このところ、バタくさいガラスが続きましたので、今回は口直しに、素ガラスです(そんな言葉はないのですが(^^;)
透明ガラス、これもおかしな日本語、正確には、無色透明ガラスの急須です。
いずれも日本製、ちゃんとお金を払って入手した物です(^.^)
右:最大幅 14.6㎝、高 10.7㎝。大正ー戦前。
左:最大幅 11.6㎝、高 8.3㎝。現代。
大型急須、もしくは、水注といったところです。
取手が洒落ています。
上端は切り離したままでギザギザです。
注ぎ口も切り離したままです。
口縁は簡単になますことができるはずですから、意図的にそのままにしてある?
底が少しくぼんでいます。その分、安定感があります。
注ぎ口の接合も非常に滑らか。
写真では小さく見えますが、かなりの容量です。
5、6人分のお茶なら楽勝です。
もう一つは、小さな急須です。
先の急須と異なり、全部の面が滑らかに処理されています。
茶こしもガラスでつくってあります。
ただ、穴が大きいので、すり抜けるお茶の葉もけっこうあります(^^;
蓋の中央には、空気抜きの穴が。芸が細かい(^.^)
一人ひそかにお茶を愉しむにはうってつけかもしれません。
素ガラスの急須、いわばスッピン。全部が丸見えなのでごまかしがききません。良いお茶葉を用意しておかねば(^.^)