうつらいものだけど、
それほど深刻なものでもないので…
小さい子がマジメな顔でしゃっくりしてると、
ついつい可愛くて笑っちゃいますね。
でも、おとなになると、しゃっくりって、ほとんど出ない。
しようと思ってできるものではないし。
もう一生分のしゃっくりを全部してしまったのかしら。
ちょっと寂しい。

(ひくっ!?) 

 

11月7日発売です。
↓ 

kodomoe(コドモエ)
2016年 12 月号 (雑誌)
 
白泉社

 

<追記> 

2017年9月に白泉社から単行本になりました!
こちら

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珍客

2016-11-04 23:21:25 | 日々

夜の7時すこし前のこと。
階下で「ばたん、がたん」と音がする。
ウラシマがひとりで遊んでいるんだろうと、気にとめずにいたが、
ふとその音にかすかな違和感をおぼえ、のぞいてみたところ、
猫ドアのすぐ内側に、どう見ても猫じゃないものがいた。

ベージュっぽい毛皮の、ふわふわした丸っこい奴。
お久しぶりのアナグマ君。

小さめのアナグマは猫と同じくらいなので、
猫が通れるところならだいたい通れる。
以前にも猫穴から入ってきたことは何度かあった。
ごみ箱が倒れて、お菓子の包み紙が散らばっている。
家に入ってくるアナグマは、まず例外なくごみ箱をあさり、
(視力は弱く、嗅覚が頼りで、食べ物の匂いにすごく敏感らしい)
次に猫のゴハン皿のところへ行くのがお決まりのコース。
しかし、ドアがついてもやっぱり入れるのか。
うーん、困ったね。

とりあえず退出願いましょうと、降りていったら、
ちょうど横からウラシマもしゃしゃり出てきた。
すると、アナグマ君、出口とは逆の方向にするすると…
(足が短くてほとんど見えないので、歩くというより
毛皮がうねって移動していくような不思議な歩き方)
「あー、そっちじゃなーいっ!」と言う間もあらばこそ、
奥へ奥へと進み、突き当りの押し入れに入ってしまった。

こんなふうに。

ここの押し入れは湿気がたまりやすいので、いつも開けっ放しで、
よく猫も入っている。
アナグマは猫と違って、上の段に飛び上ることはできない。
そのへんのものをがさがさと落としながら、奥へ奥へと。

 

(露出調整で明るく写っていますが、ほんとはもっと暗く、
しかも片手シャッターのため、ほとんどブレてしまっています)

「こらこら、出なさ~い」
虫捕り網の柄でつついても、びくともしない。
将棋に「穴熊」という戦法があって、「守備が堅牢」という意味だそうで、
もうほんとにその通り。堅牢。ぜんぜん動かない。
ときおり「くつくつくつくつ」と小声で言っている。
警戒音だろうか。抗議というか、言い訳のようにも聞こえる。

見た感じ、毛皮がきれいだし、顔つきもなんとなく幼いようで、
今年生まれてひとり立ちしたばかりの子かもしれない。
ふかふかの毛並みは、ちょっとさわってみたい!と思うけれど、
アナグマの歯は鋭く、人の指くらい噛みちぎるとか聞いたし、
可愛く見えても生粋の野生動物だから、うかつに手は出せない。
さて、どうしたもんでしょうか。
 

少しずつ手前の物をどけていったので、こっちの隅に移動した。

 

拡大。爪がすごいでしょう。

ウラシマは興味しんしんで、ずーっと周囲をうろうろしており、
(ひょっとして、きなちゃんと間違えてないかい?)
怖れる様子もなくどんどん近づいていくので、邪魔でもあるし、
万一噛まれたら大変なので、つかまえて台所に閉じこめた。 
 

また左に移動。そして、落ち着く。
あー、落ち着くな! そこで寝るんじゃない!

