プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★食は風土(=Food?)

2015-12-28 16:01:03 | 日記・エッセイ・コラム
 昨日、「有馬記念」をTV観戦しようと、筋トレを早々に切り上げて、露天風呂へ駆けつけたら、先客が違う番組を観ていたので、体が温まるまでと湯船に体を沈めた。

 金沢と静岡、名古屋のローカル局の女子アナが、地元のおでん自慢とPR役をつとめ、ゲストが食べくらべて、批評しあう企画だった。

 それぞれに特徴があり、好みの問題で、客観的な評価は難しい。金沢おでんでは、「かに面」が供されたが、手間がかかり高価なのでうまくて当然の一品。

 おでんの次は、氷見の寒ブリ。全国ブランドなので、ゲストたちから「説明はいいから、早く食べさせろ!」とヤジが飛んだ。が、現物を用意していなかったので、一転してブーイングの嵐が湧き起こり、女子アナは、笑ってごまかした。

 興がさめ、風呂から上がった。内心、「馬鹿な子だ。今年は、暖冬で、まだ”ひみ寒ぶり宣言”が出ていなくて。」とか、「嫁ぎ先へ贈る”嫁ぶり”は、10㎏以上でないと失礼にあたる」位のうんちくを垂れたら、ブランドの価値がより一層高まるのにと、、、。

 ちなみに、「第4回ひみぶりフェア」は、2016年1月7日~2月末まで開催される。

 食は英語でFoodだが、Foodは日本語で風土と書くように、「食は風土」であり、その土地の文化。暖房のきいたスタジオではなく、粉雪が舞い、寒風吹きすさぶ中、現地で食することで美味が極まるというもの。