コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

願えばかなう!

2021-04-14 07:14:58 | Weblog
「願えばかなう!」、
これは真実です。

実際に私自身が願いつづけることで、
いつも夢を実現しています。

ある調査によると、
成功者は語彙が豊富であるという結果があります。
言い換えれば、
成功を望むならば豊富な語彙をストックして、
自由自在に操りなさいということです。

幸い私たち日本人は、
複雑な言語体系を持っているために、
言語使用能力を高め、
意識内容を豊かにすることが可能な民族です。

たくさんの語彙のなかから
自分の気持ちにぴったり合う言葉が見つかれば、
想像の世界がより豊かに広がっていきます。

言葉に親しみ意識的に使うことで、
より豊かな実りのある人生を創造することができるのです。

あなたも素晴らしい人生を歩むために、
読書体験などによって見聞を深め、
幅広い教養を身につけてください。
そして良い言葉を使ってください。

そのようにして私たちが自分のなかに蓄えた「快」の言葉を使って、
強い思いを込めて願いごとをすると天に届きます。
それが西洋の祈りであり、
仏教の念仏や題目です。

私には数年前、
とてもつらい時期がありました。
そこで私なりの祈りの言葉をつくり念じつづけたのです。
しかし、
これはただ唱えればいいというわけではありません。

「願えばかなうこと、
内なる神の偉大な力を信じながら念じるのです。
それは次のようなフレーズです。

「私の広大無辺の潜在意識は神の一部であります。
神、それは無限の知性であり、
英知であり、
大宇宙の英和であります」

これが私にとっての
「成功のキーワード」、
いわば念仏です。

この言葉のすごいところは、
唱えた途端に私の脳のモードが切り替わり、
心にゆとりが生まれて、
そのうち体まで丈夫になれたということです。

この言葉によって全脳や全身の細胞が活性化し、
私をベストな状態、
本来あるべき快適な状態に導いてくれたのです。
そうするうちに、
言葉どおりの望ましい人生が開け、
私は苦境から這い出すことができました。

願えばかなう、
これは決して精神論ではありません。
私たちにもともと備わっている自己実現の力を無理なく、
無駄なく引き出すことで、
必ず望みは実現します。


心はいつも日本晴れ

2021-04-13 07:34:05 | Weblog
澄みきったイメージが視覚中枢を刺激し、
晴れ晴れとした気分に
「心はいつも日本晴れ」
私の知り合いのYさんはかなりの楽天思考家です。

仕事が進まなくなったり
頭に浮かばないときに、
この言葉を口にすることで心をリセットします。

「すみません。どうしても納期に間に合わなくて」
小さな会社を経営しているYさんのもとには、

取引先からそんな連絡が入ることもしばしばあります。

「いやあ、
俺の心はいつも日本晴れだよ。
まあ気にせず、
じっくり良いものをつくってください」
そういうとたちまちYさんの表情が明るくなります。
そればかりか、そう言われた
人も心が軽くなります。

だいいちユーモアがありますよね。
きっと、
この取引先の人は、
「Yさんって心に余裕のある気持ちのいい人なんだな」
と今まで以上にYさんに深い信頼を寄せ、
「Yさんと一緒に仕事ができるなんてラッキーだな」
と意欲的に仕事に取り組むにちがいありません。

「人に多くを『与える』ことのできる
『ギブ&ギブ』の人だけが勝ち組になれる」
というのがYさんの持論です。

「心はいつも日本晴れ」。
Yさん自身、
そう口にすることで自らの心に栄養を蓄え、
ひいては他の人にたくさんの
心の栄養をおすそわけすることで、
自らを常にパワーアップし ているのかもしれません。

なぜこの言葉を聞くと心が晴れるのかというと、
「日本晴れ」の持つ、
雲ひとつない真っ青に澄み渡った空のイメージが
視覚中枢を刺激して、
自律神経系がそれを現実の感覚として受け取るためです。

たとえば、
すてきな初恋の思い出や楽しかったデートのことなどを思い出すと、
人間の脳にはβエンドルフィンという快感ホルモンが出ます。
これが出ると良い気分になり、
ストレスは解消されて、
免疫力が高まります。
そうすると、
脳が活性化して、
全開で働き出すのです。

「日本晴れ」も同じです。
この言葉を口にしたとたん、
「心に一点も曇りもない」
さわやかな感覚が引き出され、
Yさんの肯定的・発展的思考にますます磨きがかかります。

