水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

夕刻、海辺を基織れば

2018年01月25日 12時02分54秒 | 震災詩篇
振り向きザマに 名にか硫黄とシテ 火寝暮れる此処櫓の 張り津めた久琵州血に 蒼く浮き上がって居る欠陥の跡を辿れば 火傷(やけ)に深(み)馴れた膿みへデル 気儘に浜辺を彷徨って 夜尾螺砂上に音身名を掛けば 何時とも知れずに凪ぐ海の 疏を書き消さぬ未に発ち 汁したママの暗しの知流辺も 朋詩碑揺らす余波(なごり)の洋 須沙真面く荒む皆藻の肥えを 美身を澄まして聴いて射瑠と 疎零は去煮詩江預裡琶く面居 . . . 本文を読む