
毎朝6時半からMXテレビで放送されている
「巨人の星」にコロ子はハマってしまいました。
今朝は「血涙の別れ」の回でした。
「トレードに出されるなら球界を引退する」と言う
伴宙太を明子が諭し、中日行きを促すというストーリー
です。
場所:喫茶店ROKKO
「星に協力して大リーグボール3号を完成させたい」と
いう伴に対し、明子は次のように言います。
あなたの気持ちは痛い程解っているつもりですわ.....ただ
あなたも青春というレース場で飛雄馬のライバルとして
戦うべきです。.......あなたを中日と言う新天地で思いっきり
暴れさせてみたい。それが、飛雄馬を鍛えることになる。
名前は忘れましたが、フランスのある詩人が言った言葉が
ありますわ。「青春に決して安全な株を買ってはいけません」
伴は「自分は球界引退を賭けている。引退しても親父の会社
に逃げ込もうなぞとは考えとらんのです。それでも安全な株
ですか?」と言って食い下がります。しかし明子の答えは
次のようなものでした。
中日に行って飛雄馬と対決するより、今のままじっと友情
とやらを抱き続けている方が居心地がいいんでしょ。
居心地のいいぬるま湯から抜け出そうとしないこと、つまり
「安全な株を買っている」とは言えないかしら。解って下さい
伴さん。
フランスの詩人って誰でしょうか。コロ子には見当もつき
ません。
ネットで調べた結果、ジャン・コクトーの言葉であること
が判明しました。
よかったらこちらをご覧ください。
みんなの名言集 ジャン・コクトーの名言
明子のにじみ出る教養には感心しました。コロ子も見習い
たいものです。