その結果Yさんは、
いつの間にか「ツキ」までを呼び込み、
いつも脳と細胞をベストの状態に保っていられるのです。

子どものとき、
運動会ではよく校長先生が、
「本日は雲ひとつない日本晴れ、格好の運動会日和です」
と挨拶したものです。
ですから、「日本晴れ」に対するイメージは、
ほぼ誰でも共通して、
いるものです


ため息の数だけ幸せが逃げる

2021-04-12 07:26:59 | Weblog
私の妻はいつも
「あー」とか「ぷー」とか
ため息をついています。
その都度ため息禁止を発します。

恋人同士のAさんとTさん。
お互いため息をつきそうになると、
いつもこう言い励まし合っています。
そうしているうちに自然と心が和み、
ため息の数も減ったとか
ため息は体が欲して出るものではありません。

ため息とは心が呼吸困難を起こして
「ああ、疲れた」
「まったく、やってられないよ」
そういうことを言うときに、
よく出てしまいがちです。

さほど意識していなくても、
聞いた人にとっては不愉快になるということが
多々あります。

たとえば、
自分が仕事で失敗してしまって落ち込んでいるときに、
「本当に取り返しのないミスをしてくれたもんだ」 と、
上司がため息をついたらどうでしょう。
あなたは、
まるで責められているような強い追い打ちをかけられ、
いたたまれない気持ちでいっぱいになるでしょう。

ですから、
たとえ他の人が大きなミスを犯したとしても、
ため息は心のなかだけに留めておくほうが賢明なのです。
「ため息の数だけ幸せが逃げる」
とも言われています。

まわりの人のやる気をそいだり、
傷つける可能性があるのなら、
なおさらため息はつかないに越したことはありません。
まわりの人に影響を与えるだけではなく、
ため息をつけば、
言ったあなた自身のなかにも、
「いやになるよなあ」という気持ちがわき起こり、
脳内がストレスホルモンに支配され、
仕事や勉強の能率が下がります。

そうすれば、
ますます今置かれた状況が嫌になり、
悪循環となります。
良いことは何ひとつありません。

恋人同士のAさんとTさんも、
こうして不毛なため息を戒め合い、
変わらぬ信頼を育んでいます。


なんくるないさ

2021-04-09 07:41:37 | Weblog
おおらかな気持ちでいれば、
何でもなんとかなるんだ。

「なんくるないさ」

そう言ってものごとを深刻に考えないで、
窮地を切り抜けることが得意なのが沖縄の人たちの特長です。
その意味は
「どんなことがあってもなんとかなるよおー、だいじょうぶさ」
というものです。

もともと沖縄には
「てーげー精神」というものが根づいています。
これは、
良い意味では「なるようになる」、
悪い意味だと「適当に」「いい加減な」という感じになります。

それが「なんくるないさ」という
口ぐせに象徴された
沖縄の県民性にもなっているというわけです。

この「なんくるないさ」が
人々の強い力になった象徴的な出来事がありました。

沖縄が本土復帰を果たした1972年のこと。
沖縄にはすでに、
最強の悪魔と呼ばれた
害虫「ウリミバエ」が上陸していました。
このウリミバエは野菜という野菜の果実を食べ尽くし、
沖縄名産のゴーヤを全滅に追いやりました。
しかも沖縄だけではあきたらず、
どんどん北上していったのです。
その数、なんと3億匹。
そこでウリミバエ根絶特命プロジェクトが結成されました。
しかし、
なかなかプロジェクトはうまくいかず、
その後の闘いはアメリカ軍との闘いに
変わっていきました。
なぜなら、
アメリカ軍基地内に広がる密林こそが、
このウリミバエの発生源だったからです。
与儀善雄さん。
返還前の、
琉球政府の植物防疫官をしていた彼は、
この責任重大なプロジェクトのメンバーに選ばれました。
与儀さんはアメリカ軍に果敢に立ち向かい、
決してひるまず、
「沖縄県民のために協力を」と要請しつづけたのです。
「OK」
与儀さんの粘り強い交渉によって、
ついにアメリカ軍からその言葉を受け取り、
1989年、
ようやくプロジェクトは大成功のうちに
闘いの幕を閉じることができました。

「このプロジェエクトの成功は人に宙心まれたからです。
私たちには『なんくるないさ』とう方言があります。
みんな問題が起こると、
この言葉を繰り返し、
そのうち2、3ケ月もすると
本当に誰かが解決してくれるんですよ」
と与儀さん。

