彼岸過ぎまで寒さがぶり返していた不純な天候も、やっと終わったようです。
気がつけば、冬越しをしたエンドウのツルが伸び放題になっていました。
早急に、棚をこしらえねばなりません。
これまでは、2.1mの棚を頑張って作っていました。
ところが、今年は大問題が・・・・
以前に、広重ゆかりの竹藪を伐採したことはブログに書きました。
実は、2.1mの大棚は、この竹を使って組み立てていたのです。
竹は年々劣化していきます。ところが、竹藪がない!新しい竹は、もはや手に入りません。
どーする!?
市販品を使うか・・・・これまでも、キュウリやトマトには、2.1mの農業用資材(緑のポール)を使って棚を作ってきました。しかし、この資材は弱い!豆類やゴーヤなど繁茂する野菜には、強度不足なのです。
ならば、もっと太い農業用資材を使えばいいのでは?
今まで使ってきたポールの径は20㎜です。ところが、これより太い品は、急にベラボウな値段になってしまうのです。
そこで今回、探し当てたのがこれ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/77/7348bc4bd297f64cafd3df716f692f7e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/98/50f7a214c9964b3948c7823f0fe88edb.jpg)
防獣杭として売られていました。長さ 210㎝、太さ 25mm、とても頑丈です。10本、買いました。キュウリネット込みで、5000円弱。まあ、これ位の出費に抑えることができればヨシとしましょう。出来上がる棚の高さは2.1mよりかなり低くなりますが、やむをえません。
夫婦共同作業により、何とかネットも張り終えました(^.^)
ポールを木槌で打つとき、少し離れて見ていてもらわないと、真っ直ぐに打てないから、どうしても助手が要るのです。
合掌棚にすれば、強度も出るし、一人で組み立てが可能ですが、防獣杭が倍必要となります。これでは、財布がもちません(^^;
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出来上がった棚の高さは、1.85mです。
両端は、防獣杭ではなく、通常の農業資材(径 20mm)です。その理由は後ほど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/4e/9bc3f22f402a96ad4e87be181c4939e7.jpg)
この写真でわかるように、右の農業用資材は、左の防獣杭に較べて細いだけでなく、木槌で打たれてきたことにより、上端がひどく損傷しています。ここから入った雨水が、腐食をすすめ、数年後にはポキリと折れてしまいます。
防獣杭なら大丈夫かというと・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/3c/db28409bcf7379ed11fdd35cd33fde7d.jpg)
10本の内、数本は、木槌で打たれたことにより、鉄パイプが剥き出しになっています。
そこで、
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ありあわせのボンドをたっぷり塗り、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/4c/1ee272614518885bcd447c9763b37269.jpg)
蓋をしてやりました(^.^)
残る作業は、ポールの固定です。
頑丈な農業用紐をポールの上端に結び、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/b6/b349de9537d884be3276d19cd9354a7c.jpg)
下端をアンカーで固定します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/72/7d805bd80f78bf268886311228d6cc29.jpg)
ギュっと張れば、多少の暴風雨にはOK。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/3e/2be8b5453b8079d991d46fd30e83041f.jpg)
二本、ピンと張れました。
ところで、この固定紐は、端から2本目のポールを固定しています。その理由は、固定してできた三角形の角度をできるだけ大きくして、強度、安定度を増すためです。
端のポールは、いわばダミー。従来の農業資材(径20mm)です。
予算の都合上、やむをえませんね(^^;