鮒みたいに濁った目をして
僕は未来に何を見る?
何を見たのか世は不思議
世界のなかで捕らわれているままの僕は
世界を解明する術を学ぶ
学び 学びを引っ張ってゆく
想いの丈を一文に書く
僕は君の未来を守る
だけでなく現在(いま)の命を押し抱く!
筒抜けた下心の狭間で
揺れ動く二つの生身のカラダ
世界は閉じる、僕らの汗で
敷かれた布地の欲望は
親を超えて部屋中に香る
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不確実な未来だと
二人してゆく以外など
求めるわけがない嘘じゃない
遠い未来もその人が「あなた」であってほしいから
独りで歩くこの帰り道
君を引き留めればよかったと、後悔しても遅いのだ。
優しく胸を締め付ける君の別れのモーションが
薫りとなって漂う夕辺
いつの日か聴いた波音が
僕らの青い日々を象るフレームとなって
僕らの逢瀬は単なる遊びじゃなかったと
言い切れる未来が来ますように
後悔のない航 . . . 本文を読む