コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

ため息の数だけ幸せが逃げる

2021-04-12 07:26:59 | Weblog
私の妻はいつも
「あー」とか「ぷー」とか
ため息をついています。
その都度ため息禁止を発します。

恋人同士のAさんとTさん。
お互いため息をつきそうになると、
いつもこう言い励まし合っています。
そうしているうちに自然と心が和み、
ため息の数も減ったとか
ため息は体が欲して出るものではありません。

ため息とは心が呼吸困難を起こして
「ああ、疲れた」
「まったく、やってられないよ」
そういうことを言うときに、
よく出てしまいがちです。

さほど意識していなくても、
聞いた人にとっては不愉快になるということが
多々あります。

たとえば、
自分が仕事で失敗してしまって落ち込んでいるときに、
「本当に取り返しのないミスをしてくれたもんだ」 と、
上司がため息をついたらどうでしょう。
あなたは、
まるで責められているような強い追い打ちをかけられ、
いたたまれない気持ちでいっぱいになるでしょう。

ですから、
たとえ他の人が大きなミスを犯したとしても、
ため息は心のなかだけに留めておくほうが賢明なのです。
「ため息の数だけ幸せが逃げる」
とも言われています。

まわりの人のやる気をそいだり、
傷つける可能性があるのなら、
なおさらため息はつかないに越したことはありません。
まわりの人に影響を与えるだけではなく、
ため息をつけば、
言ったあなた自身のなかにも、
「いやになるよなあ」という気持ちがわき起こり、
脳内がストレスホルモンに支配され、
仕事や勉強の能率が下がります。

そうすれば、
ますます今置かれた状況が嫌になり、
悪循環となります。
良いことは何ひとつありません。

恋人同士のAさんとTさんも、
こうして不毛なため息を戒め合い、
変わらぬ信頼を育んでいます。