さて、本日の玉手箱は・・・ かいごさま(その4)を書こうと思いましたが・・・
先週11月23日の祝日に、あるイベントに参加しました。
上の画像がそれです。
これまで、このブログにはちょっとだけしか書いていませんでしたが、実は私は古代史ファン。普段出不精なくせに、好きなこととなると、ホイホイと出かけております。
特に、6~7世紀が好きで、高松塚古墳とキトラ古墳については大層興味を持っています。
'72年(昭和47年)高松塚古墳壁画発見当時、新聞を飾った万葉美人の壁画を記憶されている方もいらっしゃるでしょう。
双方とも、四方の壁に四神(青龍、白虎、朱雀[高松塚は未確認]、玄武)、天井に星宿図(天文図)が描かれ、その他高松塚には太陽と月・男女群像、キトラには十二支(すべて確認されてるわけではない)が描かれています。
このような高度な技術の極彩色壁画を持つ墳墓は、これまで日本で発見されたものではこの2つだけなのです。
いかに貴重な資料であるか、お分かりいただけると思います。
今回観賞したDVDは、35年前、高松塚古墳を発掘調査した関西大学助教授と学生達が壁画を発見するまでの経緯を再現ドラマ風に仕立ててありました。
考古学を志すものなら、誰しもが夢見る世紀の大発見です。
その驚愕と歓喜にうち震える様子が、こちらまで伝わり、思わず涙ぐんでしまったほどです。
私の関心は、やはり被葬者は誰かということですが、今回講演された東大名誉教授 藤本 強氏は考古学者(考古学者はなぜか避けている)であるため、その辺りのお話は伺えませんでした。
しかし、壁画の詳しい説明や壁画切り取りの様子など、おもしろい話を拝聴することができました。
それから、会場は6~7割の入りで、福島にもこんなにたくさんの考古学、古代史ファンがいたのかと驚いた次第です。
この話を始めると際限がなくなりますので、もう止めにします。
ブログを始めてから、この趣味もおサボリモードでしたが、これを機会にまたこの世界に浸りたいなあ・・・と。
カテゴリーに「チエの玉手箱」を設けてから、このブログも段々変な方向に進みつつありますね。まあ、これも私の一面でして、その発端はやはり昭和のめもりーの中にあります。
機会がありましたら、そのうちお話しすることにいたしましょう。