季刊『飛ぶ教室』78号(2024年夏号)に、お話ひとつ書かせていただきました。
飛ぶ教室さんは10年ぶりくらいです。今回は「海が舞台となる、楽しいお話を」というご依頼で、特集タイトルも「海でわははは」と豪快なので、わたしが書くとそんな大笑いにはならないと思う…とお返事したのですが、それでもいいということでしたので。
海が舞台の話って、そういえば、サンゴロウをはじめ、これまでけっこういろいろ書いたんですけど、作者本人は海水浴も魚釣りも潮干狩りも好きではなく、航海どころか、晴れた日に海辺に立っているだけで頭が痛くなるというインドア猫…(笑)
そして、今回の話に書いた「かき氷」ですが、小学生のときに食べた真っ黄色の氷レモンしか記憶にない。しかもそれがなぜか夜のお好み焼き屋さんで、裸電球(昭和だ!)に照らされた鉄板がやたらと熱かったことしか覚えてない。
最近はやりのエスプーマというふわふわ高級かき氷を出すお店が地元にもできて、気になりつつもなかなか機会がなく、そうだ、この掲載誌が出たら記念に食べに行こう! これくらい暑ければ一人前食べきれるかも、なぁんて思っていたら、この夏を待たず閉店してしまったそうで、あらまあ、でした。