実はプロジェクト・メンバーに任命されたとき、
与儀さんは身震いが止まらなかったと言います。
勝ち目のない戦争に
ひとりで打って出るような気分だったからだそうです。
「なんくるないさ」
その一言葉をいつも念じていたのは誰あろう、
他ならぬ与儀さんだったはずです。

さて、
話はかわりますが沖縄は離婚率全国堂々1位の県です。
その理由は、
「たとえ離婚しても、周囲の人のバックアップが強力だから」
というものです。
「なんくるないさ」の精神か根づく沖縄の人らしい理由です。
「なんくるないさ」という言葉は、
実は信頼と自信の言葉なのです。

「大丈夫だよ、
絶対できるよ。
あなたはひとりじゃないんだから」
という内なる声が強い力を与えてくれます。
それが、「できるさ」に変わり、
「できた」に変わっていくのです。

向上心、向上心

2021-04-08 07:37:50 | Weblog
中学校の教師をしているOさんは、
気がつくとこの言葉を口にしているそうです。

「向上心、向上心」
もともと阪神の掛布雅之選手のファンだった。
色紙に書かれた掛布選手の
「向上心」という言葉がとても気に入り、
気持ちが沈んでいるときや
忙しさで気持ちに余裕がなくなったときに、
自分へのエールとしてこの言葉を使っているのです。

「向上心、向上心」と言うと、
まるで掛布選手からの応援メッセージであるかのように、
Oさんはとても勇気づけられるのだとか。
掛布選手だけではなく、
「向上心」をモットーにするスポーツ選手は少なくありません。

ニューョーク・ヤンキース時代の松井秀喜選手は、
「完成なんてまだまだ。
いや完成なんてない。
向上心がなくなったら野球をやめる」
とまで言っているくらいです。

また、
スポーツ選手に限らず向上心というものは
どんな人にでもあります。
その度合いは人それぞれですが、
誰もが現状に百パーセントは満足していないものです。

「もっときれいになりたい」
「もっと達成感のある仕事をしたい」
何かしら「今よりもっと良い状態を」
と思っているはずです。

それは
「発現遺伝子」の働きによるものです。
発現遺伝子には、
私たち人間が生き延びるために、
自分の子どもに自分よりも優れた遺伝子を
伝えようとする働きがあります。
その働きによって脳は死ぬまで発達し、
それに伴い、
学習や自己成長も死ぬまでつづくのです。
ところで、
「向上心、向上心」と口にするとき、
Oさんは
「誰よりも多くボーナスが欲しい」
「社会に認められるような権威ある立場につきたい」
と思っているわけではありません。
もし、そのようなことを思ったら
Oさんはたちまちストレスを感じてしまいます。
なぜなら、
他者との比較が前提になっているからです。
Oさんが思い浮かべるのは、
あくまで自分が「本当に望んでいる」ことです。

「教師として、
もつと勉強をして生徒の質問にすぐに答えられるようになりたい」
「人間として、
手話を学んでもっとコミュニケーションを楽しもう」
そうすると、
今より少しだけ良い状態の自己像が想像でき、
心地よい弛緩(リラックス)と緊張(集中)の状態を
保つことがきます。
同時に、
この言葉を口にすることで掛布選手の
ダイナミックなバッティングシーンが脳裏に浮かび、
Oさんはとても爽快な気 分になれるのです。

今ではOさんは掛布選手のように、
自分も「ここぞ」というときに
ホームランをかっ飛ばすことのできる。
さぞも強運で頼もしい
自己像を思い描くことに成功し、
いつでもやる気を持続させることを可能にしています。

今、
この時代に生きる私たちに求められるのは、
自分にもともと備わっている自己実現の力を無理なく、
余すところなく引き出して、
いつまでも若々しい心と体でより良い人生を歩むことです。
「向上心、向上心」とやる気を奮い立たせることで、
ビジネスの運気も途端に上昇していきます。
これをつづければ、
若々しい元気な脳で、
生涯現役というライフスタイルも手に入るでしょう。


私は運がいい

2021-04-07 07:31:47 | Weblog
「あなたは運の良いほうですか?悪いほうですか?」
これはある住宅メーカーの入社面接時の社長質問です。

「はい、すごく良いほうです」
もし甲乙つけがたい人がいるならば
こう答える人を優先的に採用するのだそうです。

同社の社長いわく、
「どんな人の人生にもアップダウンはつきもの。
しかしそれを運が悪い」
と受けとるかどうかで運命が変わります・
「運が悪く、会社全体に悪運を導いてしまうからです」
とのこと。

