閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

おしろい花など

2024-07-05 19:09:51 | 日々

山アジサイのカレハナいろいろ。

 

いつのまにかずいぶん大きな木になってしまったデュランタ。花はちょっとしか咲かないけど。

 

セミが猛然と鳴き始め、おしろい花も咲き始めた。
セミはいったい何百匹いるんだか…どこかでうわーっと鳴き始めると、どんどん周囲を巻き込んで盛り上がり、TVの音声などまったく聴きとれなくなってしまう。

 

黄と赤の絞り。お祭りの屋台の水風船を思い出す。

***

朝、窓の内側に、小さい蛾がはたはたしていた。緑と茶色の模様がちょっと変わっていたので、そーっと写真を撮った。そのあと、外に出してやろうと、捕虫網を持って戻ったら、ほんの3分ほどの間に、下に落ちてもう動かなくなっていた。
虫は苦手だけれど嫌いではない。あまりにも違いすぎて理解できないけれど、それはお互い様だ。名前を調べたら、わかった。アシブトチズモンアオシャク。足太・地図紋・青尺。
なるほど、あれは地図か。地図を持っていたのに、迷ってしまったんだな。
画像は載せませんので、気になる方は検索してみてください。
名前の最後にシャクがつくものは、幼虫時代はいわゆる尺取り虫。

湿気でカレンダーの端が反ってしまう、と書いたら、カレンダークリップというものがあると教えていただいた。
早速入手。おお、これでばっちりです。(ばっちり、って古語?)

 

本日のにゃんズ。

コマちゃんは、

 

ここ。

 

クレ坊は、ここ。

 

ヒトも含め、全員が居間のテーブルに集まっているのは、この右手で扇風機が回っているから!
本日の最高室温なんと31℃。いや~、暑かったです。

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黒ねこサンゴロウ(中国版・その2)

2024-07-03 15:48:17 | お知らせ(海外版)

昨年冬に前半5巻が出た中国(簡体)版の、後半5巻ができました。

「旅のつづき 1~5」ではなく、「海猫的旅程 6~10」という扱いになっています。
(もともと日本で出たときは、6巻以上の長いシリーズは書店で置いてもらえないと言われたため、5巻ずつに分け、後半を新シリーズに見せかけるという苦肉の策でこういうことに…笑)

タイトルの意味は、6巻「ケンとミリ」→「声の波の中の再会」、7巻「青いジョーカー」→「真珠島から来た謎の客」、8巻「ほのおをこえて」→「難破船の過去」、のような感じ。9と10は原題と同じ。

校正の裏話は→こちら

5巻ぴっちりパックされて届きました。セット売りだけかと思っていたら、あちらの書店ではバラ売りもあるみたい。各巻35元。

前回も「おや?」と思ったのですが、6~7巻と8~10巻で訳者名が違います。つまり、10巻を3人の方が訳してくださったということ。
シリーズ物で訳者が交替するというのは、日本ではあまりないんじゃないかと思うのですが…文体の違いでキャラが微妙にぶれたりしそうな気がするけれど、中国語だとそれほど差が出ないのかな? (グーグル翻訳では、細かいニュアンスの違いまではわからないので…)

5冊で20項目くらい、訂正や質問を送りましたが、ひとつひとつていねいに対応していただき、感謝です。
いちいちめんどくさい作者やな~と思われてもかまいません。むしろそう思ってもらったほうが嬉しいくらい。
せっかくなので、この勢いでテール君の5巻まで行けたらいいな。なるべく校正をする元気のあるうちに、よろしくおねがいいたします。

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7月

2024-07-02 14:43:36 | 日々

モネのカレンダーも後半に入る。
睡蓮が出てくるのはここまで。わたしは一年じゅう睡蓮づくしでも構わないけれど。
毎年いまごろになるとカレンダーの紙が湿気で反ってくる。

睡蓮というと、英国のキューガーデン(王立植物園)が思い出される…と言っても、そこには一度も行ったことがない。小説か何かで読んだのが、間違って自分の記憶に刷り込まれてしまったのかもしれない。本当に睡蓮池があるかどうかも知らないけれど、いかにもありそうな気がするでしょ?
それから、子どもの頃に通った図書館の前庭。コンクリート造りの長方形の池に、小さい睡蓮がひとつふたつ咲いていた。記憶の中の図書館は、夏の午後。水底をゆらゆら泳ぐ赤い金魚。

朝の4時半に、蚊に襲われる。
薄手のタオルを頭からかぶってやりすごそうとしたが、タオルくらいものともせず刺してくる猛者で、それも1匹ではない。すべての窓には網戸がついているのに、どこからか入ってきている。
どうやらこれを退治しなければ眠れないらしい。あきらめて読書灯をつけ、本を読みながら、わざと手を出して待っていたら、すぐふわふわと寄ってきた。しかし、ふわふわのくせに逃げ足は非常に早く、叩いてもなかなか当たらない。
ときどきうとうとしながら、6匹まで叩いたところで、7時になってしまったので、しかたなく起きる。どうも叩いた数より刺された数のほうが多い。
あとでよく見たら、寝室の窓の網戸でない側が15センチほど開いていた。これでは入ってくるわけだ。
それにしても、この家の2階の、たまたま開いていた15センチの隙間のずーっと奥にヒトがいるということが、どうしてわかるんだろう。1匹だけなら、たまたま迷い込んだとも思えるけれど、6匹(以上)だから、全員が特殊な高性能センサーを搭載しているとしか思えない。おそろしい。
時代劇を見ると、平安時代の寝殿造りなんて、あっちもこっちも開けっ放しで、庭には前栽や池などあり、夏にはさぞ蚊が多かっただろう。
「ねぶたしと思ひて臥したるに、蚊の細声にわびしげに名のりて、顔のほどに飛びありく。羽風さへ、その身のほどにあるこそ、いとにくけれ」(枕草子・にくきもの)
それを、どうしたか、については書かれていない。清少納言さんも、薄物をひきかぶって寝たふりしていたかしらね。
(眠いので文章がぐたぐたで、すみません)


ホスタ3号(ジューン)も咲きました。
いまのところ、この子がいちばん背が小さいけれど、雰囲気は昔ながらのギボウシにいちばん近い。

 

2号ちゃんはお花がいっぱい。

 

ジニア。珍しくふんわりした色のがあったので。
見切り処分みたいなのを買ってきて、ぱちぱち切り詰めてやったら、暑くなるにつれて調子が出てきた。

 

本日のにゃんズ。

つめとぎトギトギ。

 

さて、どこ行こっかなっと。

 

A4サイズにきちんとおさまる。

 

正しい折りたたみ方。

 

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