ここあコテージ

風景、鳥、畑、クラフト、ハンドメイド「みつより」情報など発信♪

卒業の季節

2012-03-01 15:40:39 | その他
3月に入りましたね!
それだけで嬉しい

今日、県内の多くの高校は卒業式がありましたね。
これから、大学や専門学校に入る人もいれば、
社会に出て働く人もいれば、
家のお仕事をする人もいれば、
まだこの先の事が決まっていない人もいるかもしれません。

どんな場合でも、とにかく、卒業おめでとう


自分の最後の卒業式は、もうかなり前のことで、
すっかり忘れてしまいました

この年になると、もう学校と呼べる所に入る
なんてことは、ほぼ0に近いかな?

ということは、後は人生の卒業式を待つ身でしか
無いの・・・?
なんかそう言ってしまうと淋しいような、悲しいような・・・


ラジオ深夜便(NKH)で、1~3月の曲の中に
八神純子さんが歌う「さくら証書」という曲があります。
ご存じですか?

この曲は、八神さんが、ご自分と息子さんの事を歌った歌です。
結構感動する歌詞と曲なので、ラジオ深夜便を聴いてみて。
(ただし、夜11時~朝5時のあいだの、何時台に流れるか
その時によって違うので、調べてみてからにした方がいいです。
ラジオ深夜便で検索を)

歌詞を紹介すると・・・

「生まれてくる時  子どもたちはみな
 父と母を選ぶのだと いつか教えられた。
 それが本当なら  私たちの事選んで
 生まれて来てくれたことに ありがとう。

 桜並木の下から  あなたは私に手を振り
 短すぎる制服の袖を 笑う
 そんな微笑みを  見失わないように生きて
 あなたがあなたであるために 闘うこともあるでしょう。

 
 卒業式まで あと残り5分
 おじいちゃんと 記念写真
 どこか似てる二人

 体育館への すみれの坂道
 夢中でボール追いかけた その姿はもうない。

 そんな小さな奇蹟の 連続こそが幸せと
 失った今になってわかる
 
 時に母として 時には一人の友として
 傷つけることばを 投げつけたこともある。

 
 あなたがいつしか 父親になっていく時に
 すべて愛だったと わかる日が やがてくる。

 卒業証書を 手にしたあなたに
 さくらの花びらが舞って
 私の春になった 





この曲は、息子さんに当てていますが、
実は、自分への「子育て卒業ソング」でもあると言っています。

子育てでは、この歌詞のように、子どもに対して
時には、傷つけるような言葉や態度をとってしまった
なんてことは、誰にもあると思います。

その都度、それを後悔して、
もう二度とそれを繰り返すまいと心に決めます。

でも、また同じような言葉や態度をとってしまう。

・・・こんなことの繰り返しかもしれませんよね。

どうしても、そんなマイナスと思える事ばかりに
気持ちが向いてしまうと、

いつしか、お互いにいたわり合ったり、慰め合ったり、
支え合ったりしている日々さえも忘れてしまい、
自分を卑下したり、落ち込んだりします。

必ず親と子は、どこかで心がしっかりつながっている事を
忘れてはならないし、
たとえ失敗しても、取り返せると信じます。

そして、むしろそんな数々の失敗を通してでなければ
わからなかった事も多くあるのだし、
それらを通して、お互いに成長していくと
信じています。



そういえば、4年前に、娘が大学進学で家を出て行った頃に
はやっていたのは、青山テルマさんの歌でしたね。
「わたしはここにいるよ・・・」
っていう歌。覚えていますか?

私は普段、はやりの歌にはうといので、歌詞もほとんど
覚えていませんが、あの時だけは、歌詞とメロディーに
心がぐっときましたね。

たぶん娘が家を出るという、はじめての子離れ体験に
私の心がかなり揺れたのかもしれない。
心配もあったし。


そういえば、あの日、そう、娘が家を出て行った日、
私たちが知らない間に、娘はテーブルの上に、
一輪のオレンジ色のガーベラを花瓶に入れて、置いてあって、
カードに「ありがとう」と書かれていたっけ・・・

これを思い出すと、もううるっと来るんですが。

私の九州に行った旧友が、その日から数日後に電話してきて、
彼女曰く
「娘が遠くに行ってしまった後、わたしは、大泣きしてしまった」
と私に告白しました。

親って、特に母親って、みんな大なり小なり同じなんだなあって
つくづく思わされましたね・・・ええ

早いもので、あれから4年・・・
娘は戻ってきて、また3人での生活が始まろうとしてます。
果たして、娘が居なかった長い4年間のリズムを
元のリズムにうまく戻せるものかしら?

そんな娘は、まもなく旅行で韓国へ行くそうです。
卒業旅行なんて、私の時にはなかったですねえ。
いつから始まったのかな。


感傷に浸ってられないので、気を取り直して
元気にいきましょ。

ここあでした。