プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★政局風見鶏(前編):振り出しに

2021-09-04 08:21:48 | 日記・エッセイ・コラム
 9月3日、菅総理が、総裁選不出馬を発表したことで、今後の政局が混とんとしてきた。

 永田町は、魑魅魍魎の巣窟と思っていたが、一晩で、情勢が大きく変わることに改めて驚いている。

 これで、有力な対立候補と目されていた岸田前政調会長が有利かというと、そう簡単には行かないのが、永田町の常識。

 先に、コロナ対策として打ち出した「岸田4本柱」は、現政策に対する国民の不満や問題点を指摘し、代替策を示しているが、これは、選挙における対立候補の有利な点でもある。しかし、白紙状態になったので、自薦・他薦議員の動きが活発になる。

 国難に直面している状況下では、継続性が重要だと思うので、トップ交代はゆゆしき問題だ。

 菅総理が、「コロナ対策に専任したい」とした覚悟のほどを、残りの在任期間中に、どこまで果たせるのか、注視したい。