プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★プラチナ・ランナーの面目

2017-06-25 08:59:09 | スポーツ
 筋トレの効果が出たのか、最近、膝の具合が良くなってきたと実感できるので、走る喜びを満喫している。

 主治医の助言に従い、疲れを残さないために、一日おきの間隔で、ウォーク&ランを心掛けているが、超スローながらも、大乗寺まで往復(約7㎞)出来るようになってきた。

 さて、コースの途中で、畑仕事をしているおじさんと、いつの頃からか、会話を交わすようになった。

 「奥さん、先に行きましたよ!」と言われると、「いつものことです」と笑い返していたが、先日、「あれっ!奥さんは?」と訊かれ、「いつも通りですヨ」と応じたら、怪訝そうな表情を見せた。

 その人は、先行する妻と私の差は、30~40m位と知っていて、声をかけたのだが、それは、以前のこと。今は、100m以上に広がったので、見過ごしたのだろうと察し、こみ上げる笑いをかみ殺した。

★市長!忖度してぇー!!

2017-06-24 08:44:27 | スポーツ
 昨日、行きつけの総菜屋のおばさんから、「金沢マラソンの抽選結果は?」と、思い出したくない質問が飛んできた。

 「今年もダメだった。」と答えると、「地元の人優先を忖度すればいいのにねぇ」と、同情された。

 「忖度って、権力者の思惑を部下が慮ってするもんだから、市長が市民になんてない、ナイ!」と言って、大笑い。

 しかし、私にも、4年に一度だけ、忖度して貰えるチャンスがある。来年、市長選挙はないが、必勝祈願のダルマに込めた思いは、ランナーとて同じで、金沢マラソンの4回目の節目。

 3年連続で当選した人が近くにいると、たとえ、当選しても棄権すると決めていたのに、愚痴の一つも言いたくなった。

★相性:抽選漏れと落選
 2年連続で、金沢マラソンの抽選に漏れ、気分転換にと坊主頭にしたら、随分、頭が軽くなり、センサーも敏感になった。 昨日、買い物から帰宅した時、雨粒がポツリと頭に落ちた。センサー......

★行政文書の影響力

2017-06-23 08:47:26 | 日記・エッセイ・コラム
 韓国の文大統領が、米紙のインタビューで、慰安婦問題に関する日本の法的責任と謝罪を求めた発言に対し、菅官房長官は、決着済みと一蹴した。

 2015年12月28日、日韓外相が、最終的で不可逆的な解決策として、「韓国で設立する慰安婦支援財団に10億円を拠出する」との日韓合意を記者会見で発表したが、なぜか文書化しなかった。

 日本政府は、合意内容をすでに履行しているが、韓国の政権交代で、事態の収束を楽観できなくなった。

 一方、北方領土返還問題では、10数回に及ぶ日ロ首脳会談の成果として、「共同経済活動」の文書を交わした。

 最近になって、プーチン大統領は、「日本の主権下に入れば、米軍の基地が置かれる可能性がある」と、返還は難しいとの認識を示したが、文書締結以前に分かっていたことで、口実に過ぎない。

 文書の存在の有無に関係なく、信頼関係を重視する日本外交を批判するつもりはないが、韓国やロシアのしたたかさを見せつけられた気がする。安倍総理の次の一手は、、、?

★可愛さの違い

2017-06-22 09:21:02 | 日記・エッセイ・コラム
 金沢は、昨日、例年より遅い梅雨入りとなった。正確を期すと、新潟地方気象台が、北陸の梅雨入りを宣言したもので、毎年のことながら、生活実感とかけ離れた発表に戸惑う。

 原因は、気象庁の組織編成。東京管区気象台の管轄下にある新潟地方気象台が、北陸地方全体を担当するので、実感とかい離する。

 さて、自宅近くを流れる高橋川には、今年も沢山のカルガモのヒナが誕生した。雨が降ると、川の流れが速くなるので、ヒナには厳しい試練が待ち構える。親ガモの後ろに従い、流れに圧されながら、隊列を組んで、川を横切ろうと必死に泳ぐ光景は、可愛く、ほほえましい。

 小雨に濡れながら眺めていたら、親ガモが突然、立ち止まって羽ばたきして、声を発した。ヒナの列が崩れ、一斉に近くの葦の中へ逃げ込んだ。目を凝らすと、体長40~50センチの鯉の魚影が見えた。

 一帯には、トンビやカラスのほかに、シラサギやアオサギ、カモメも飛来する。カルガモのヒナには、すべて巨大な敵になる。可愛さとは弱さの裏返しであり、自然界の摂理が哀れを誘う。

 パンダなら、経済効果200数十億円と騒ぎ立てるが、カルガモは見向きもされない。しかし、私には、パンダやトキ、コウノトリなどより、自然界で健気に生きるカルガモのヒナのほうがいとおしい。

 毎朝、ヒナの数が減っていないかと心配しながら、川沿いを散歩するのも、あとしばらく。成鳥になると、無関心になるから、我ながら身勝手なものだと思いつつ、無事に感謝している。

★和敬清寂

2017-06-21 13:53:26 | 日記・エッセイ・コラム
 ジムの定休日に、源泉かけ流しの露天風呂を備えた温泉に行くのを楽しみにしているが、昨日、露天風呂の掲額が替わっていた。

 「和敬静寂」とあり、「和敬清寂」の誤りではないかと思いながら解説を読むと、「相手の人格を敬い、自分の個性を生かせば、平和で静かな生活を送れる。」とあり、「清」を「静」に置き換えた意味をくみ取った。

 安倍総理の「腹心の友人」は、ゴルフの世界でつながり、国会まで巻き込む騒ぎで、茶道の標語「和敬清寂」とは、ほど遠い。

 MSNニュースが伝える2013年5月10日に投稿された萩生田氏のブログ。カメラ目線で、缶ビールを飲む3人の写真(安倍・加計・萩生田)と記事を読めば、、、。彼らは、「そんたく」ではなく、「そんとく(≠尊徳)で繋がっていたことを窺わせる。

 かつて、小泉元総理は、YKK連合の強い絆の秘訣を問われ、「友情と打算の二重奏(二重構造とも)」と語ったと、メディが報じた。当時の私の日記には、あるTV番組で、「政治信条としたたかな打算に裏打ちされた友情」と一笑に付したのを見て、「この人は根っからの政治家だと感銘した」と記している。

 政治は、現実主義・結果主義であるとすれば、安倍総理と腹心の友人が、国政に投影した影は、消しようがない汚点に思えてならない。