何かが見える
移動するわれらがタマシイ
果たして
最初から見抜かれてしまうようなインボウを
企てるやつらなどいるのだろうか?
極めて疑問だ
僕の人生が、何者かのインボウによって規定されているとして
何の恐怖を持つ必要があろう? . . . 本文を読む
総じて、色んなものを見すぎてしまった。
もう、お別れなのか?
僕の目からは涙が溢れてやまないよ。
世界とのくちづけをしそびれて
僕の痺れた手足が雲に埋め込まれているよ
嗚!浅い眠りの後の赤ワイン
僕の愚かさはアオく染まって空へ昇るよ
掴みどころのない意志を胸に抱けば
あいつも笑っているよ
笑っているよ 大きな口を開けて
終わってんな
こんな僕の日記みたいな吐露をしたって . . . 本文を読む
単純に
氷のメロディーが
欲しいなら
言えばいいじゃん
神様に
遠くで
耳鳴りが
海原を越えて
轟いているが
僕は今目の前のことで
頭がいっぱいだ
さあ
朝がやってきて
とうとう僕は血を流してしまった
明日は来るのか?
ライオンに訊いても分かりません!
. . . 本文を読む
一致しない
満悦しない
教授しない
そんななかに
答えはある
楽観的
主観的
客観的
味わいは
きっとそれらのなかに在る
夢みたい
風みたい
君みたい
そんななかに
時は存在する . . . 本文を読む
何も奪われることなどなかった
神様から必要なものはすべてもらえた
失ったと思われた宝ものたちは
彼岸へ逝かずとも
手に入る真実だった
走り抜けて
荒野を越えれば
目の前に広がるのは
緑に満ちた
楽園だった
たった 少しの勇気で
人は
何でも手に入れることが
できるのだと
判明した 三月だった
. . . 本文を読む