コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

決心すればあとは簡単

2021-04-19 07:27:49 | Weblog
人が「できない」のは、
「やろう」と心に強く決めていないからです。

本気で決心したときには、
もうできたも同じなのです。
心に決めたものがあるときには、
もう実践の第一歩を踏み出しているものです。

今から二百年以上も前のイギリス人、
キャプテン・クックは大航海時代に、
水もれのする船を駆って、
太平洋の東端から極寒の南北両極まで、
人類史上例を見ない大探検を成し遂げました。

そんなクックを人々は世界一の船乗り、
あるいは世界一の発見者と呼んでいます。
クックは探検家として、
当時こんな野望を抱いていました。
「これまでの誰よりも遠くへ行きたいというだけでなく、
およそ人間に可能なかぎり遠くへ行きたい」
三度にわたって大航海をしたクックですが、
三度目の船の名前は、
奇しくも「リゾリユーション」号、
日本語にすると「決心」という意味です。
「決心」とはどんなに苦しくてもつらくても、
ひとたび決めたことを守り抜こうとすることです。

彼がなぜ、
海図のない時代に新しい海を切り開くことができたのか。
それは、
他の人が、
「とてもできない」
「行くことは不可能だ」
とあきらめてしまったことでも、
「とにかく行ってみよう」
「まず確かめてみよう」と前に進んだからです。

言葉を変えれば、
「より遠くへ行くんだ」と決めたクックは、
途中で何があっても明るく前向きに「楽観主義」を貫き、
ただただ前へ突き進んだのです。
「より遠くへ行き、新しい海を切り開く」
ことを決心した時点で、
クックにはその成功のイメージしか頭にありませんでした。
と同時に、
クックの強い決心は、
大探検の航海への第一歩、
またその成功への第一歩をも確実に踏み出させていたのです。

反対に、
彼が途中で決心を覆し、
「やっぱり無理だったんだ」
「いくらがんばっても前 には進めない」
とマイナス思考になっていたら、
キャプテン・クックの名は、
今の時代に語り継がれることもなかったのです。
クックの船長としての決意を端的に示す事実があります。

当時、
長期の航海につきものだった壊血病を防止するために、
上陸地点でさかんに調達した生肉を食べない者を
鞭で打ったのです。
クックは航海を成功させるためには
船員の健康が不可欠であると考えました。
「より遠くへ行く」という目的を果たすために、
敢えて非情とも思える行為に徹したのです。

クックは決心することによって、
己を信じる勇気を奮い立たせました。
そして力強いリーダーシップを発揮した結果、
世界一の船長の名誉を手中におさめたのです。

人が決心を躊躇する理由のひとつに
「怖いから」ということがあります。
「やろう」と 決めて進んだ先にあるだろう
「未知の出来事」に対して、
うまくいく保証がない、
だから「怖い」のです。

しかし、
心を決めれば、
勇気と知恵がわいてきます。
そうすれば、
自然と脳が全力であなたの味方をし、
成功へと導いてくれるのです。
恐れずに、
やるべきことをさっと決めて、
さっと実行すれば実現できるものなのです。