水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

額に汗は光り

2016年10月12日 16時59分25秒 | 詩編
 近くにいても  遠くにいても  見つめている  あなたの背筋が  ああ溶けてゆく  ああ溶けてゆく  未明の闇に  紛れてゆく  都会の法則を  何度も省みて  夢に泳ぐ  群青色した紳士の波が   ビルの谷間で畝ねるから  呆気なくも朽ちていく  日々の不定形に  想いを寄せて  風に乗って北へ赴く . . . 本文を読む