水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

平成も終わるところ

2018年09月01日 18時45分26秒 | 詩編
鮒みたいに濁った目をして 僕は未来に何を見る? 何を見たのか世は不思議 世界のなかで捕らわれているままの僕は 世界を解明する術を学ぶ 学び 学びを引っ張ってゆく 想いの丈を一文に書く 僕は君の未来を守る だけでなく現在(いま)の命を押し抱く! 筒抜けた下心の狭間で 揺れ動く二つの生身のカラダ 世界は閉じる、僕らの汗で 敷かれた布地の欲望は 親を超えて部屋中に香る . . . 本文を読む

遠い未来の二人と和

2018年09月01日 17時21分26秒 | 詩編
不確実な未来だと 二人してゆく以外など 求めるわけがない嘘じゃない 遠い未来もその人が「あなた」であってほしいから 独りで歩くこの帰り道 君を引き留めればよかったと、後悔しても遅いのだ。 優しく胸を締め付ける君の別れのモーションが 薫りとなって漂う夕辺 いつの日か聴いた波音が 僕らの青い日々を象るフレームとなって 僕らの逢瀬は単なる遊びじゃなかったと 言い切れる未来が来ますように 後悔のない航 . . . 本文を読む