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プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★真のもてなしとは、、

2015-12-20 08:48:20 | 日記・エッセイ・コラム
 東京オリンピック招致の際、流行語にもなった「お・も・て・な・し」。それ以来、私の嫌いな言葉の一つになった。

 本来、「もてなし」とは、その人に備わった物腰や身のこなし等の知性の体現であって、マニュアル化や運動論に馴染まない。

 先日、ある老舗旅館にweb予約を入れたら、宿泊日の1週間前に、お礼と確認の電話があった。続いて、宿泊前日、チェック・イン時間確認の電話があり、随分、慎重だなと感じた。

 さらに、「返信をお願いします」とのメールが届いていた。留守中に、メールを送ったきたのだが、度を超すと不愉快になる。

 当日、宿に着くと、駐車場入り口に宿の従業員が傘をさして、立っていた。雨だったので、お客様が濡れないようにとの配慮だったが、私も妻も恐縮するだけで、嬉しくなかった。

 ホテルや旅館のサービスを充実させることは結構だが、海外からの観光客増加のために、国を挙げて展開する”もてなし運動”は、卑屈で、心の貧困さを感じさせる。

 

★笑って許して!「うどんカルタ」

2015-12-18 13:44:35 | 日記・エッセイ・コラム
 香川県が作った「うどんカルタ」の販売が延期された。理由は、「強いコシ色白太目まるで妻」に、「よいイメージを持たない人もいるのではないか」と寄せられた一通の苦情。

 この程度のギャグが問題視されるなら、「サラリーマン川柳」は、全てNGになって然るべきだし、毒舌を売り物にする綾小路きみまろなどは、真っ先に血祭りにあげられる。

 当局の弱腰もさることながら、解釈の自由が、表現の自由を奪取して良いはずが無い。

 温かいうどんを食べて、「笑って許して!」と、一笑に付し、冬の寒風を引き飛ばして欲しいものだが、懸念が払拭出来ないなら、「まるで妻」を「妻に似て」、或いは、「わし好み」にでも変更すれば、毒が薄れる?かも。

★数を頼んだ民意不在の暴走

2015-12-16 16:41:02 | 日記・エッセイ・コラム
 今年の漢字一文字は、「安」と決まった。テロや殺伐とした事件が勃発する世情に対して、安心・安全を願う国民の素直な気持ちが、反映してのことだと思う。

 それを、安倍総理は、「安を倍増すると、安倍になる」と、誇らしげに言い放った。また、14日午前、「軽減税率」が、自公両党で合意に達したことを受け、「民意をくみ取った最善の結果」と満足げなコメント。

 一方、メディアは、あたかも、軽減税率の導入が決まったかのように、「外食とイート・イン」や「出前と持ち帰り」の違い等を、興味本位に取り上げるだけ。

 肝心の国会での議論は、来年以降になるし、1兆円もの財源を確保する具体策も不明なままで、軽減税導入が既成事実化されることを、一番恐れている。

 加えて、国民年金と厚生年金の積立金を運用するGPIFが、2015年7~9月期の運用結果として、過去最大となる約7兆9000億円の赤字を出した責任を追及しない政府と、沈黙を守る奇怪な報道姿勢は、、?。

★衆院選と箱根駅伝
 戦後最低の投票率となった衆院選。結果は、安倍総理の狙い通りに与党の圧勝に終わったが、ふと、箱根駅伝の「シード校vs学連選抜」の対決が思い浮かんだ。 主催者が開催予定を繰り上げ...
あらゆる政策が、自公両党の合意で成立し、民意を反映したことになるならば、「数の暴力」以外の何ものでもない。


 次回更新は、18日の予定。

★暖冬異変

2015-12-15 08:51:18 | スポーツ
 13日早朝、気温が10度だったので、6時に妻を起こしたが、辺りはまだ真っ暗。足元に注意を払いながら、一年の無事のお礼参りを兼ねて、大乗寺まで早朝ジョグ。

 例年なら、昼間に切り替えている時期なので、参道の冬紅葉の輝きは、ことのほか、鮮やかだった。

 しかし、この好天も今日までで、17日からは、一気に冬型に突入する予報だ。去年の今頃は、鰤起こしが鳴り響いていた。思わず、耳をふさぐ凄まじい雷鳴だが、魚好きには堪らない季節を迎える。

★マラソンは気力の競技
 昨夜から雷鳴が轟き、今夜から大雪の予報。当地では、「鰤起こし」と言われ、本格的な冬の到来を告げる。 外でのランニングが叶わない季節は、一年で一番ストレスを感じる季節でもある。...

★安倍総理の金銭感覚

2015-12-14 09:28:46 | 日記・エッセイ・コラム
 中東情勢やパリのテロ、或いは、難民受入れ等々、喫緊の諸課題に、日本はどう対応するのか?
 わが国の立つ位置を議論すべき時に、臨時国会も招集せず、外交日程を優先する安倍総理。

 代理出席可能な会議があるにも拘わらず、どうやら外遊がお好きなようで、歴代総理の最多記録を更新中(訪問国・地域63、延べ85)だ。肝心の中国・韓国が入っていない以上、外交の成果を問うまでもない。

 加えて、外遊の都度、円借款や無償供与等のお土産代は、いったい、ハウマッチ?これでは、夫婦同伴の物見遊山にさえ映る。

 さて、安倍総理の一回当たりの外遊費用を調べてみたが、全く不明。運航経費は、防衛省負担で、随行員の出張費・人件費等については、各省庁の予算から充当されるので、外遊一回あたりの費用総額を特定出来ないと言うのが、政府答弁だ。

 web上には、一回当たり2億円、3億円といった憶測情報が載っているが、真偽は不明。航空会社OBが試算したデータに、「ヨーロッパを往復すると、燃料費だけで約2,300万円。2機1組で運航するので、最低でも、4,600万円位はかかる」とあった。

 いずれにせよ、その費用は、すべて国民の税金。ご自分が湯水の如く使うので、消費税の軽減額が、4,000億円であろうと、1兆円であろうと無頓着なのだろうか。