水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

儚い疑問

2015年02月20日 21時39分14秒 | 詩編
 何かが見える  移動するわれらがタマシイ    果たして  最初から見抜かれてしまうようなインボウを  企てるやつらなどいるのだろうか?    極めて疑問だ  僕の人生が、何者かのインボウによって規定されているとして  何の恐怖を持つ必要があろう? . . . 本文を読む

おわかれ

2015年02月20日 21時00分33秒 | 詩編
 総じて、色んなものを見すぎてしまった。  もう、お別れなのか?  僕の目からは涙が溢れてやまないよ。  世界とのくちづけをしそびれて  僕の痺れた手足が雲に埋め込まれているよ  嗚!浅い眠りの後の赤ワイン  僕の愚かさはアオく染まって空へ昇るよ  掴みどころのない意志を胸に抱けば  あいつも笑っているよ  笑っているよ 大きな口を開けて  終わってんな  こんな僕の日記みたいな吐露をしたって . . . 本文を読む

踊るメロディー

2015年02月20日 20時59分56秒 | 詩編
 単純に  氷のメロディーが  欲しいなら  言えばいいじゃん  神様に  遠くで  耳鳴りが  海原を越えて  轟いているが  僕は今目の前のことで  頭がいっぱいだ  さあ  朝がやってきて  とうとう僕は血を流してしまった  明日は来るのか?  ライオンに訊いても分かりません! . . . 本文を読む

風に乗って

2015年02月20日 20時57分30秒 | 詩編
 一致しない  満悦しない  教授しない  そんななかに  答えはある  楽観的  主観的  客観的  味わいは  きっとそれらのなかに在る  夢みたい  風みたい  君みたい  そんななかに  時は存在する . . . 本文を読む

神様の存在

2015年02月20日 19時16分13秒 | 詩編
 何も奪われることなどなかった  神様から必要なものはすべてもらえた  失ったと思われた宝ものたちは  彼岸へ逝かずとも  手に入る真実だった  走り抜けて  荒野を越えれば  目の前に広がるのは  緑に満ちた  楽園だった  たった 少しの勇気で  人は  何でも手に入れることが  できるのだと  判明した 三月だった . . . 本文を読む