プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★第37回JAL千歳マラソン(2/2)ハプニング

2017-06-07 09:12:08 | スポーツ
 レース後、支笏湖畔の温泉に泊まった夜、TVのニュースで、「マラソン・コースに熊出没」と報じられ、びっくり仰天。

 コースは、支笏洞爺国立公園内なので、熊が生息していて当然だが、1万人を超すランナーの足音を聞けば、熊の方が警戒する筈で、まさかと思ったが、「事実は小説よりも奇なり」。ラジオや鈴を持って山菜採りに出かけた人が、クマに襲われても不思議ではない。

 さて、支笏湖から新千歳空港までのバスは、本数が少なく、土日祝日と平日で、ダイヤが異なる。5日(月)朝、抜けるような青空が広がっていたので、新緑を見ながら、停留所まで歩いたら、バスは、1時間前に出発していた。次発は、3時間後で、飛行機には間に合わない。

 案内所で相談したら、千歳市内からタクシーを呼ぶのに、1時間以上かかるので、ホテルの送迎用バスを頼むしかないと言われたが、戻っている余裕がなく、通りかかったバスを止めてお願いしたが、NG。

 私の責任だと、途方に暮れていたら、妻が、赤信号で停車した車の前に飛び出し、拝み倒して、JR千歳駅まで送ってもらえることになった。
親切なドライバーは、夜勤明けで千歳市内へ帰る途中で、皮肉にも、乗車を断ったホテルの従業員で、「俺なら乗せる」と憤慨するので、「会社の安全管理責任が問われますから」と、こちらが恐縮してしまった。

 生まれて初めて経験したヒッチハイクだったが、私には、到底、真似できない芸当で、一人だったらどうしただろうかと思うと、当分、妻には頭が上がりそうもない。