月曜日の夜中に随分強く雨が降りバラの枝が花の重さで曲がってしまう物がありました。蕾が沢山付きすぎて少しのバランスが崩れる事で整然とした株姿を維持出来なくなったのでしょう。
一番花も終盤ですから切り取れば良いだけですがポール仕立てにして置けばよかったと後悔しました。
満開のテージング・ジョージアの散り始めた花柄を切り取ったらクレマチスが元々の主役のように咲いて来ました。二番花との間が開く品種の鉢植えを少し大きめの鉢に植え替えた時にビチセラ系かジャックマニー系の
根元から切れるタイプ(新枝咲き)のクレマチスを植えつけておくと剪定後寂しくならずに済みます。
写真上が5月31日撮影「ティージングジョージア」
写真下が6月16日撮影「ベノサ バイオランシア」
株下に落ちた花びらを拾い集めながら長袖を着ていてもバラの棘で傷だらけになった腕の傷、暑くてひじまである手袋も面倒くさいしガーデナーの証とでも考えています。
質問
「シュートの先に蕾が付きましたが咲かせて良いのでしょうか。」
答え
多くの書籍には全て花目が付く前に新芽の先端を折り取ると説明している物が多いですが、出来れば蕾が出来る前に先端一センチほどを揉み込むようにして、成長を止めます。ヨトウムシが先端をかじった程度です。シュートを発見した時既に蕾がたくさん付いていた場合は先端の大きな花を咲かせ、他の蕾は取り除きます。大きく育つ品種はなかなか蕾は付きませんが、コンパクトに育つ品種は30センチほどに伸びた時には蕾が付いている品種もあります。(個人的にですが来年まで待てない、だから一輪でも咲かせて楽しみます。)
新潟も夏猛暑になることが多く、8月に咲いた花は開花後早めに摘み取っています。
(小さな森風です。)
何か栽培の参考になれば幸いです。