仕事をすれば誰もがストレスを感じます。
しかし、
ストレスというのようなものは
いつも体に悪影響をおよぼすものばかりではありません。

「ストレスは人生のスパイスだ」

そういったのは
ストレス学説を説いた
カナダの生理学者ハンス・セリエ博士です。

適度のストレスは発奮材料になり、
過度のストレスは心や体に防衛反応を引き起こすのです。

しかし現実には同じものごとでも、
ストレスを過度に感じる人とそうでない人がいます。

たとえば、
あなたに未知の仕事が与えられたとしましょう。
「いやあ、新しい仕事を任せられるなんて貴重な体験だ。
なんて自分はラッキーだろう」
そう思う人もいます。

一方、
「こんな無理難題を押しつけられるなんて、
俺に対する嫌がらせだ。
俺ってツイてないな」
そんなふうに思う人もいるはずです。

そもそも人というのは、
さまざまな出来事に出会いながら生きていますが、
その受け止め方ひとつで、
まったく正反対の結果を招くことがあります。

前者はストレスを自分の味方にして成長の足かがりを見つけます。
ところが後者はプレッシャーに押しつぶされ、
副腎から出たアドレナリンという
ホルモンのせいで体調を壊したり、
心のバランス を崩したりしてしまいます。

楽天思考の人は、
たとえ悲観的なことが起きても楽天的に考えることができるので、
困難に打ち克つことができます。
たとえば、
仕事がうまくいかない、
経済状態がかんばしくないという苦境にあっても、
次の努力を生み出すことができます。
全てを楽観的に考えれば、
信じている結果を自らがつくりだし、
本当にツキのある人生を歩むことができるのです。
そういう人は自信とやる気が内面からにじみ出て、
まわりにいる人にも良い影響を与えます。

ところが悲観思考の人は、
楽天的に考えていいことまで悲観的に考えてしまいます。
いつも不安で心配そうな表情をしています。
すると周囲にいる人も何となくやる気がなくなり、
それが職場中に蔓延してしまうのです。
こういう人は低迷・停滞こそすれ
成長することはできません。
そればかりか、
まわりの運気も下げてしまいます。

人はともすれば、
言葉を悪い方向へ使いがちです。
しかし、
それで運を逃していては元も子もありません。
虚勢でもいいのです、
良い言葉を使うことが大切です。
望む人生へと方向転換を図りたい人は
この言葉を言いつづけてください。

「私は運がいい」は、
自分を成長させ、
開運のお守りにもなるゲンの良い言葉です。


「もう、ダメだ」

2021-04-06 07:11:53 | Weblog
「もう、ダメだ」、
こう言う悲観論者はとても多いと思います。

人間の心と体の関係は不思議なもので、
まだ起きてもいない未来のできごとを
心配という形で意識に昇らせます。

心配で終わればいいのですが、
それが決定的なこととなって絶望視したときに、
人は「もう、ダメだ」と言います。

現実に起きていない事柄を
マイナスの形で意識に昇らせるこれらの否定語は
好ましくありません。

自律神経系の働きによって、
どんどん自分にストレスを与え、
ますます否定的な状況を増幅させてしまい、
ついにはそれを決定的にしてしまうからです。

実は心配事の80パーセントは
起こらないと言われています。

起きてしまう可能性があるのは、
残りの20パーセントだけです。
しかもそのうちの80パーセ ントは、
順序立てて整理し、
準備を整えて対応すると、
解決できることば、
かりなのです。

つまりそのときにならなければ手の打ちようのない、
真の意味での心配事は、
全体のわずか4パーセントにしか過ぎないということです。

心配性、
悲観論者の人というのは、
この 4パーセントのために悪い想像力をふくらませ、
次から次に心配の種を生み出し、
全て自分がつくった物語で脳と
細胞を常に緊張状態、
不快状態に陥れ、
自分を苦しめています。

では、
不安や心配事にはどう対処すればいいのでしょうか。

それには、
脳を心配事で満たさず、
自分にとって楽しいこと、
自信のあること、
ワクワクすることで満たせばいいのです。

そうした楽天的な心的態度を確立すれば、
思考習慣を変えていくことが可能です。

そして人生で起こることは全て、
自分にとって好ましいことだと
受け入れる余裕が生まれてきます。
そうすればいつも心の平安が得られ、
ゆったり泰然と日々を過ごすことができるのです。


