鍼灸院クラルテのスタッフ日記

院長・受付嬢・事務のおねえさん・掃除のおばさんを一人でやってるスタッフの日記です。
ゆる過ぎる頻度で更新。

東京へ (3)

2017-05-18 | 日記・エッセイ・コラム

根津美術館を後にします。

ここらで猛烈にお腹が空いてきました。時刻は14:00前。
朝4:30に起きて、家でカフェオレを飲み
機内でコンソメスープ、東博でブラックコーヒーとほとんど食べてないところへ
披錦斎で極薄の羊羹を食べて、変に血糖値を上げ下げしてしまったため
なんだか目の前が霞むほどに腹ペコです。

とぼとぼと駅へ向かっていたら、途中ヨックモック本店のカフェがありました。
ちらりと中を覗いてみたところ、所在なさげにスマホをいじるおひとり様らしき人たちが
空席待ちの列の中に見受けられます。
「ココは入りやすいかも」と私も列に加わりました。

ところが、しばらく待っていたら
なんと、おひとり様たちのところに、どんどん連れが現れ
私以外だれもおひとり様でなくなったではないですか・・・。
ものすごいアウェー感です。
でも、もう引き下がるわけにはいかない。
とにかく何か食べてやる。

しれっとテラス席に案内されるクラルテさん。伊達にツラの皮は厚くないわよ。
とはいえ、お客さんはみんな楽しそうだし
さすがにしょんぼりとなりました。


アボカドと焼きナスのガレット、とかいうやつ。カプチーノに付いてきたシガール、美味しかったな。

(まだまだつづく)
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東京へ (2)

2017-05-17 | アート・文化
次は表参道。上野からは地下鉄銀座線で一直線です。
根津美術館で当日まで開催されていた「燕子花図と夏秋渓流図」展へ
滑り込みです。

チケットを購入し、まずはお庭へ。

燕子花(かきつばた)が見頃です。
花の時季に合わせて、尾形光琳「燕子花図」が展示されるのだそうです。

で、NEZUCAFEに入ろうと思っていたんだけど、すごい行列で断念。


茶室「披錦斎」で呈茶があるというので、そちらへ参りました。


袴姿の茶男子(大学の茶道部員のバイトかしらね)が供してくれるお茶、結構でございました。

お庭をじっくり巡った後、いよいよ展示へ。
タイトルの通り、燕子花図と
鈴木其一「夏秋渓流図」が目玉です。



(ポストカードを撮影。光を入れないように撮ったら斜めになってしまいました。)

すばらしかった。観られるものなら、毎年観たい。
*****
このあたり(南青山)は、ブランドショップが立ち並び
通る人もみんなお洒落でした。
美術館に向かっているときにすれ違った和服の方
夏の羽織がとても素敵で、目が釘付けになってしまいました。

(またつづく)


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東京へ (1)

2017-05-16 | アート・文化
昨日はお休みを頂き、日月と1泊で東京へ行って参りました。
何せ20数年ぶりの東京(しかも前回は会社の研修で、当時本社のあった赤羽だし(笑))
ドッキドキのワックワクでございます。

旅は飛行機派の私、羽田からモノレールで浜松町へ。
(モノレールの座席の配列に驚く也)
で、まずは上野を目指します。
東京国立博物館で開催中の「茶の湯」へ。



恐れていた混雑は、曜変天目茶碗の展示が終了していたのと
この日は講演等が無かったおかげで
さしてひどくありませんでした。良かった良かった。

ただ、方々で“必買”と言われている図録を買ったら、非常に重かったです・・・。

鶴屋八幡の仮設カフェが設えてあったので、コーヒーを飲み、次の場所へ。

(つづく)
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KYOTO GRAPHIE ―LOVE― (3)

2017-05-12 | アート・文化
ギャラリー素形から、室町通をまっすぐ南下して
ラストは誉田屋源兵衛竹院の間と黒蔵。
こちらも帯屋さんでございます。

竹院の間では、シャネルネクサスホールからの巡回展「MEMENTO MORI」が。
メイプルソープはご存知“そのものずばり”なお写真なんですけど
あまりに均整のとれ過ぎたボディのため、美しさは感じられてもイヤらしさはありません。
で、さらーっと観て回っていたら
黒人男性のそれを、じっくり眺めているマッチョ男子がいて
むしろそちらから目が離せなくなった私なのでした。いやはや。

黒蔵では、スペインの女性写真家イザベル・ムニョスの2展示が。
ひとつはゴリラやチンパンジーの家族を撮った、なんともほのぼのしたものでして
そこから、まるで“天国への階段”かと思うような急な螺旋階段をよじ登ったところに
もうひとつの展示「Love and Ecstasy」がありました。

これが悪夢を見たような強烈な作品群でした。
もう「なんでこんなことするの?」という気持ちにしかならない。
観賞前の注意書きに「18歳未満および不快に感じる方はご遠慮ください」とあります。
いやあ、ご遠慮するギリギリのところでした。
これ観たら、鍼なんて全然コワくなくなりますから皆さんぜひ観て。14日までやってます。

*****
「Love and Ecstasy」でお腹いっぱいになってしまい
今年はコレを打ち止めとすることにしました。
時間は16:30前で
京博の海北友松展になんとか間に合いそうだと京阪三条へ急ぎ
ちょうどやってきた特急に乗り込んで座ったところ
三条から七条の間でまさかの寝落ち・・・気が付けば京橋でした(泣。
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KYOTO GRAPHIE ―LOVE― (2)

2017-05-11 | アート・文化
さてお次は、ギャラリー素形へ。
嶋臺ギャラリーから程近いところにあります。
途中に「服部織物」の建物があって
思わず「千總のきもの、服部の帯」なんて独り言が口をついて出ました。
昨年この道を通った時には、全く気付かなかったので
まあ、興味のあることしか目に入っていないってことですね。

展示は、150年前と現代の横浜を対比させたもの。
“西洋の視点で捉えた日本の今昔”とありまして
作品タイトルがときどきファンキーです。
例えば、どう見たって武士でしょうという肖像写真が
「すもう取り、もしくはレスラー」となっていたり。
きっとそう見えたんでしょうね。

そうそう。ギャラリーのある店の近くに「ユニオン」という喫茶店があって
とても気になったのですが、入る勇気がありませんでした。

(つづく)
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