今年も、ほおずき。
草むらの中から、ひとつふたつと色づいたのをみつけては採ってくる。
一か所におとなしくしていられない植物で、地下茎であちこち広がっていくので管理が難しい。これはミョウガも同じで、広がっていったフロンティアがいちばん元気なのだ。
無理に管理しようとしなければいいんだけど、ほうっておくとカオスになるし、何よりも草刈り担当者に協力してもらうのが一番難しい。
ヤマユリ咲いた。
黒い大きなアゲハ蝶がたくさん来る。うっとりしたようにまとわりついて離れない。
蜜の味の好み、というより、どうしようもなくひきつけられる媚薬のような成分が含まれているのかもしれない。
白や黄色の蝶は、ユリよりもキャットニップやオレガノが好きで、小雨の中でも、いつも数匹はたはた、はたはたしている。
蝶のサイズと色、訪れる花のサイズと色には、関係がありそうだ。紋白蝶にはヤマユリは威圧感がありすぎて近寄りがたいとか…羽に花粉がつくのがヤダ、とか…。
野良かぼちゃ1号。早くも誰かつついた痕跡がある。
かぼちゃは特に好きというわけではないし、勝手に生えた奴だから味も期待していないけれど、つつかれていると、なんとなくくやしい。
2号候補は、どうでしょうか。
渋い色になってきた姫アジサイ。
こちらはお隣の…何でしたっけ? 紅てまり? 白からピンク紅混じりになり、現在は緑っぽく変化しているところ。
この時期は、いつもはさみを持ち歩き、咲き終えたアジサイをぱちぱち切ってまわっている。「アジサイは威張らせよ」と言うそうで、伸びたがるものをこちらの都合でこぢんまり育てるのは至難の技。
隣町の川沿いの桜並木の足元がアジサイの植栽になっていて、いつも色とりどりの花がぎっしり並ぶ。かなりの距離にわたってみごとに背丈が揃っていて、乱れがなく、花付きも非常に良い。あれはどうやっているのかなあ。剪定しているところを一度見学してみたい。
梅雨どきはアジサイの挿し芽をするのに良いけれど、降れば土砂降り、晴れれば猛暑という変な梅雨では、なかなかうまくいかない。
青紫の星形の八重がく咲きが2本だけ、なんとか根付いたようなので、鉢を日陰に置いて大事にしている。
本日のにゃんズ。
近ごろわりと甘えっ子。ふと気がつくと膝でべったり寝ていて、いつのまに?と驚く。
晴れたら晴れたで暑いのだ。