「本間がコケた ホンマ?」。秀逸、しゅういつ。「野依の顔が見えぬ 野より山や」。少し高度かな?
などと、馬鹿なだじゃれが口をついて出る。実に不愉快なトラブルばかりが続いている。政府税調会長を務めた本間さんの辞任の理由はこの際、興味がない。むしろ、安倍首相主導で、基本路線が異なる石さんを降ろし、本間さんを起用した来ただけに、後任指名が興味をひく。どなたにしても、法人優遇路線は不変だろうが。
さて、野依さんご本人の声を聞いた人はいるだろうかとの率直な疑問がわく。教育再生会議の構成メンバーの感想は、何度も流れるが、肝心の座長のコメントは一向に伝わってこない。事務局長を務める山谷補佐官が、意識的に壁になっているのか、或いは、ご本人がマスコミを避けるのか不明だ。だが、ノーベル賞受賞者という金看板だけを利用しようとした人事だとしたら黙っていられない。
今日は冬至。昼夜の長さが逆転する境の日だけに、夜道をさまよう安倍内閣の支持率が反転、明るい兆しが見える日になるよう願いながら。