プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★日豪文化の違い:学校

2018-05-15 08:25:55 | 日記・エッセイ・コラム
 孫の体験入学初日。私が、懸念していたことが現実となり、娘もさすがに弱音を吐きそうになったが、子供の教育責任は、親にあり、ジジババはサポート役に徹するしかない。

 日本語が話せない6歳の子供が、教室に座っているのでさえ、大変な苦痛を伴う。母親が教室内にいる間は、神妙にしていても、姿が見えなくなると、大声で泣き、困らせたようだ。

 また、弁当持参で、午前11時過ぎにおやつタイムがある学校と、給食以外に食べることが出来ない勝手の違い。しかも、箸を使うことが出来ないので、一切、給食を食べなかったようだ。

 救いは、周りの子供たちがフレンドリーで、親切に色々教えてくれたことで、大人と違い、一切、忖度のない本音で交流する子供たちの世界が眩しい。

 今朝、私が車で送るのを断り、娘と一緒に歩いて登校する孫の後ろ姿に、「少しでも、給食に手をつけてくれれば」と、妻と二人、祈る気持ちで見送った。


★日豪文化の違い:孫が見た交通マナー

2018-05-14 09:14:10 | 旅行記
 体験入学するF小学校まで、2㎞以上離れているので、通学ルート確認を兼ねて、孫と一緒に歩いてみたら、危険なことが浮き彫りになった。

 まず、狭い歩道を自転車が走り、歩行者が安心して歩けない。最近、自転車専用レーンが増えてきているが、それでも歩道走行が減らないうえ、レーンを逆走して平気な顔をしている人がなんと多いことか。

 また、車が自転車レーンにはみ出して、自転車の走行を妨害したり、歩行者を見つけても前を遮る「車優先・人命軽視」は、外国人には信じられないことだ。

 さらには、マーケットや病院・図書館等の公衆が利用する施設での「優先駐車」マークの無視なども、外国人には最低のマナーに受け取られる。

 どれだけ混雑していても、優先席だけは空けておくのに比べて、「空いていればお構いなし」では、優先個所を設ける必要が無いに等しい。

 孫の目を通して、日本人のマナーの悪さを痛感させられた。これでは、海外からの旅行者のマナーをとやかく言える筋合いではなっかろう。

★日豪文化の違い:物価

2018-05-13 09:08:22 | 日記・エッセイ・コラム
 パースでは、時給18AUSドル、日本の最低賃金が1,000円に届かないことを考えると、「日本の最低賃金の約二倍!なんと高いことか」と驚かされる。

 日本の若者が、ワーホリでオーストラリアへ出稼ぎに行く気持ちが分からなくもないが、そう良いこと尽くめではない。彼らの食生活は、高くつく日本食を避け、ファーストフードに偏っている。

 特に、地下資源が豊富な西オーストラリア州は、インフレが進行し、不動産バブルで、住宅は高騰しているし、電気代や水道代も高い。

 娘が、金沢のマーケットで、バナナの安さに驚いているが、輸入品に頼る日本と、国産優先で輸入禁止のオーストラリアの違いの代表例だ。また、日本国内では、キウイはNZL産のゼスプリがほとんどだが、AUSでは、隣国なのにNZL産は見かけない。

 ワーホリで留学する若者には、出稼ぎ根性ではなく、国の方針が明確な国と曖昧な国との差を感じ取ってもらいたい。 
★パース・シドニー紀行⑥物価
 パスポート・コントロールが終われば、いよいよ、楽しい旅が始まる。 オーストラリアは、インフレ進行中であることは承知していたが、ブリスベン空港内を歩き回ってみて、物価の高さを実......

★日豪文化の違い:孫の目

2018-05-11 13:42:13 | 日記・エッセイ・コラム
 5月14日から24日まで、孫が小学校へ体験入学するので、今日の午前中、娘と孫を学校へ送り込んだところ、日豪の文化の違いを実感した。

 まずは、靴文化のオーストラリアにはない内履きを購入したが、孫には、どうして内・外の使い分けをするのか理解できない様子だ。

 また、「運動着は白」というのも、服装自由のお国柄と勝手が違い、戸惑っている。
 
 私達は、弁当持参の孫が、他の生徒と同じように給食を食べることが出来るかの方が心配の種。また、午前11時にあったおやつの時間もなくなる。

 教科書がなく、宿題もなかったので、生まれて初めてのことばかりで、果たして「もう行かない」と、言い出さないかと気を揉んでいる。

★日豪文化の違い①銭湯(後編)

2018-05-10 10:21:31 | 日記・エッセイ・コラム
 4年前、パースから来日した娘家族を連れて箱根へ旅行した際、「露天風呂から富士山が見える」宿に泊まったところ、NZL生まれの夫君が、たいそう気に入り、喜んでいたら、思わぬトラブルが発生した。

 私が、孫の相手をしている間に、一人で露天風呂に浸かろうとして、日本人客に咎められたが、日本語が分からず、しょげて戻って来た。

 体に入れ墨のある人は、入浴お断りの貼り紙がしてあったので、注意されたと察し、同情した。

 それからは、私が同伴してほかの浴客に了解を貰うことにしたが、オール・ブラックスを目指したラガーには理解できないルールだった。

 来週、来日するが、温泉好きなので、何か妙案がないかと思案している。