風、吹かれ
サビ、流れ
ロックというジャンルを
更新して
何、思う
何、見つめて
ステップ踏んで、水溜り越える?
軽々と時をまたいで
カラフルな服に身を包んで
今日も、どうして風と戯れる?
群れる人々を
かき分けて、
愛に根差した
君の孤独は
何のあをと溶けるだろう?
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多分、ね
タウン、で
まつ毛伏せた彼女の幻影が
街風に揺れる
時折、
舐めては去っていく
明日の青い風は
夕方の雑踏を
吹きすぎて
記憶を
風化させていく
羅針盤を
握り締めた
汗ばむ僕の両の手は
黄色い哀切を
匂わすように
夢に震えた
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いっぽ進む度に
ぽろっと落とした
希望の数々
夢の間で語られる
嘘っぽい幼い話を
リラックスさながら
サナギ状態で
聞き流す
ああ、
聞き流すんかい?
浮ついた僕のココロに
へばりついたなめくじみたいな
君の慕情に
寄り添って泣く僕のみじめな姿を
その甘い瞳に焼き付けて
焼き付けて
ホットケーキを焦がしてしまうみたいに
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