リミットレス

2021-04-05 06:24:57 | Weblog
「リミツトレス(無限)」 そう言いつづけて、
2002年、
日本マット界空前の主役にたったのは、
ボブ・サップさんです。

ボブさんと一言えば、
わずか数ケ月の格闘技トレーニングで
K1王者の二選手に連勝し、
また総合格闘技PRIDEと、
プロレスの三つをかけもちして試合に出場するという、
まさに「リミットレス」の強さで格闘技界を
震憾させている荒くれ者でした。

また、
彼はそのユニークなキャラクターから、
バラエティ番組でも人気が爆発しましたが、
新しい年を迎えるにあたって、
「2002年には人気も出たし、多くのことを学んだ。
2003年ももっと多くのことを学びたい。リミットレスだよ」
と語っていました。
もちろん今でも貧欲に夢をむさぼっています。
「僕はリミットレスと言い聞かせるんだ。
リミットを作るから疲れや痛みを感じる。
疲れても『疲れていない!』、
痛くても『痛くない!』と思うことで
自分をコントロールすれば、
疲れや痛みも感じなくなるんだよ」と言います。

これはプラシーボ効果を意識した言葉ともとれます。

プラシーボ効果というのは偽薬効果のことで、
私たちの体は脳で信じ込んだとおりの
化学反応を起こすというものです。

これを応用して考えると、
彼は自分に「リミツトレス」と言い聞かせることで、
普通よりもかなり早い時期での
筋肉増強を可能にしたことがわかります。
しかも、
彼は「疲れていない」「痛くない」と自分の脳に働きかけ、
不屈の肉体と精神 力をさらに養っていったのです。

たとえば、
これをトレーナーとともに言ったら効果はどうなのでしょう。
お互い「リミットレス」と一言いい合うことで、
さらに短期間でより強靭な肉体が
効率的にできあがっていくのではないでしょうか。
彼を見るかぎり、
このことはかなり確定的なことだと言えそうです。

実はこのことは、
イギリスの精神分析医、J・A ・ハドフィールド博士が
実験をして明らかにしています。
博士は三人の男性に握力計を握らせました。
「君たちは弱いんだ」とマイナス暗示をかけると
何も言わずに計測したときの握力の
三分の一以下の数値しか出ませんでした。

今度は、
「君たちは強いんだ」という暗示をかけると、
握力は通常の五割増しに跳ね上がりました。
たったこれだけの言葉で生体内化学反応が大きく変わったのです。
暗示というものが、
いかに力を持っているかが良くおわかりになるでしょう。
つまり、
言葉はそれ自体が力となって脳に働きかけるのです。

「失敗する」
「私には無理だ」
「ダメだ」
「できない」と言えば、
そのとおりの結果になってしまいます。

反対に、
「さあやれる」
「私はできる」などのプラスの暗示をすると、
成功につながり、
「やればできるんだ」と自信がつきます。
「リミットレス」、
この一言葉はプラス暗示で不可能を可能に変える
魔法のスイッチです。


ピンチはチャンス

2021-04-02 07:22:05 | Weblog
人生にはチャンスの種がいっぱい転がっています。

「ピンチはチャンスだ」
そう言って、
雨の日も売り上げを伸ばしたブティックの店長さんがいます。

Oさんは、
5年前に郊外の街に念願のブティックを開きました。
周辺に大きなショッピング・モールがあったため、
そこからお客さんが流れてくること、
また商品群に特徴を持たせたため、
ファミリー層だけではない独自の客層もつけることができました。
客単価も高くなり、
オープン以来緩やかながら右肩上がりの
売り上げをキープすることが できたのです。
ところが売り上げ目標を達成できるのは、
お天気の良い日だけです。
雨の日にはまるで売り上げが伸びません。
そんなとき、
雨の降るなかを高校時代の友人が店を訪れ、
こう言ったのです。

「雨の日ってチャンスでしょ」
Oさんは何を言っているんだろうと思いました。

「雨の日は客足が悪く悩みのタネなの」
「だって、雨の日にお買い物にくるお客さんって、
目的買いの人が多いじゃない?
接客次第では客単価も上がるでしょ。
私なんか、
雨に濡れてわざわざ行ったお店のスタッフが感じ良かったりすると、
もう一品もう一品、ってついつい買い過ぎちゃうくらい。
空いてるし、じっつくりお買い物をするのにちょうどいいのよ」

