一気に
崩れ落ちる
希望は
あの城のように
姫の泣き言を聞くように
川の中へ吸い込まれていきます
生きますよ
どう邪魔をされたってさ
生きてみますよ
可能な限り
先にも言いましたが
踊りを踊る瞬間が
僕にとって一番の幸せを
感じられる瞬間なんです
だから
踊りをし続けて
「詩」は
ダンスしなきゃいけない
「詠われ」て
ダンスに誘われなきゃいけない
格 . . . 本文を読む
見上げた街の
街路樹が
ひとびとの心情を
分け入り
密林の奥へ誘うように
ザワザワと踊っている
夢のなかで
育まれた
世界内存在も
すこし怯えて
春風に浮き足立っている
春風に
泣きながら笑う君の
その小鳥の囀るような声も
透き通る黄色い通りのなかで
踊るようにはしゃいでいるみたいなんだよ . . . 本文を読む