このあと、みかんなどを投げて釣ってみるも、反応せず、
20分くらいこのまんま。
どうやったらここから出せるだろうかと考えていたら、
ふいに目が覚めたように、するすると動き出した。
いまだ!と思って、開けてある窓のほうへ誘導しようとしたが、
また何を勘違いしたのか、途中で直角に左折して、階段のほうへ。
あっと驚く素早さで、するするすると2階へ上がっていくじゃないの。

なるほど、高いところには上がれないけど、階段は得意か。
なんて感心してる場合じゃなく、あわてて追っかけると、
アナグマは、躊躇することなく2階の部屋にまっすぐ入っていく。
わたしの椅子のあたりで寝ていたきなこと真鈴が、ビックリ仰天、
そろってねずみ花火みたいに飛び上り、入れ違いに逃げてきた。

そして、アナグマ君は、

わたしの机の下です。
おーい、その箱はパソコンのコンセントだから、かじらないでよね~。 

 

 

そしてまたここに居座って動かない。
どうしてもどうしても動かない。 
猫のように強引に首ねっこつかんでひっぱり出すわけにもいかず。

アナグマはタヌキと同じく、捕まったりしてパニックになると
仮死状態のようになる「タヌキ寝入り」の習性があるそうで、
なんかすごく眠そうに見えるのは、それではないと思うけど、
もしかして、この子、冬眠場所を探して迷いこんできたのかも。
いやいやいや、ここで冬眠されたら困るから!
きみのいるべき場所はここではな~い。
おうち帰んなさい。ね? おうち。ホーム。わかる?
E.T. オウチ、カエル! 

などと、こっちも座り込んで、いろいろ言ってみたりするのだけど、
あいにくMも留守だし、これ以上どうしたらいいかわからない。
そのうち、やっと思いついて、猫用のキャリーケースに
ドライフードを10粒ばかり放り込み、そろそろと近づけてみると、
1分もしないうちにそわそわしだし、顔を突っ込んで食べ始めた。

野生動物にしては、こういうところ、警戒心がなさすぎる。
きなちゃんのほうがよほど慎重だ。
アナグマ君、自分の置かれている状況がよくわかってないらしい。
カリカリと食べながら、だんだん奥に入っていく。
シッポだけ見えるくらいになったとき、 意を決して近づき、
えいっと戸を閉めた。
閉めたとたんに猛然と暴れるか…と身構えたら、そうでもなく、
どうやら捕まったこともよくわかってないようで、

はい、すんなり捕獲成功。

 

 


キャリーを持った感じが、さんちゃんやウラシマとあまり違わなかったから、
体重5~6キロというところ。やっぱり子どもかな。
そのまま庭まで持ってって、放してやる。
さほど泡食ってでもなく、のこのこと丸い背中を見せて、
川のほうへ石段を降りて行った。

片付け終わって、台所で鳴いていたウラシマを出してやり、
裏庭に自主避難していたきななを回収し、時計をみたら8時すぎでした。 
つかれた~。 

 

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隙間

2016-11-02 11:16:54 | 日々

いつもものすごく早寝で早起きのMは、生活時間が
わたしと3時間くらいずれているのですが、今朝も暗いうちから
アトリエにいたところ、カランカランと鐘が鳴る音がする。
見たら、大きな角のある鹿が、門の外から首を突っ込んで
コスモスを食っていた。

…というところをMが描いた絵。

「こら!」というと、あわてて首を抜こうとして角がひっかかり、
木戸を壊してそのまま逃げてったそうです。

大きな角は、ただ立っているだけなら立派でいいけれど、
やっぱりゴハンは食べなきゃならないし、このあたりは
藪が多く、広々とした牧草地なんてありませんからね。
牡鹿はけっこう苦労して暮らしているのではないかしら。
ここ以外にもいろんな場所でひっかかってると思う。

この木戸を壊されたのは2回目。
前回は、他の地点から庭に侵入した鹿が、退路を見失い、
ここを(逆側から)無理やりぶち壊して逃走しました。
中途半端な隙間があるからいけないんだな。
桟の間隔をもっと狭くしなくちゃ。

 

本日の「いいね!」


STREET ART BLENDED IN WITH NATURE

やってみたくなりますね。 

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