Oさんはさっそく次の休みの日、
ちょうど雨が降っていたこともあり、
近くのショッピング・モールにリサーチに行きました。
するとお客さんの数が少ないのは仕方ないと、
店員さんもみんなやる気のない暗い顔をしていたのです。

「これじゃあ、お客さんだって買う気が失せちゃうわよね」
そう思った0さんはそれから、
雨の日はいつにも増して明るく接客をしました。

「いらっしゃいませ。
雨のなかをわざわざお越しいただいて
ありがとうございます。
ところでついさっき新しい商品が入ったんですけど、
いかがですか。
もしよろしかったらご覧になってください」

するとどんどん雨の日の売り上げが伸び始め、
晴れの日より、
むしろ雨の日のほうが売り上げ達成率は
高くなるようになったのです。

Oさんはそのとき以来、
雨が降ると
「ピンチはチャンスだ」と自分自身に言い聞かせ、
いつもの倍はニコニコし、
テキパキと接客をするようになりました。
すると不思議なことに、
入店するときは天気の悪さに不快感を隠しきれないでいた。
お客さんも、
「なんかお宅のお店に来ると元気が出るわ。
あっちDモ―ルよりもいいわね」 と言って、
足取りも軽やかに帰って行くようになったのです。

人生にピンチはつきものです。
人は常にピンチと隣合わせで生きているのです。

しかしピンチに遭遇したときに、
私たちは、「チャンス」へと向かう
新しいスタート台に立っていると
考えるようにしたらどうでしょうか。
ピンチの数だけチャンスが存在する、
そう思えば、
ピンチは決して苦痛ではなくなります。
「ピンチはチャンスだ」言い切る柔軟さで脳を全開にし、
人生を豊かに変えていき ましょう。


これでいいんだ

2021-04-01 06:20:05 | Weblog
「これでいいんだ」

私自身がどんなときでも、
こう言ってきました。

健康や若さを保つために、
楽天的に生きることがどれほど大切かをよく知り、
またそのために「言葉の力」 が
どれだけの効果を持つかも良く知っていたからです。

作家・ヘミングウェイが言いました。
「何と多くの人が財布の中身を考え、
他人の思惑を考え、
家庭を考えてつまらない人生に甘んじてしまうことか。
くよくよ考える人間ははじめから運に見放されており、
勇気なんて滑稽にしか見えず、
才能があっても活用されずに終わるのだろう。
挙げ句の果て は、
不平不満の虜になるのがオチである」

つまり楽天思考こそが運を開き、
才能を開花させ、
人生をより良く生きるように導くということです。

これは私たちの脳内システムと見事に合致した考え方です。

人間の体はもともと快適に生きるようにつくられています。
快適でベストな状態を自らつくりだせる生物だったからこそ、
人類は長い淘汰と進化の歴史を生き残ることができました。

言い換えれば、
私たちの誰もが快適に生きることのできる
「偉大なる楽天家」であり、
成功する要因を兼ね備えた「世界最強の勝ち組」なのです。

ところが実際には「負け組」の人生を歩んでいる人がいます。
しかしそれは、
その人が楽天的な遺伝子が働くための
発現遺伝子にスイッチを入れていないだけのことなのです。

「楽天的」な言葉を使えばすぐに脳が切り替わり、
またそれを継続して使うことで
思考習慣そのものが楽天的になります。

そしてその変化を認識した瞬間に、
人間には大きな自信が生まれます。
この自信が見えたときに確信となって
おのずと良い解決法が見出せ、
その結果「勝ち組」としての人生を
歩むことができるようになります。

もしあなたに「負けぐせ」がついていたとしても、
「継続→変化→自信→確信」のステップで誰もが、
人生を好転させることができるのです。

そして、
この「楽天思考」を導くための言葉の最たるものが、
「これでいいんだ」と
いう言葉です。

「これでいいんだ」には次のような効果があります。

1 脳が「大丈夫なのだ」と理解し、「うまくいく方法」を見つけ出す
2 パニックや不安感を抑え、ストレスを撃退することができる
3 なんとかなるにという自信がわき、苦境が苦境でなくなる
4 問題は解決すると楽観的に考えることができるようになる
5 解決手法が見出せて、そのとおりにすると本当に問題が解決する

トラブルに遭遇したとき、
また落ち込んでいるときなどに、
ぜひ「これでいいんだー」と大きな声で言いつづけてください。