コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

「もう、ダメだ」

2021-04-06 07:11:53 | Weblog
「もう、ダメだ」、
こう言う悲観論者はとても多いと思います。

人間の心と体の関係は不思議なもので、
まだ起きてもいない未来のできごとを
心配という形で意識に昇らせます。

心配で終わればいいのですが、
それが決定的なこととなって絶望視したときに、
人は「もう、ダメだ」と言います。

現実に起きていない事柄を
マイナスの形で意識に昇らせるこれらの否定語は
好ましくありません。

自律神経系の働きによって、
どんどん自分にストレスを与え、
ますます否定的な状況を増幅させてしまい、
ついにはそれを決定的にしてしまうからです。

実は心配事の80パーセントは
起こらないと言われています。

起きてしまう可能性があるのは、
残りの20パーセントだけです。
しかもそのうちの80パーセ ントは、
順序立てて整理し、
準備を整えて対応すると、
解決できることば、
かりなのです。

つまりそのときにならなければ手の打ちようのない、
真の意味での心配事は、
全体のわずか4パーセントにしか過ぎないということです。

心配性、
悲観論者の人というのは、
この 4パーセントのために悪い想像力をふくらませ、
次から次に心配の種を生み出し、
全て自分がつくった物語で脳と
細胞を常に緊張状態、
不快状態に陥れ、
自分を苦しめています。

では、
不安や心配事にはどう対処すればいいのでしょうか。

それには、
脳を心配事で満たさず、
自分にとって楽しいこと、
自信のあること、
ワクワクすることで満たせばいいのです。

そうした楽天的な心的態度を確立すれば、
思考習慣を変えていくことが可能です。

そして人生で起こることは全て、
自分にとって好ましいことだと
受け入れる余裕が生まれてきます。
そうすればいつも心の平安が得られ、
ゆったり泰然と日々を過ごすことができるのです。